前場コメント No.1 セイノーHD、リコー、ピジョン、アズジェント、NTTなど

2018/02/22(木) 11:31
★9:00  セイノーHD-買い気配 SMBC日興が新規「1」 物流インフレの中心的立ち位置
 セイノーホールディングス<9076.T>が買い気配。SMBC日興証券では、物流インフレの中心的立ち位置にいると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価2200円として、新規カバレッジを開始した。
 2017年に「宅配クライシス」として認識された、宅配業界の需給逼迫や運賃改善の流れは、トラック業界や引越業界にも波及するとみられる。大手トラック事業者として、同社も運賃是正を進めやすい環境と認識。同社の今18.3期上期における運賃(前年同期比)は+0.8%であったが、来19.3期の運賃上昇幅は+3%程度まで拡大し、運賃是正のモメンタムは、株式市場の見方以上に加速すると予想。運賃是正の効果として、来19.3期、20.3期は2ケタの利益成長が見込めることを評価するとした。

★9:00  リコー-売り気配 北米事業低迷で数百億円の減損検討
 リコー<7752.T>が売り気配。22日付の日経新聞朝刊で、同社が北米事業の低迷で数百億円の減損処理を検討していることが分かったと報じられた。
 2008年に買収した米事務機販売大手の収益が想定を下回っており、損失額が最大1000億円規模に膨らむ可能性があるという。早ければ18.3期にも処理する方針で、減損損失の計上で最終損益は赤字に転落する可能性があるとしている。

★9:00  ピジョン-みずほが新規「買い」 業界トップの資本収益性を維持するビジネスモデル確認
 ピジョン<7956.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、業界トップの資本収益性を維持するビジネスモデルを確認とコメント。投資判断「買い」、目標株価5200円として、新規カバレッジを開始した。
 2018年はトイレタリー・化粧品セクターにおいては化粧品のインバウンド需要の裏年となり、日用品企業の株価の相対パフォーマンスが高まるとみられる。その中で高成長が続く同社は改めて注目すべき銘柄。中国を中心に海外地域での育児関連製品の売上拡大が続いている。育児製品を幅広く供給するメーカーは世界に例がなく、ターゲット層が絞り込まれていることから、日用品企業の中でもマーケティング費用が効率的であることが強み。主戦場は経済成長と新生児数の増加で高成長が見込めるだけでなく、主力製品の哺乳瓶・乳首市場においてWHOコードが参入障壁になっている。こうした恵まれた事業環境は同社の2ケタ増益を継続的に実現させ、高水準なバリュエーションを支えていくと想定。

★9:00  新晃工業-買い気配 上限5万株・1億2000万円の自己株取得枠を設定
 新晃工業<6458.T>が買い気配。同社は21日に、上限5万株・1億2000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2月22日~3月16日。上限5万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は0.19%となる。

★9:00  アズジェント-買い気配 企業リスクをダークウェブなどから発見するサービス提供開始
 アズジェント<4288.T>が買い気配。同社は21日に、イントサイト・サイバー・インテリジェンス(イスラエル 以下、イントサイト社)とパートナー契約を締結し、イントサイト社のテクノロジーを使用した日本語対応の「IntSights Threat Intelligence サービス」の提供を開始すると発表した。
 「IntSights Threat Intelligence サービス」は、ダークウェブやディープウェブだけでなく、サーフェスウェブでやり取りされる様々な情報を独自のアルゴリズムと機械学習を用いて収集する。利用企業は、自社に関係のあるキーワード(WEBドメイン、役員名、ブランドなど)を登録することで、自社の脅威となる情報をアラートとして受け取ることができるとしている。

★9:01  NTT-3日ぶり反発 上限3100万株・1500億円の自己株取得枠を設定
 NTT<9432.T>が3日ぶり反発。同社は21日、上限3100万株・1500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月22日~6月30日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.57%。


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