前場コメント No.3 クレディセゾン、藤田観光、あらた、鎌倉新書、ナイガイなど

2018/03/09(金) 11:30
★9:02  シンクロフード-買い気配 1:3の株式分割を実施
 シンクロ・フード<3963.T>が買い気配。同社は8日に、株式分割を行うと発表した。株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることを目的としている。3月31日を基準日として、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★9:02  クレディセゾン-みずほが「買い」へ引き上げ 株価調整を経てアップサイドが増大
 クレディセゾン<8253.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、良い材料はまだないが、株価調整を経てアップサイドが増大しているとみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は2150円を継続。
 同社の低位なバリュエーションの背景には、(1)中長期的な成長性に対する懸念、(2)19.3期のガイダンスリスク、(3)株主還元性向の低さの3点が挙げられる。その他金融業の中における相対的な株価バリュエーション水準は歴史的な低位に突入しているが、特に(2)については過剰に織り込まれている可能性がある。中長期的なファンダメンタルズの見方に変更はないとしたものの、短期的にも株価のアップサイドリスクが高まったと判断。

★9:03  藤田観光-7日続落 来期ビジネスホテル6%減益の観測
 藤田観光<9722.T>が変わらずを挟み7日続落。9日付の日経新聞朝刊で、同社の19.12期は主力のビジネスホテルを手がける「WHG事業」の部門営業利益が17.12期比6%減の27億円程度になりそうだと報じられた。
 今期以降に国内外で積極的に店舗網を拡大する計画で、開業費用や償却費がかさむという。利益率が従来のビジネスホテルより高い新ブランドも立ち上げる予定とされる。

★9:03  あらた-買い気配 三菱UFJMSが新規「OW」 改善余地の大きさを評価
 あらた<2733.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、改善余地の大きさを評価。投資判断「Overweight」、目標株価6000円として、新規カバレッジを開始した。
 バリュエーションの相対的な低さ、中期的な業績(特に経常利益率)のアップサイドの大きさが評価ポイント。大手ドラッグストアの積極的な規模の拡大に応じて、同社の売上高は今後も安定的な成長が見込める。収益重視の営業施策の導入(前回の消費増税後)、物流現場の省力化・自動化・情報化投資による生産性改善によって、経常利益率は改善中。収益重視で先行する、業界首位のPALTAC(8283)の状況を考慮すれば、あらたの利益率改善による増益ポテンシャルは大きいとした。

★9:03  鎌倉新書-買い気配 今期28%営業増益見込む 前期は24%増益着地
 鎌倉新書<6184.T>が買い気配。同社は8日に、19.1期通期の連結営業利益予想を5.2億円(前期比28.4%増)と発表した。既存事業の拡大のため、新規提携先の開拓や知名度を高めるための広報・PR活動を強化しするとともに、新たな事業開拓をしていくことで、引き続き業容の拡大に努めるとしている。
 また、18.1期通期の連結営業利益は4.1億円(前の期比23.7%増)だった。
 併せて、18.1期の期末配当予想を0円→6円(前期は無配)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。

★9:03  ナ・デックス-買い気配 3Q累計営業益49%増 売上原価率や販管費率の低下で
 ナ・デックス<7435.T>が買い気配。同社は8日に、18.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は17.4億円(前年同期比46.6%増)だったと発表した。売上原価率や販管費率の低下が寄与した。なお、通期の会社計画15.6億円を3Qで上回っている。

★9:04  ナイガイ-買い気配 前期最終益を上方修正 繰延税金資産の計上で
 ナイガイ<8013.T>が買い気配。同社は8日に、18.1期通期の連結純利益予想を従来の3.5億円から5.4億円(前期比74.8%増)へと引き上げると発表した。当期および今後の業績見通しなどを勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を計上することとなった。これにより前期予想を上回る見込みとなったとしている。


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