前場コメント No.14 九州電力、フジクラ、トレンドマイクロ、サイバネット、ライオンなど
★10:17 東洋エンジニアリング－大和が目標株価引き下げ 財務体質再建と米国エチレン完遂が課題
東洋エンジニアリング<6330.T>がもみ合い。大和証券では、財務体質再建と米国エチレン完遂が当面の課題とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1400円→1000円と引き下げた。
米国案件の引き渡し予定は18年末で、着実な完遂が求められる。同時に受注獲得のためには財務体質改善が急務と指摘。得意な石化案件での失敗続きは残念とし、競争力再建は構造的な課題との見方を示した。
東洋エンジニアリング<6330.T>がもみ合い。大和証券では、財務体質再建と米国エチレン完遂が当面の課題とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1400円→1000円と引き下げた。
米国案件の引き渡し予定は18年末で、着実な完遂が求められる。同時に受注獲得のためには財務体質改善が急務と指摘。得意な石化案件での失敗続きは残念とし、競争力再建は構造的な課題との見方を示した。
★10:21 九州電力－3日ぶり反発 玄海原子力発電所3号機の燃料装荷作業開始
九州電力<9508.T>が3日ぶり反発。同社は16日に、玄海原子力発電所3号機の燃料装荷作業を開始すると発表した。なお、日経電子版は10時06分に、3月中旬にも玄海原子力発電所3号機を再稼働させる計画であると報じている。
九州電力<9508.T>が3日ぶり反発。同社は16日に、玄海原子力発電所3号機の燃料装荷作業を開始すると発表した。なお、日経電子版は10時06分に、3月中旬にも玄海原子力発電所3号機を再稼働させる計画であると報じている。
★10:22 フジクラ－野村が「Neutral」へ引き下げ 光接続部品とハーネスの苦戦を考慮
フジクラ<5803.T>が5日続落。野村証券では、光接続部品とハーネスの苦戦を考慮。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を1150円→850円と引き下げた。
17年10～12月期決算でデータセンター向けの光コネクターなどの光接続部品と、ワイヤーハーネスなどの自動車電装の収益悪化を確認。野村では、同社の光接続部品での主要な顧客と推定されるデータセンターの投資動向からみて、光接続部品の数量回復は18年7～9月期以降と判断。また、ハーネスは短期的には収益改善は難しく、来19.3期も営業赤字が続く見方に変更したとしている。
フジクラ<5803.T>が5日続落。野村証券では、光接続部品とハーネスの苦戦を考慮。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を1150円→850円と引き下げた。
17年10～12月期決算でデータセンター向けの光コネクターなどの光接続部品と、ワイヤーハーネスなどの自動車電装の収益悪化を確認。野村では、同社の光接続部品での主要な顧客と推定されるデータセンターの投資動向からみて、光接続部品の数量回復は18年7～9月期以降と判断。また、ハーネスは短期的には収益改善は難しく、来19.3期も営業赤字が続く見方に変更したとしている。
★10:26 トレンドマイクロ－野村が目標株価引き下げ 17.12期利益は下振れも環境良好
トレンドマイクロ<4704.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、前17.12期利益は一過性費用で下振れも環境良好とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7250円→7000円と引き下げた。
前17.12期営業利益は会社計画を10億円程下回ったが、株価上昇に伴うストックオプション費用（SOC）増加（計画比15億円強と推測）の一過性要素に起因するため、良好な事業環境は不変。主力地域（日米欧アジア）はすべてエンタープライズの需要が強く、特に伸びが著しいHybrid Infrastructure Protection（クラウド+標的型対策+TippingPoint）は今後も市場拡大に沿って業績の成長をけん引する見通し。エンタープライズの売上高/利益を上方修正。
トレンドマイクロ<4704.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、前17.12期利益は一過性費用で下振れも環境良好とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7250円→7000円と引き下げた。
前17.12期営業利益は会社計画を10億円程下回ったが、株価上昇に伴うストックオプション費用（SOC）増加（計画比15億円強と推測）の一過性要素に起因するため、良好な事業環境は不変。主力地域（日米欧アジア）はすべてエンタープライズの需要が強く、特に伸びが著しいHybrid Infrastructure Protection（クラウド+標的型対策+TippingPoint）は今後も市場拡大に沿って業績の成長をけん引する見通し。エンタープライズの売上高/利益を上方修正。
★10:27 サイバネットシステム－反発 「ANSYS Discovery Live」日本語版の販売開始
サイバネットシステム<4312.T>が3日ぶり反発。同社は2月15日大引け後に、ANSYS,Inc.（米国ペンシルベニア州）が開発・販売・サポートする「ANSYS Discovery Live」の日本語版の販売および技術サポートを開始すると発表した。
あらゆる設計者が3Dモデルの作成や編集を容易に行え、その場でリアルタイムにシミュレーション結果を得られる新しいシミュレーションソフトウェア。設計者は構想設計の段階から「解析」という作業そのものを意識することなく、絵を描くようにモデルを変更しながらリアルタイムに設計アイデアの探求と確認ができるとした。
サイバネットシステム<4312.T>が3日ぶり反発。同社は2月15日大引け後に、ANSYS,Inc.（米国ペンシルベニア州）が開発・販売・サポートする「ANSYS Discovery Live」の日本語版の販売および技術サポートを開始すると発表した。
あらゆる設計者が3Dモデルの作成や編集を容易に行え、その場でリアルタイムにシミュレーション結果を得られる新しいシミュレーションソフトウェア。設計者は構想設計の段階から「解析」という作業そのものを意識することなく、絵を描くようにモデルを変更しながらリアルタイムに設計アイデアの探求と確認ができるとした。
★10:30 ライオン－野村が目標株価引き上げ 増益をけん引する製品が出てくるか見極めたい
ライオン<4912.T>が3日ぶり反発。野村証券では、増益をけん引する製品が出てくるか見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2010円→2280円と引き上げた。
中計の事業利益は前17.12期の288億円から今18.12期に290億円、20.12期に400億円に拡大する計画となっている。売上高の年平均成長率は5.2％が計画されるが、過去5年平均は4％程度（為替除く実質）であり、野心的な目標と言える。中計初年度の今18.12期は投資先行と原材料コストの上昇があり、小幅増益の見込みだが、来19.12期から20.12期にかけて高い増益率が計画されている。
近年、高付加価値の歯磨きや目薬、新規で投入したボディソープや洗口液などで事業領域を広げてきた実績があり、今後の製品展開に注目。
ライオン<4912.T>が3日ぶり反発。野村証券では、増益をけん引する製品が出てくるか見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2010円→2280円と引き上げた。
中計の事業利益は前17.12期の288億円から今18.12期に290億円、20.12期に400億円に拡大する計画となっている。売上高の年平均成長率は5.2％が計画されるが、過去5年平均は4％程度（為替除く実質）であり、野心的な目標と言える。中計初年度の今18.12期は投資先行と原材料コストの上昇があり、小幅増益の見込みだが、来19.12期から20.12期にかけて高い増益率が計画されている。
近年、高付加価値の歯磨きや目薬、新規で投入したボディソープや洗口液などで事業領域を広げてきた実績があり、今後の製品展開に注目。
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