後場コメント No.4 スズキ、グリー、DMG森精機、博報堂DY、TBSHDなど

2018/03/09(金) 15:00
★13:23  スズキ-丸三が「中立」継続 インドでの販売拡大持続でも今後は増益率鈍化を予想
 スズキ<7269.T>が3日続落。丸三証券では、インドでの販売拡大持続でも、今後は増益率鈍化を予想。投資判断「中立」を継続した。
 丸三の業績予想を再度引き上げ、トップシェアを有するインド四輪での中期成長性も評価。しかし、(1)業績予想の見直しを反映しても、予想PERは自動車業界内で相対的に高いこと、(2)19.3期以降は商品サイクル一巡や研究開発費の増加などにより、増益率が落ち着いてくると予想すること、(3)直近の円高による下振れリスクなどから「中立」継続が妥当と考えるとした。

★13:28  グリー-続伸 3ミニッツとKaizen PlatformがSNSに最適化した動画広告配信サービスで提携
 グリー<3632.T>が続伸。同社傘下の3ミニッツ(東京都港区)は8日に、Kaizen Platform(東京都港区)と協業し、女性向けに特化したプロモーション動画の制作、掲載先メディアに最適化したフォーマット編集、複数メディアを横断するプロモーションの運用サービスをワンストップで提供する動画マーケティングソリューションの提供を開始すると発表した。
 今回の協業により、3ミニッツが従来より得意としてきた女性に特化したプロモーション動画の企画・制作・広告運用サービスと、Kaizen Platformの知見・人材ネットワークを活用し、掲載先メディアで消費者の目に留まりやすい形へコンテンツを改善する、動画最適化サービス知見・人材ネットワークを活用した掲載先メディアで消費者の目に留まりやすい形への動画表現最適化サービスを組み合わせることで、市場状況に対して有効な動画マーケティングソリューションの提供を開始するとしている。

★13:28  DMG森精機-反発 機械に付帯する自動化システムの規格を標準化 日経報道
 DMG森精機<6141.T>が3日ぶり反発。3月9日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が機械に付帯する自動化システムの規格の標準化に乗り出すと伝えられた。
 このほど産業用ロボットや搬送装置の寸法や通信形態を統一したモジュール型システムを開発した。開発した「MATRIS(マトリス)」は設置面積の単位を71センチ四方にそろえる。顧客は組み替えや機器の追加にかかるコストを削減できるとし、ロボメーカーなどと共同開発を進め、デファクトスタンダード(事実上の標準)を目指すとした。

★13:33  博報堂DY-SMBC日興が目標株価引き上げ 中期的に最高益更新が続こう
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が反落。SMBC日興証券では、中期的に最高益更新が続くと想定。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は1600円→1800円と引き上げた。
 今18.3期、来19.3期業績予想を上方修正。生活者DMP(Data Management Platform)データの充実やソリューション開発の推進により、成長ドライバーの1つに掲げる「生活者データ・ドリブン」マーケティング対応力の強化などが奏功、従来想定を上回るペースで国内売上高が拡大していること、加えて、売上原価、販管費のコントロールも効いていることから、営業利益は今18.3期が502億円から520億円、来19.3期が540億円から551億円へ上方修正。

★13:40  TBSHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 同業他社比で業績モメンタムは強い
 TBSホールディングス<9401.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、同業他社比で業績モメンタムは強いと判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
 今18.3期~20.3期売上高および営業利益予想を下方修正。従来予想に比べて、(1)スポット広告需要が低調であること、(2)番組制作費が増加傾向にあることが理由。営業利益は今18.3期が242億円から195億円へ下方修正(会社計画は190億円)、来19.3期が281億円から235億円、20.3期が301億円から267億円へそれぞれ下方修正。
 新たに21.3期予想を追加。「東京オリンピック・パラリンピック」による広告需要拡大などにより、主力の地上波放送収入が1852億円(前期比3.4%増)を見込むとした。


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