前場コメント No.8 任天堂、ヤマハ発動機、マイネット、ＳＣＳＫ、古河電気工業など
★9:29 任天堂－反発 「Labo」の考察と「Wii」vs.「Switch」の検証 「買い/高リスク」継続
任天堂<7974.T>が反発。シティグループ証券では、「『Labo』の考察と『Wii』vs.『Switch』」を検証。投資評価「1H（買い/高リスク）」を継続、目標株価を60000円→63000円と引き上げた。
任天堂は“つくる、あそぶ、わかる”という新しいコンセプトのソフト「Nintendo Labo」を発売する予定。同タイトルはカジュアル層開拓のカギになる見込み。シティでは子どもの創造力を育てる、またはプログラミング教材としても使用される「マインクラフト」をベンチマークとし、出荷本数を試算。加えて「Wii」vs.「Nintendo Switch」をテーマにソフトの状況や収益性を比較分析。結果として、「Nintendo Switch」の累計出荷台数前提を8000万台から9000万台へ引き上げ、来19.3期の営業利益予想を3200億円から3500億円へ、20.3期を3700億円から4400億円へ上方修正。
任天堂<7974.T>が反発。シティグループ証券では、「『Labo』の考察と『Wii』vs.『Switch』」を検証。投資評価「1H（買い/高リスク）」を継続、目標株価を60000円→63000円と引き上げた。
任天堂は“つくる、あそぶ、わかる”という新しいコンセプトのソフト「Nintendo Labo」を発売する予定。同タイトルはカジュアル層開拓のカギになる見込み。シティでは子どもの創造力を育てる、またはプログラミング教材としても使用される「マインクラフト」をベンチマークとし、出荷本数を試算。加えて「Wii」vs.「Nintendo Switch」をテーマにソフトの状況や収益性を比較分析。結果として、「Nintendo Switch」の累計出荷台数前提を8000万台から9000万台へ引き上げ、来19.3期の営業利益予想を3200億円から3500億円へ、20.3期を3700億円から4400億円へ上方修正。
★9:31 ヤマハ発－反発 マリン事業で米ジョージア州に研究開発拠点設置を検討
ヤマハ発動機<7272.T>が反発。23日付の日刊工業新聞で、同社は、マリン事業で米ジョージア州に研究開発拠点を設置する検討に入ったと報じられた。
主力の船外機のほか、操舵システムや制御装置をトータルで提供するシステムサプライヤーとしての開発力を強化し、大型船外機の主戦場である北米でのシェア拡大を目指すという。マリン製品の試験はすでに同州で行っているが、開発の現地化は初めてとされる。今後の業績拡大への期待から、買われている。
ヤマハ発動機<7272.T>が反発。23日付の日刊工業新聞で、同社は、マリン事業で米ジョージア州に研究開発拠点を設置する検討に入ったと報じられた。
主力の船外機のほか、操舵システムや制御装置をトータルで提供するシステムサプライヤーとしての開発力を強化し、大型船外機の主戦場である北米でのシェア拡大を目指すという。マリン製品の試験はすでに同州で行っているが、開発の現地化は初めてとされる。今後の業績拡大への期待から、買われている。
★9:32 マイネット－大幅に5日続伸 グラニから「神獄のヴァルハラゲート」に関する事業を買収
マイネット<3928.T>が大幅に5日続伸。同社は22日に、スマホゲームの企画・開発・運営を行うグラニ（東京都港区）がスマホゲーム「神獄のヴァルハラゲート」に関する事業を会社分割して新設するＧＭＧ（東京都港区）の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
「神獄のヴァルハラゲート」は、2013年1月にリリースした累計会員240万人を超える美麗系GvG（Guild vs Guild）タイトルで、「GREE Platform Award」総合大賞・殿堂入り最優秀賞を、それぞれ複数回受賞している。なお、取得価格は14億7700万円で株式譲渡実行は4月2日を予定している。
併せて、グラニとスマホゲーム「黒騎士と白の魔王」のプロフィットシェア方式での運営に関する優先交渉権を含む基本合意書を締結したことも発表した。「黒騎士と白の魔王」は、2017年4月にリリースされ、累計450万ダウンロードを超えている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
マイネット<3928.T>が大幅に5日続伸。同社は22日に、スマホゲームの企画・開発・運営を行うグラニ（東京都港区）がスマホゲーム「神獄のヴァルハラゲート」に関する事業を会社分割して新設するＧＭＧ（東京都港区）の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
