後場コメント No.3 日東工業、鹿島、コンコルディア、スルガ銀行、ゼンリンなど
★13:04 日東工業－いちよしがフェアバリュー引き下げ 19.3期業績は横ばい圏を予想
日東工業<6651.T>が大幅反落。いちよし経済研究所では、海外子会社の不振や単体の収益悪化などから、来19.3期業績は横ばい圏を予想。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1800円→1600円と引き下げた。
今18.3期3Q（10～12月）決算を踏まえ、いちよしの営業利益予想を下方修正。海外子会社の業績不振、材料費価格の高騰、製品価格下落などが来19.3期にかけても利益面での重しと見られる。他方、データセンター向けキャビネット製品などの需要増、サンテレホン社を中心とする情報通信関連流通事業の好調などは続くと見られ、来19.3期は横ばい圏の業績と予想。
日東工業<6651.T>が大幅反落。いちよし経済研究所では、海外子会社の不振や単体の収益悪化などから、来19.3期業績は横ばい圏を予想。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1800円→1600円と引き下げた。
今18.3期3Q（10～12月）決算を踏まえ、いちよしの営業利益予想を下方修正。海外子会社の業績不振、材料費価格の高騰、製品価格下落などが来19.3期にかけても利益面での重しと見られる。他方、データセンター向けキャビネット製品などの需要増、サンテレホン社を中心とする情報通信関連流通事業の好調などは続くと見られ、来19.3期は横ばい圏の業績と予想。
★13:11 鹿島－続伸 テーマパークなど特殊な内外装専業会社であるＳＣＬ社の過半の株式取得
鹿島<1812.T>が続伸。同社は7日、豪州現地法人カジマ・オーストラリア社が、米国、アジアを中心にテーマパークなどの擬岩、特殊内外装、アトラクションの設計、製作、施工を手掛けるシナリオ・コクラム・リミテッド（ＳＣＬ社）の過半の株式を取得したと発表した。
ＳＣＬ社は、設計から施工までの一貫したサービスと、最先端のBIM（Building Information Modeling）技術を駆使した設計・エンジニアリング力などが高く評価され、米国をはじめ中国、東南アジアなど、成長が続く世界のテーマパーク市場で実績を積み重ね、着実に事業を拡大させているという。
2017年5月にカジマ・オーストラリア社がコクラム社を買収したことにともない、ＳＣＬ社は同社グループの傘下に入っていたが、今回既存株主である共同出資者からＳＣＬ社株式の一部を買い増し、同社株式の過半を保有することとなったとしている。
鹿島<1812.T>が続伸。同社は7日、豪州現地法人カジマ・オーストラリア社が、米国、アジアを中心にテーマパークなどの擬岩、特殊内外装、アトラクションの設計、製作、施工を手掛けるシナリオ・コクラム・リミテッド（ＳＣＬ社）の過半の株式を取得したと発表した。
ＳＣＬ社は、設計から施工までの一貫したサービスと、最先端のBIM（Building Information Modeling）技術を駆使した設計・エンジニアリング力などが高く評価され、米国をはじめ中国、東南アジアなど、成長が続く世界のテーマパーク市場で実績を積み重ね、着実に事業を拡大させているという。
2017年5月にカジマ・オーストラリア社がコクラム社を買収したことにともない、ＳＣＬ社は同社グループの傘下に入っていたが、今回既存株主である共同出資者からＳＣＬ社株式の一部を買い増し、同社株式の過半を保有することとなったとしている。
★13:13 コンコルディア－みずほが目標株価引き下げ 19.3期は本業利益・最終利益とも増益を予想
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が反落。みずほ証券では、来19.3期は本業利益・最終利益とも増益を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は670円→650円と引き下げた。
今18.3期は負ののれん発生益がなくなるために最終減益となる見込みだが、来19.3期以降は最終増益に転じる見通し。具体的には、国内預貸金利ざや縮小の影響は続くも、国内外での貸出金残高の増加や手数料収益の拡大、与信関連費用の減少などで補い、本業利益・最終利益段階ともに増益になると予想。
また、（1）国内貸出金利息の減少を手数料収益の増加でカバー可能になりつつある点や、（2）グループ経営体制を活用した抜本的な構造改革による経費削減の効果が着実に数字に表れている点も好印象とした。
