後場コメント No.2 オークマ、DMG森精機、コカコーラジャパン、テルモ、資生堂など

2018/03/07(水) 15:01
★12:45  オークマ-SMBC日興が目標株価引き下げ 部品供給問題の緩和で増収増益を予想
 オークマ<6103.T>が続伸。SMBC日興証券では、部品供給問題の緩和で来期にかけても増収増益を予想。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は7340円→7110円と引き下げた。
 今18.3期3Q決算を経て業績予想を修正。今18.3期営業利益を199億円→213億円と増額。従来予想では部材の不足感から3Qで売上高を伸長させられるか懸念されていたが、海外で在庫からの販売が加速したことで、前年同期比14%の増収となった。4Qには3Q中に積み増した仕掛品をしっかりと販売につなげることで受注残を売り上げられると考えられることから、4Q売上高は21%増の532億円と予想。営業利益も単体の数量増効果で50%増の64億円と予想し、通期では会社計画195億円を上回る213億円とみているとした。

★12:45  DMG森精機-SMBC日興が目標株価引き下げ 円高の逆風下でも会社計画の達成は可能
 DMG森精機<6141.T>が反落。SMBC日興証券では、円高の逆風下でも会社計画の達成は可能と予想。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2500円→2400円と引き下げた。
 前17.12期の受注は前の期比22%増の4483億円となった。欧州の大型展示会効果による押し上げもあったが、その後の反動も大きくなく、その他の地域も日本などで半導体等好調業種向けの受注が順調に拡大している。2月14日付けの日刊工業新聞が同社の1月受注は同月の過去最高であったと報じている点などから、受注の好調は2018年も続くと判断。今18.12期売上高は前期比5%増の4529億円、営業利益は23%増の362億円と会社計画350億円を上回ると予想。

★12:54  コカコーラジャパン-みずほが目標株価引き上げ 経営統合後1年の成果は順調
 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が6日ぶり反発。みずほ証券では、経営統合後1年の成果は順調と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を5080円→5200円と引き上げた。
 前17.12期決算発表後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。同社はリコーが保有する全株を売却する方針を示したことを踏まえ、株式公開買い付け(TOB)で上限700億円の自社株買いを行うと発表。買付価格は2月21日終値を18%下回るがリコーは応じる方針で、約559億円の自社株買いは成立する見通し。統合シナジーやキャッシュフローに基づく株主重視経営は入口の段階との印象であるとし、成果拡大に注目。

★12:54  テルモ-みずほが目標株価引き上げ 業績は安定拡大を予想
 テルモ<4543.T>が続伸。みずほ証券では、業績は安定拡大を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を5800円→6700円と引き上げた。
 心臓血管、脳を中心に業績モメンタムは強い。来19.3期は増益率は鈍化だが、営業利益は1000億円が視野に入る。業績は安定拡大を予想。来19.3期は期初からIFRS移行の予定で、それに伴いどのようなガイダンスが出るかが当面の注目点。
 今18.3期3Q決算発表後にIFISコンセンサス予想は大幅に上がり、現状はおおむね妥当と判断。今18.3期は2Q、3Qがそれぞれ前年同期比で約50億から60億円台の営業増益となっており、4Qも35億円の増益を見込み、今18.3期営業利益は935億円を予想。

★13:04  資生堂-ドイツ証が目標株価引き上げ 2020年までの堅調な増益見通しに強い自信
 資生堂<4911.T>が続伸。ドイツ証券では、同社の2020年までの堅調な増益見通しに対する強い自信に着目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を7000円→7100円と引き上げた。
 発表された新3カ年計画(VISION2020)では、中長期的な増益見通しに対する同社の自信のほどが確認された。ドイツ証も向こう3年間では、利益成長の好循環が続き、事業改革と積極的な投資が売上増となって実を結ぶ一方で、コスト負担が上振れする可能性は限定的と判断。2020年までの営業利益は年平均成長率18.4%を達成できるとの見方を示した。


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