今日の株式見通し－円高は一服、戻り基調が継続か

　東京市場は堅調か。先週末は欧州株が上昇し、米国株はまちまち。世界的に株式の戻り基調は継続したが、米国は三連休前でもあって上では伸び悩み、ナスダック総合が下落で終えた。ドル円は円高がやや一服しており、足元では106円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて135円高の21875円、ドル建てが160円高の21900円で取引を終えた。 　米国株はまだ荒い動きは見られるものの、ダウ平均はしっかりプラスで終えた。先週は週間では大幅上昇を達成している。日経平均は先週末の16日に、ドル円が105円台に突入する中で大幅高となった。ドル円が106円台まで戻していることで、一段と買い安心感は高まりやすく、先週後半からの戻り基調が継続すると考える。今晩の米国株は休場で、波乱を呼びそうな材料も少ない。CME225先物からは22900円近辺からのスタートが想定される。26週線（21903円、2/16）にも近く、きょうは高く寄って同水準を意識しながらの小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21800円－21950円。