前場コメント No.16 エボラブル、エンジャパン、新川、リネットジャパン、OSGなど

2018/02/13(火) 11:31
★10:29  エボラブルアジア-反発 エアビーアンドビーと「ワンストップサービス」で業務提携
 エボラブルアジア<6191.T>が反発。同社は2月13日午前、世界最大手のコミュニティ主導型マーケットプレイスを運営するエアビーアンドビー(米国カリフォルニア州)と、コンソーシアム型代行サービス(ワンストップサービス)の包括的業務提携に関する覚書を締結したと発表した。これによりエボラブルは、エアビーアンドビーに特化したコンソーシアム型代行サービスを行う日本初の公式パートナーになるとした。

★10:30  エンジャパン-大和が目標株価引き上げ 主要事業の成長加速で中期成長が見えてきた
 エン・ジャパン<4849.T>が反発。大和証券では、主要事業の成長加速により、中期成長が見えてきたと判断。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を5200円→6000円と引き上げた。
 3Q累計営業利益は前年同期比32.9%増の同71.5億円。エン転職を中心に各求人サイトが好調を持続し、大和想定をやや上ブレての推移。人件費や広告宣伝費などの効率化が進み、3Q営業利益は同61%増の23.4億円、3Q営業利益率は同4.8%pt改善の23.4%。
 「ミドルの転職」「エン派遣」など他求人メディア、人材紹介は成長が加速し、連結増収率は1~3Qで27%前後の高成長を継続。ユーザー層拡大だけでなく、詳細な記事広告や入社後支援などの「転職希望者の定着率向上」施策が、求人企業に高く評価されているとの見方を示した。

★10:31  新川-急落 通期営業赤字転落見込む 3Q累計は5.3億円の赤字で着地
 新川<6274.T>が急落。同社は9日に、18.3通期の連結営業損益予想を従来の3.1億円の黒字から5.1億円の赤字(前期は2.9億円の黒字)に引き下げると発表した。
 メモリ市場におけるワイヤボンダ設備投資が想定より低調に推移していることに加え、ダイボンダおよびフリップチップボンダに使用するキーパーツの調達リードタイムが長期化し、生産への影響が出ていることが響く。なお、想定レートは1米ドル110円となっている。
 また、18.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は5.3億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)だった。
 併せて、従来未定としていた18.3期の期末配当予想について無配とすることも発表した。年間配当も無配(前期も無配)となる。

★10:35  リネットジャパン-上げ幅拡大 カンボジアのチャムロンを子会社化へ
 リネットジャパングループ<3556.T>が上げ幅拡大。同社は2月13日9時15分に、決算と併せて、ソーシャル・マイクロファイナンス機関である、チャムロン(カンボジア)の主要株主から株式を取得し、筆頭株主(持ち分「比率90%)となる株式譲渡契約を締結したと発表した。
 株式取得は8月を予定。チャムロン社が有するカンボジア全土に展開する21の支店、職員数約200名、顧客口座約2万4000のネットワークを活用し、設立準備中のリース会社と密接に連携させることで、金融事業を加速・拡大することができると判断したとしている。

★10:36  OSG-みずほが目標株価引き上げ 非自動車分野での利益成長加速を見極めたい
 オーエスジー<6136.T>がもみ合い。みずほ証券では、シェア拡大や非自動車分野での利益成長加速を見極めたいとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
 主なポイントは、(1)足元は中国や国内で代理店向けの汎用的な超硬工具需要が堅調、北米では航空機向けがCFRP加工関連で好転、(2)18.11期は80周年記念関連費用はあるが、増収増益が続く公算、(3)ただし、最大顧客・自動車業界の最終需要の伸び鈍化やM&Aに関するのれん償却負担により、向こう数年の利益成長性はセクター内では低位にとどまる可能性あり、(4)バリュエーション面に特段の割安感は見出し難いなど。
 堅調な業績を評価し、決算発表前後で株価は好転。さらなる上昇には、主力製品タップなど既存事業におけるシェア拡大や、買収企業との明確なシナジー創出が求められると指摘。


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