前場コメント No.17 NEC、ケイブ、鈴木、不二越、インタースペースなど

2018/02/14(水) 11:30
★10:10  NEC-JPモルガンが目標株価引き上げ 構造改革の進ちょくと効果を見守るフェーズ
 NEC<6701.T>が続伸。JPモルガン証券では、まずは構造改革の進ちょくと効果を見守るフェーズとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3080円→3220円と引き上げた。
 取材を経て業績予想を実質上方修正し、目標株価を微調整。成長領域の収益成長が顕著になるまで時間を要すると見られ、しばらくはコスト削減施策と効果の進ちょくを確認したいとコメント。
 21.3期営業利益計画1500億円へ900億円増益するうち、600億円はコスト面の改善で、来19.3期200億円、20.3期330億円、21.3期70億円の改善を想定。一方、事業成長による300億円の増益計画に対しては追加のM&A(合併・買収)やシナジー効果の発現にはしばらく時間がかかると見られ、TOMS/SDN拡大や海外セーフティの収益成長を業績モデルではほぼ織り込んでいないとした。

★10:13  ケイブ-大幅続落 『ロード・オブ・ダンジョン』で初の大型アップデート
 ケイブ<3760.T>が大幅に3日続落。同社は2月13日大引け後に、24時間ダンジョン経営シミュレーションゲーム『ロード・オブ・ダンジョン』において、初めての大型アップデートに関する情報を公開したと発表した。
 2月27日の大型アップデートにおいて、新機能「降臨」を実装する。併せて、新イベント「降臨season1 ~機械軍団の襲撃~」を開始する予定。プレイヤーが領主となり、村、モンスター、メンバー、そしてダンジョンを管理し、自らの「経営」手腕により領地拡大、億万長者を目指す24時間ダンジョン経営SLG。

★10:17  鈴木-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 上期営業益65%増
 鈴木<6785.T>がストップ高買い気配。同社は13日に、18.6期通期の連結営業利益予想を従来の17.7億円から20.6億円(前期比19.0%増)へと引き上げると発表した。上期の業績を踏まえた。
 併せて発表した、18.6期の上期(7-12月)の連結営業利益は13.8億円(前年同期比65.4%増)だった。上期の会社計画は10.9億円だったので着地は上振れた。主力となっている部品セグメントにおいて、民生向けのコネクタ用部品は、スマホ向けが中国需要も含めて予定を上回る水準を確保することができた。また、車載向けが比較的好調に推移したことも寄与した。

★10:18  不二越-みずほが目標株価引き下げ 事業構造の転換が収益性向上にも結び付くか
 不二越<6474.T>が4日続落。みずほ証券では、事業構造の転換が収益性向上にも結び付くのか、注視していきたいとコメント。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を620円→600円と引き下げた。
 主なポイントは、(1)ロボット市場拡大や産機向け軸受・油圧機器需要の回復、堅調な自動車AT関連製品など取り巻く需要環境は良好で、増収増益が続く公算、(2)しかし、ロボットの拡販に向けた大規模な固定費増や高採算な精密工具の需要伸び悩みなどを背景に、本格的な収益性の改善はいまだ遠い、(3)新たに発表された新中計では業績拡大の加速を見込んでいるが、設備投資サイクルを考慮するとハードルは高い印象。
 こうした状況から、株価バリュエーションはやや割高な水準ととらえているとした。今後、(1)ロボット事業の拡販や利益率の動向、(2)高採算な精密工具の再成長シナリオ、(3)先般新設された「EV商品開発部」による新規事業の創出に注目。

★10:20  インタースペース-一時ストップ安 1Qは24%純減益 証券評価損を計上
 インタースペース<2122.T>が一時ストップ安。同社は13日、18.9期1Q(10-12月)の連結純利益が1.1億円(前年同期比24.0%減)だったと発表した。
 ママ向けコミュニティーサイト「ママスタジアム」で、人気のレシピ動画や芸能人コラムなど人気の高いコンテンツの拡充に注力しママ向け情報メディアとしての認知向上に注力した。一方で、為替差益が大きく減ったほか投資有価証券評価損を計上したことで、純利益は減少した。


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