前場コメント No.3 マツダ、クミアイ化学、ケア２１、ＳＫＩＹＡＫＩ、東京都競馬など
★9:02 住友大阪セメント－売り気配 ＪＰモルガンが「UW」へ引き下げ 高機能品の回復待たれる
住友大阪セメント<5232.T>が売り気配。ＪＰモルガン証券では、高機能品の回復が待たれるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Underweight」、目標株価を520円→460円と引き下げた。
同社は17～19年度中期経営計画で高機能品事業の利益拡大を成長ドライバーに見込んでいたが、初年度から苦戦を強いられている。LN変調器や電池材料など、市場の拡大は中長期的に期待できるものの、2018年は依然需要の端境期となり、苦しい環境が続く見込み。コンセンサスは18年度に230億円程度の営業利益を見ているが、17年度の未達幅、18年度の高機能品事業の成長率に鑑みれば、楽観的な印象は拭えないと判断。カバレッジ内でのバリュエーションの割高感も勘案し、投資判断を引き下げ。
ただし、LN変調器は5G投資拡大が、電池材料は太陽光発電の固定価格買取制度（FIT）の10年経過が起爆剤となり、ともに2019年以降需要が拡大する可能性がある。18年度終盤以降、反転の機会を探りたいとした。
住友大阪セメント<5232.T>が売り気配。ＪＰモルガン証券では、高機能品の回復が待たれるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Underweight」、目標株価を520円→460円と引き下げた。
同社は17～19年度中期経営計画で高機能品事業の利益拡大を成長ドライバーに見込んでいたが、初年度から苦戦を強いられている。LN変調器や電池材料など、市場の拡大は中長期的に期待できるものの、2018年は依然需要の端境期となり、苦しい環境が続く見込み。コンセンサスは18年度に230億円程度の営業利益を見ているが、17年度の未達幅、18年度の高機能品事業の成長率に鑑みれば、楽観的な印象は拭えないと判断。カバレッジ内でのバリュエーションの割高感も勘案し、投資判断を引き下げ。
ただし、LN変調器は5G投資拡大が、電池材料は太陽光発電の固定価格買取制度（FIT）の10年経過が起爆剤となり、ともに2019年以降需要が拡大する可能性がある。18年度終盤以降、反転の機会を探りたいとした。
★9:03 マツダ－大和が目標株価引き下げ 全社では先行投資局面だが正常進化は継続中
マツダ<7261.T>が4日ぶり反発。大和証券では、投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1720円→1500円と引き下げた。
大和では、タイで車両、パワトレの両製造拠点を訪問。車両製造はFordとのJV。一長一短はあったが、生産は堅調に推移。パワトレ製造はATに加え、エンジンの機械加工も開始しており、業容拡大中。全社では先行投資局面だが、正常進化は継続中との見方を示した。
マツダ<7261.T>が4日ぶり反発。大和証券では、投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は1720円→1500円と引き下げた。
大和では、タイで車両、パワトレの両製造拠点を訪問。車両製造はFordとのJV。一長一短はあったが、生産は堅調に推移。パワトレ製造はATに加え、エンジンの機械加工も開始しており、業容拡大中。全社では先行投資局面だが、正常進化は継続中との見方を示した。
★9:03 クミアイ化学－大和が目標株価引き下げ 国内・海外ともに販売が低迷
クミアイ化学工業<4996.T>が反発。大和証券では、国内、海外ともに販売が低迷していると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は720円→660円と引き下げた。1Q実績は統合効果を除くと収益は悪化したと推察。アクシーブやノミニーなど海外の主力製品の販売が減少。実態の業績は厳しい環境が続く見通し。
