後場コメント No.4 歯愛メディカル、小野測器、永大化工、東芝、GMOインターネットなど

2018/03/12(月) 15:00
★13:48  Ciメディカル-4日ぶり反発 カリスマ投資家の株式取得が判明
 歯愛メディカル<3540.T>が4日ぶり反発。同社が10日に発表した第18期定時株主総会招集通知で、著名個人投資家の片山晃(ペンネーム:五月)氏が12月末時点で同社株式を6万3000株(持ち株比率0.6%)保有していたことが判明し、有望銘柄との期待により買いが集中している。

★13:52  小野測器-反発 独MBtechと自動車エンジニアリング領域において基本合意
 小野測器<6858.T>が4日ぶり反発。同社は3月9日大引け後に、MBtech Group GmbH & Co. KGaA(ドイツ)と、自動車エンジニアリング領域における技術提携に向けた基本合意に達したと発表した。
 小野測器の自動車研究開発におけるツール開発技術およびNVH計測技術、MBtechの自動車パワートレイン開発におけるエンジニアリング・コンサルティングサービス技術など、双方の定評ある専門性を相互補完する協力関係の構築を目指すとした。

★13:53  永大化工-続伸 18.3期の期末配当を11円に増配
 永大化工<7877.T>が続伸。同社は9日に、18.3期の期末配当予想を10円→11円(前期は10円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。

★14:05  アステラス-反発 コハク酸ソリフェナシン経口懸濁液で小児患者での承認を取得
 アステラス製薬<4503.T>が反発。同社は3月9日大引け後に、ムスカリン受容体きっ抗剤コハク酸ソリフェナシン(一般名)経口懸濁液に関し、2歳から18歳以下の小児患者における神経因性排尿筋過活動(NDO: Neurogenic Detrusor Overactivity)の治療薬としての承認を、オランダを審査調整国とする相互認証方式に従い、欧州31カ国で取得したと発表した。
 欧州において、成人における切迫性尿失禁、尿意切迫感および頻尿の症状を伴う過活動ぼうこうの治療薬として、2004年に錠剤、2015年に経口懸濁液の承認を取得。今回の承認は2歳から18歳以下の小児でのNDOを対象とした追加適応であり、経口懸濁液中にはコハク酸ソリフェナシン1mg/1mLを含有している。ソリフェナシンは現在、日本をはじめ80以上の国と地域で販売されているとした。

★14:06  東芝-もみ合い 二次電池「SCiB」がJR東海の次期新幹線車両「N700S」確認試験車へ採用
 東芝<6502.T>がもみ合い。同社傘下の東芝インフラシステムズは10日に、開発したリチウムイオン二次電池「SCiB」が、JR東海(東海旅客鉄道)<9022.T>の次期新幹線車両「N700S」の確認試験車の補助電源用バッテリーに採用されたと発表した。
 「SCiB」は、高い安全性、1万回以上の充放電が可能な長寿命、-30度の環境下にも耐え得る低温度動作などの優れた特性がある。特に安全性においては、外圧が加えられて内部短絡が生じても異常発熱や発火を起こしにくい構造となっているため、今後高い安全性が必要とされる鉄道車両への適用が期待されるとしている。

★14:17  GMOインターネット-上げ幅拡大 アフィリ広告向け「アドベリフィケーション機能」開発
 GMOインターネット<9449.T>が上げ幅拡大。同社は3月12日14時に、総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKOが、ディマージシェアとの資本・業務提携による共同開発第1弾として、AI(人工知能)を活用したアフィリエイト広告向けの「アドベリフィケーション機能」を開発したと発表した。
 同日より、アフィリエイト広告の成果計測ワンタグシステム「ADMANE」に実装。これにより「ADMANE」はASP(Affiliate Service Provider)と連携して、事前に設定したNG条件に合致する媒体(コンテンツ)をAIが自動解析し、配信先から除外することができ、広告主はアフィリエイト広告においても自動でブランドイメージを保護する「ブランドセーフティー」が可能となる。なお、アフィリエイト広告のブランドセーフティーを自動で実現する「アドベリフィケーション機能」の実装は、アフィリエイト業界初とした。

★14:32  出光興産-大幅反発 豪州独立系燃料油販売会社「リニティー社」を買収
 出光興産<5019.T>が大幅反発。同社は9日に、豪州ブリスベンに本社を置く100%子会社のフリーダムエナジーホールディングス社を通じ、豪州クイーンズランド州ケアンズを事業拠点とする燃料油販売会社トリニティー社(持株会社はエルフォント社)の発行済み全株式を取得したと発表した。
 トリニティー社はクイーンズランド州北部を中心に、タンクローリーで顧客に燃料油を持ち届ける卸売事業や、18か所のサービスステーションを通じた小売事業を行っている。豪州は引き続き堅調な燃料油需要の伸びが期待できるうえ、製油所の閉鎖に伴い輸入比率が高まっているという。同社は、この買収を通じさらなる事業拡大を図るとしている。


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