後場コメント No.2 ミズホメディー、コクヨ、オムロン、三井金属、ウチヤマHDなど

2018/02/13(火) 15:00
★12:36  ミズホメディー-後場下げ幅縮小 今期8%営業増益見込む 前期は61%増益着地
 ミズホメディー<4595.T>が後場下げ幅縮小。同社は13日12時に、18.12期通期の営業利益予想を9.1億円(前期比7.5%増)と発表した。
 主力製品のインフルエンザ検査薬をはじめ、アデノウイルス、Strep A、ノロウイルスおよびマイコプラズマなど、その他の感染症項目の検査薬について、積極的な営業活動ならびに性能改善を継続することによりシェアの拡大を図るとしている。
 併せて発表した、17.12期通期の営業利益は8.5億円(前の期比60.6%増)だった。インフルエンザ検査薬において、主に機器試薬システムの機器の累計販売台数の増加にともない、試薬の売上高が伸長したことなどが寄与した。

★12:39  コクヨ-後場上げ幅拡大 今期2%営業増益見込む 増配も計画
 コクヨ<7984.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日前引け後、18.12期通期の連結営業利益予想を180億円(前期比2.3%増)とすると発表した。市場予想は188億円。配当金は32円と増配を計画している。
 ステーショナリー関連事業で、国内では新商品開発とマーケティングを強化するほか、海外ではインド・中国・ベトナムで積極的な新商品の投入、工場の生産性の改善、販売力の強化などを進める。
 併せて発表した17.12期の営業利益は176億円(前の期比13.9%増)と、市場予想169億円を上回った。通販事業のカウネットと国内でのオフィス家具販売が伸長した。コストダウンの推進と商品ミックスの改善なども寄与した。期末配当金も従来予想の13.5円から15.5円へと引き上げた。

★12:40  オムロン-野村が目標株価引き下げ 営業増益率は18.3期Q3をボトムに再加速へ
 オムロン<6645.T>がもみ合い。野村証券では、営業増益率は今18.3期Q3をボトムに再加速するとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8000円→7500円と引き下げた。
 今18.3期Q3決算は、制御機器事業(IAB)での高需要により販売拡大が続いた一方、同事業や全社共通の先行投資負担(R&D、販売網、人材、IT関連)が増やされたことで営業増益率が伸び悩んだ。もっとも、これは前半期(18.3~19.3期)に成長投資を加速させる現行の中期計画「VG2.0(18.3~21.3期)」と整合的な取り組みではある。FA業界や医療業界などで「地球価値創造企業」を標榜する同社の事業投資への意気込みは野村が従来見ていたより強いが、それでも当面は拡大するFA(IAB)需要の強さで、これらの投資負担増を吸収できると見るとした。今18.3期が3期ぶりに営業最高益の野村予想は不変。

★12:44  三井金属-野村が目標株価引き下げ 逆風下でも崩れず成長は続く
 三井金属鉱業<5706.T>が6日ぶり反発。野村証券では、逆風下でも崩れず成長は続くとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8300円→7350円と引き下げた。
 17年10~12期決算では、スマホの大幅な調整局面でも相対的に安定した業績を確保できることを確認できた。成長ドライバーの極薄銅箔(マイクロシン)は足元では販売が減速しているが、新しい取引先への納入が進む見方に変更はないほか、用途拡大の可能性も出ており、中期的な成長余地は大きいと指摘。来19.3期以降の在庫評価損益を除く経常利益の野村予想に大きな変更はないとし、引き続き魅力的な投資対象と考えるとした。

★12:45  ウチヤマHD-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益65%増 介護事業やカラオケ事業の増益で
 ウチヤマホールディングス<6059.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日12時30分に、18.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は10.0億円(前年同期比65.1%増)だったと発表した。通期の会社計画11.2億円に対する進ちょくは88.8%となっている。
 介護事業が、既存施設の平均入居率が93.9%(前年同期既存平均入居率91.8%)と上昇したことなどにより、増益となった。また、カラオケ事業が増益となったことや飲食事業が黒字転換したことも寄与した。


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