〔Market Flash〕長期金利上昇は世界景気回復を反映、日本株への強気継続~三菱UFJMS

2018/02/14(水) 10:05
【10:00】長期金利上昇は世界景気回復を反映、日本株への強気継続~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のマンスリーストラテジーリポートでは、今年前半の日本株に対して強気の見方を継続している。国内外の景気回復や業績改善はある程度織り込まれたとみているが、当面、世界的に設備投資が堅調であることが、日本企業の業績を押し上げると予想している。また、国内の人手不足を背景に、パートタイム労働者の時給に加えて、中小企業の正社員の賃金が上昇する可能性が高いと考えている。日本経済がデフレを脱するならば、一つの構造問題を克服することになり、債券に比べて株式の投資魅力が高まると想定している。また、最近の欧米の長期金利上昇は、世界景気の回復を反映していると三菱UFJMSでは捉えている。先月末からの世界的な株価下落は強気ポジションの修正が主因で、長期化する可能性は低いと考えている。 【9:40】商社の3Q決算の底流には世界景気回復と還元強化の流れ~SMBC日興  SMBC日興証券では商社の18.3期3Q決算を総括しており、実態経済の堅調さが非資源ににじみ出ていたことと、株主還元強化の流れを再確認できたことの2点が、ハイライトできる内容とコメントしている。前者は、各社の売上総利益の伸びや一過性損益を除く実態純利益に垣間見えるとしている。後者については、昨年12月に増配を発表した伊藤忠(8001)も含めると、豊田通商(8015)以外の6社が増配を発表しており、特に三井物産(8031)が株主還元のあり方を明示した点が好感された。SMBC日興では、18.3期はセクター全体として株主還元強化が注目される年とみているが、これは外部環境の好転のみに依拠するものではなく、規律ある投資、財務体質改善、「買いづらい」投資環境の3点が導く構造的変化と解釈している。そのため、配当に一定のフロアを持ちつつ、アップサイドが狙える状況は、来期も続く可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は東海カ、日梱包、東建物、紀陽銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東海カ(5301) +9.99%、日梱包(9072) +9.77%、東建物(8804) +9.36%、紀陽銀(8370) +9.34%、日製鋼(5631) +7.66%、名銀(8522) +7.06%、堀場製(6856) +6.29%、北国銀(8363) +5.92%、ノーリツ(5943) +5.19%、山合銀(8381) +4.56%などが高い気配値。  一方、ネクソン(3659)-16.56%、井関農(6310) -6.52%、アズビル(6845) -5.98%、千代建(6366) -5.03%、TC-Lea (8439) -4.62%、ADEKA(4401) -4.16%、ケーヒン(7251) -4.12%、関西電(9503) -3.97%、日信工業(7230) -3.60%、ITHD(3626) -3.31%などが安い気配値となっている。
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