クミアイ化学工業<4996.T>が反発。大和証券では、国内、海外ともに販売が低迷していると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は720円→660円と引き下げた。1Q実績は統合効果を除くと収益は悪化したと推察。アクシーブやノミニーなど海外の主力製品の販売が減少。実態の業績は厳しい環境が続く見通し。
★9:03 ケア２１－売り気配 1Q営業益72％減 売上原価率の上昇で
ケア２１<2373.T>が売り気配。同社は9日に、18.9期1Q（10-12月）の連結営業利益は0.4億円（前年同期比72.3％減）だったと発表した。売上原価率が上昇したことなどが響いた。上期の会社計画2.5億円に対する進ちょくは15.2％となる。
併せて、すべてのパートタイマー （訪問介護事業における非常勤ヘルパーは除く） を、 有期雇用契約から無期雇用契約に変更することも発表した。
ケア２１<2373.T>が売り気配。同社は9日に、18.9期1Q（10-12月）の連結営業利益は0.4億円（前年同期比72.3％減）だったと発表した。売上原価率が上昇したことなどが響いた。上期の会社計画2.5億円に対する進ちょくは15.2％となる。
併せて、すべてのパートタイマー （訪問介護事業における非常勤ヘルパーは除く） を、 有期雇用契約から無期雇用契約に変更することも発表した。
★9:04 ＳＫＩＹＡＫＩ－反発 ECサイト『IN-CHOICE』でシステム開発全般や運用を担当
ＳＫＩＹＡＫＩ<3995.T>が反発。同社は3月9日大引け後に、人気タレント・インフルエンサーが選んだ展示会サンプルを予約購入できるECサイト『IN-CHOICE』で、システム開発全般、およびECサイトの運用を担当すると発表した。
アイエント（東京都渋谷区）とTWIN PLANET（東京都渋谷区）が提携し、2社協業プロジェクトの1つとして、タレント・インフルエンサーがチョイスした、市販されていない希少価値のある商品を予約購入できる受注型ECサイト『IN-CHOICE』を公開したもの。
ＳＫＩＹＡＫＩ<3995.T>が反発。同社は3月9日大引け後に、人気タレント・インフルエンサーが選んだ展示会サンプルを予約購入できるECサイト『IN-CHOICE』で、システム開発全般、およびECサイトの運用を担当すると発表した。
アイエント（東京都渋谷区）とTWIN PLANET（東京都渋谷区）が提携し、2社協業プロジェクトの1つとして、タレント・インフルエンサーがチョイスした、市販されていない希少価値のある商品を予約購入できる受注型ECサイト『IN-CHOICE』を公開したもの。
★9:04 東京都競馬－岩井コスモが新規「A」 今期業績に上振れの可能性がある
東京都競馬<9672.T>が反発。岩井コスモ証券では、中期的な成長期待や今期業績に上振れの可能性があることが、株価の支援材料になると判断。投資判断「A」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
スマートフォンでも投票券（馬券）を購入することができる競馬のインターネット投票システム「SPAT4」が人気を集めており、増収基調が継続。今年4月からのイルミネーション刷新や競馬以外のイベント開催などによる大井競馬場のアミューズメントパーク化により、「コト消費」や訪日外国人（インバウンド）旅行者を含めた国内外の観光客に健全な夜遊びの場を提供する「ナイトタイムエコノミー」の需要拡大も取り込んで、中期的な成長が期待できる企業として注目。
東京都競馬<9672.T>が反発。岩井コスモ証券では、中期的な成長期待や今期業績に上振れの可能性があることが、株価の支援材料になると判断。投資判断「A」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
スマートフォンでも投票券（馬券）を購入することができる競馬のインターネット投票システム「SPAT4」が人気を集めており、増収基調が継続。今年4月からのイルミネーション刷新や競馬以外のイベント開催などによる大井競馬場のアミューズメントパーク化により、「コト消費」や訪日外国人（インバウンド）旅行者を含めた国内外の観光客に健全な夜遊びの場を提供する「ナイトタイムエコノミー」の需要拡大も取り込んで、中期的な成長が期待できる企業として注目。
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