「神獄のヴァルハラゲート」は、2013年1月にリリースした累計会員240万人を超える美麗系GvG（Guild vs Guild）タイトルで、「GREE Platform Award」総合大賞・殿堂入り最優秀賞を、それぞれ複数回受賞している。なお、取得価格は14億7700万円で株式譲渡実行は4月2日を予定している。
併せて、グラニとスマホゲーム「黒騎士と白の魔王」のプロフィットシェア方式での運営に関する優先交渉権を含む基本合意書を締結したことも発表した。「黒騎士と白の魔王」は、2017年4月にリリースされ、累計450万ダウンロードを超えている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:33 ＳＣＳＫ－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 事業構造強化は時間がかかるとの見方
ＳＣＳＫ<9719.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、事業構造強化は時間がかかると判断。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を5500円→4700円と引き下げた。
同社では、（1）車載ソフトなど戦略的事業やサービス提供型ビジネスへの投資による事業構造の改善、（2）業務効率向上や労働時間圧縮を通した経営基盤強化に取り組んでいる。一方、事業構造の改善は、過去のＣＳＫや同業他社の経験からは、10年単位で取り組む長期テーマ。また、旧・住商情報システムと旧ＣＳＫの合併を通して企業の信用力と事業の生産性を向上させ、特に旧ＣＳＫの豊富なITサービスのキャパシティを、両方の顧客層に提供することによる成長はまだ継続すると考えられるが、現在のように、短期業績は伸びにくくなっても、労働時間短縮により、それをカバーすることは期待しにくい。今後の利益成長率はセクター平均並みと予想。
ＳＣＳＫ<9719.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、事業構造強化は時間がかかると判断。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を5500円→4700円と引き下げた。
同社では、（1）車載ソフトなど戦略的事業やサービス提供型ビジネスへの投資による事業構造の改善、（2）業務効率向上や労働時間圧縮を通した経営基盤強化に取り組んでいる。一方、事業構造の改善は、過去のＣＳＫや同業他社の経験からは、10年単位で取り組む長期テーマ。また、旧・住商情報システムと旧ＣＳＫの合併を通して企業の信用力と事業の生産性を向上させ、特に旧ＣＳＫの豊富なITサービスのキャパシティを、両方の顧客層に提供することによる成長はまだ継続すると考えられるが、現在のように、短期業績は伸びにくくなっても、労働時間短縮により、それをカバーすることは期待しにくい。今後の利益成長率はセクター平均並みと予想。
★9:34 古河電気工業－みずほが目標株価引き下げ 情報通信ソリューションの復調が待たれる
古河電気工業<5801.T>が5日続伸。みずほ証券では、情報通信ソリューションの復調が待たれるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は6500円→6200円と引き下げた。
今18.3期営業利益は、会社計画比で10億円上振れの440億円を予想。来19.3期営業利益は前年比で60億円増の500億円と、21.3期の経営目標値を2年前倒しで達成できると想定。バランスの取れた事業構造になってきていることは好評価だが、株価の出直りには、情報通信ソリューションの復調の確認が必要との見方を示した。
古河電気工業<5801.T>が5日続伸。みずほ証券では、情報通信ソリューションの復調が待たれるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は6500円→6200円と引き下げた。
今18.3期営業利益は、会社計画比で10億円上振れの440億円を予想。来19.3期営業利益は前年比で60億円増の500億円と、21.3期の経営目標値を2年前倒しで達成できると想定。バランスの取れた事業構造になってきていることは好評価だが、株価の出直りには、情報通信ソリューションの復調の確認が必要との見方を示した。
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