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が反落。みずほ証券では、来19.3期は本業利益・最終利益とも増益を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は670円→650円と引き下げた。
今18.3期は負ののれん発生益がなくなるために最終減益となる見込みだが、来19.3期以降は最終増益に転じる見通し。具体的には、国内預貸金利ざや縮小の影響は続くも、国内外での貸出金残高の増加や手数料収益の拡大、与信関連費用の減少などで補い、本業利益・最終利益段階ともに増益になると予想。
また、（1）国内貸出金利息の減少を手数料収益の増加でカバー可能になりつつある点や、（2）グループ経営体制を活用した抜本的な構造改革による経費削減の効果が着実に数字に表れている点も好印象とした。
★13:13 スルガ銀行－みずほが目標株価引き下げ シェアハウス問題の本質は顧客基盤への影響
スルガ銀行<8358.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、シェアハウス問題の本質は与信関連費用よりも顧客基盤への影響とコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は2500円→1850円と引き下げた。
来19.3期業績に関して、（1）シェアハウス問題や銀行カードローン自主規制の影響などにより、パーソナルローン残高の増加モメンタムが鈍化していくと想定することや、（2）シェアハウス影響に伴い、与信関連費用が高止まるとみること、（3）投信解約益を含む有価証券関係損益を保守的に想定していることなどを背景に、本業利益・最終利益段階ともに減益を予想。
シェアハウス問題の本質はクレジットコストの発生額よりも、顧客基盤にどういった影響を及ぼすかであると指摘。仮に、（1）顧客離れが加速したり、（2）スルガ銀行の融資スタンスに変化が生じた場合、今後のスルガ銀行の貸出ビジネスの悪化スピードはより加速していくことになる。その意味で、今後の個人ローンの新規実行額や残高の動向に注目とした。
スルガ銀行<8358.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、シェアハウス問題の本質は与信関連費用よりも顧客基盤への影響とコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は2500円→1850円と引き下げた。
来19.3期業績に関して、（1）シェアハウス問題や銀行カードローン自主規制の影響などにより、パーソナルローン残高の増加モメンタムが鈍化していくと想定することや、（2）シェアハウス影響に伴い、与信関連費用が高止まるとみること、（3）投信解約益を含む有価証券関係損益を保守的に想定していることなどを背景に、本業利益・最終利益段階ともに減益を予想。
シェアハウス問題の本質はクレジットコストの発生額よりも、顧客基盤にどういった影響を及ぼすかであると指摘。仮に、（1）顧客離れが加速したり、（2）スルガ銀行の融資スタンスに変化が生じた場合、今後のスルガ銀行の貸出ビジネスの悪化スピードはより加速していくことになる。その意味で、今後の個人ローンの新規実行額や残高の動向に注目とした。
★13:13 ゼンリン－続伸 市町村向けにネット地図を使った防災サービス 日経報道
ゼンリン<9474.T>が続伸。同社が市町村向けにネット地図を使った防災サービスを始めると、日本経済新聞が3月7日付け朝刊で伝えた。
新サービスは「ゼンリン住宅地図LGWAN」。4月に自治体専用のネットワークに対応した地図を発売し、土砂災害の警報機能や自衛隊が使う地形図との連携、非常時に多数の住民が同時閲覧できる機能などを順次加える。空き家調査や、有害物質が使われた古い家屋の洗い出しにも対応。5年以内に1000市町村に売り込むとした。
ゼンリン<9474.T>が続伸。同社が市町村向けにネット地図を使った防災サービスを始めると、日本経済新聞が3月7日付け朝刊で伝えた。
新サービスは「ゼンリン住宅地図LGWAN」。4月に自治体専用のネットワークに対応した地図を発売し、土砂災害の警報機能や自衛隊が使う地形図との連携、非常時に多数の住民が同時閲覧できる機能などを順次加える。空き家調査や、有害物質が使われた古い家屋の洗い出しにも対応。5年以内に1000市町村に売り込むとした。
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