前場コメント No.7 西部電機、ミタチ産業、日東製網、ラクオリア、寿スピリッツなど

2018/03/13(火) 11:30
★9:17  ウイルコHD-6日ぶりに大幅反落 1Q営業赤字転落 情報・印刷事業の減益で
 ウイルコホールディングス<7831.T>が6日ぶりに大幅反落。同社は12日に、18.10期1Q(11-1月)の連結営業損益は1.2億円の赤字(前年同期は0.8億円の黒字)だったと発表した。情報・印刷事業が、減収や設備投資による減価償却費の増加、物流費の増加などにより、減益となったことが響いた。

★9:18  理研グリーン-急落 1Q営業赤字転落 減収や販管費率の上昇で
 理研グリーン<9992.T>が急落。同社は12日に、18.10期1Q(11-1月)の連結営業損益は2.0億円の赤字(前年同期は1.5億円の黒字)だったと発表した。売上高が大幅に減少した。またそれにともない販管費率が上昇したことも響いた。なお、上期の会社計画0.8億円の黒字は据え置いた。

★9:20  西部電機-3日ぶりに大幅反発 通期営業益を上方修正 高精度機の輸出増加で
 西部電機<6144.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は12日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の16億円から20億円(前期比31.0%増)へと引き上げると発表した。精密機械事業において、海外市場の高精度機要求による輸出の増加などがあり、売上高が当初予想を上回る見込みとなったことが寄与する。

★9:20  国際計測器-TIWが「2+」継続 来期は電気サーボモーター式試験機の伸びに期待
 国際計測器<7722.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、来期は電気サーボモーター式試験機の伸びに期待。投資判断「2+(Outperform)」を継続した。
 今18.3期3Q累計(4~12月)は売上高82億円(前年同期比11%増)、営業利益10.5億円(同2.9倍)。バランシングマシンが回復してきたことに加えて、円安効果や子会社の採算改善が損益改善に寄与した。これはおおむね想定内で、来期以降の中期的な収益見通しを引き上げるような新材料は出ていないものの、業績回復の途上にあることは確認できたとした。

★9:21  ミタチ産業-反落 新株予約権を発行し12億円調達 当初行使価額1491円
 ミタチ産業<3321.T>が反落。同社は12日、野村証券を割当予定先とする行使価額修正条項付第2回新株予約権(行使指定・停止指定条項付)を発行すると発表した。
 借入金返済や自社工場の生産ライン増設などに係る設備投資、グローバル発展を目指した海外販売網の拡充などに充当する。同社は野村証券に新株予約権を合計8000個(潜在株式数80万株、当初行使価額1491円)割り当て、合計で手取り概算11億8642万4000円を調達する。

★9:22  日東製網-反落 通期営業益を下方修正 3Q累計営業益は49%減
 日東製網<3524.T>が反落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から7.2億円(前期比11.8%減)に引き下げると発表した。付加価値の高い定置網部門の売上高が減少することによる影響が大きく、全体での利益率低下が避けられないことから、前回予想を下回る見込みとなった。
 併せて発表した、18.4期3Q累計の連結営業利益は4.4億円(前期比48.9%減)だった。

★9:23  ラクオリア-反発 旭化成ファーマとの共同研究でマイルストン達成 一時金受領へ
 ラクオリア創薬<4579.T>が反発。同社は12日に、旭化成<3407.T>傘下の旭化成ファーマにより、共同研究成果が契約に基づいた最終段階の水準に達したことが認定され、マイルストン達成にともなう一時金の受領が確定したと発表した。
 今回の一時金は18.12期の事業収益に計上するという。なお、18.12期通期業績に対する影響については織り込み済みであり、通期業績予想に変更はないとしている。

★9:23  寿スピリッツ-反発 18.3期の期末配当を35円に増配
 寿スピリッツ<2222.T>が反発。同社は12日に、18.3期の期末配当予想を30円→35円(前期は25円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。2017年11月1日に上方修正した業績予想に対し、足元の業績が順調に進ちょくしていることから、増配を行うとしている。


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