ヤクルト－売り気配 2267万4900株を売り出し 仏ダノンと協業覚書改定へ
ヤクルト本社<2267.T>が売り気配。同社は14日、ダノンプロバイオティクスを売出人とする最大2267万4900株の売り出しと上限192万5100株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は3月13日～3月15日のいずれかの日に決める。
併せて、仏ダノンとの協業関係に関する覚書を改定する。これまで協同してきた合弁事業、プロバイオティクス振興活動と研究活動を継続することに合意した。また、ヤクルトが本格進出していない欧州市場でのダノンによるヤクルト商品の販売、医食同源プログラムを基礎としたイベントの開催など、新しい協働事業の実現可能性を検討することで合意した。
併せて、上限500万株・360億円の自己株取得枠を設定する。取得期間は2月16日～2月28日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は3.02％。なお、同自社株買いでの取得株式数により、前述の売り出し株数も変動する。
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