前場コメント No.5 日本化薬、サムコ、サンゲツ、三谷セキサン、ナガワなど

2018/03/12(月) 11:30
★9:06  日本化薬-丸三が新規「買い」 火薬技術を応用した自動車用安全部品の収益拡大に期待
 日本化薬<4272.T>が3日続伸。丸三証券では、火薬技術を応用した自動車用安全部品の収益拡大に期待。投資判断「買い」、目標株価1700円として、新規カバレッジを開始した。
 「買い」とする理由は、(1)エアバッグなどに使われる自動車用安全部品を扱うセイフティシステムズ事業がグローバル展開を加速させてきたことにより、収益が拡大しており、今後も自動車生産台数の伸びとともに部品の販売数量増加が期待できること、(2)医薬事業においては、がん関連薬剤を中心に新製品開発を進めていることに加え、2016年6月に三菱ガス化学と共同で合弁会社を設立したことで、バイオ後続品を含む抗体医薬品の製造や受託事業の展開により、生産強化や製造技術の蓄積が期待でき、収益拡大につながると見込めることなど。

★9:07  サムコ-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は計画下振れ着地
 サムコ<6387.T>が買い気配。同社は9日に、18.7期通期の営業損益予想を従来の3.8億円の黒字から6.1億円の黒字(前期は2.8億円の赤字)へと引き上げると発表した。上期の実績および受注残の状況ならびに足元の事業環境を踏まえた。
 併せて発表した、18.7期の上期(8-1月)の営業損益は0.8億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)だった。上期の会社計画は1.7億円の黒字だったので着地は下振れた。一部の出荷が下期へずれ込んだことに加え、人員体制の整備、販売システムの導入などの先行投資により販管費が増加したことが響いた。

★9:07  サンゲツ-4日ぶり反発 自己株取得枠を変更 ToSTNeT-3による取得も発表
 サンゲツ<8130.T>が4日ぶり反発。同社は9日に、自己株取得に係る事項を一部変更すると発表した。
 上限100万株・20億円を上限400万株・85億円に変更する。上限400万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は6.24%となる。また、取得方法に、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付けを追加する。なお、取得期間1月15日~4月27日に変更はない。
 なお、9日までに取得した自己株式の累計は73万4900株、16億2158万4100円となっている。
併せて、12日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において上限300万株・64億3500万円の自己株式を取得すると発表した。なお、上限300万株を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は4.68%となる。

★9:08  三谷セキサン-6日ぶりに大幅反発 上限10万株・2.5億円の自己株取得枠を設定
 三谷セキサン<5273.T>が6日ぶりに大幅反発。同社は9日に、上限10万株・2.5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 機動的な資本政策ならびに株主への利益還元を行うため。取得期間は3月12日~3月23日。なお、上限10万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.49%となる。

★9:09  ナガワ-反発 文化シヤッターなどに自己株式を1株4485円で割り当て処分 株式相互保有
 ナガワ<9663.T>が反発。同社は9日、文化シヤッター<5930.T>やアキレス<5142.T>、栗林商船<9171.T>、JBCCホールディングス<9889.T>、テーオーホールディングス<9812.T>に自己株式を割り当て処分すると発表した。
 自己株式18万9100株を1株4485円で割り当て、8億4811万3500円を調達する。割当株数は文化シヤッターに11万1400株、アキレスに2万2200株、栗林商船に2万2200株、JBCCHDに2万2200株、テーオーHDに1万1100株となっている。
 コア事業の強化、取引先との協業のさらなる発展および安定的な事業基盤構築のための施策を同社の様々な取引先と検討した結果、相互に、文化シヤッターとは約5億円、アキレスとは約1億円、栗林商船とは約1億円、JBCCHDとは約1億円、テーオーHDとは約5000万円の株式を取得することとした。なお、株式相互保有にあたり、同社は先に処分予定先5社の株式の取得を市場買い付けなどの方法により開始している。


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