〔Market Flash〕内閣支持率が下がれば小幅ながらも株式リターンは有意に低下~SMBC日興

2018/03/14(水) 10:16
【10:15】内閣支持率が下がれば小幅ながらも株式リターンは有意に低下~SMBC日興  SMBC日興証券では、内閣支持率と株価の関係についてコメントしている。各メディアが公表する内閣支持率および不支持率の平均値の差について、前月末からの変化幅の2分の1を内閣支持率の変化と定義。TOPIXの月次リターンを支持率変化で回帰したところ、ほとんど説明力が見られなかったと指摘。一方、TOPIXリターンをMSCI World指数および12カ月先予想EPS で回帰し、グローバル株式に連動する部分とファンダメンタルズの改善に伴う部分を取り除いた残差リターンを内閣支持率変化で回帰を行ったところ、非常に小幅ながらも統計的に有意な水準で内閣支持率変化が低下すると残差リターンが低下することが確認されたという。  内閣支持率が10ppt低下するとTOPIX残差リターンは0.8%低下する結果になるとし、支持率が低下すると翌月も支持率が低下する傾向があることや、安倍政権誕生後に限れば、支持率変化と12カ月先予想EPS変化の間にも相関が見られ、実際に支持率が低下した場合の株価への影響はかなり大きくなることを予想している。 【9:35】ドル円は上髭のキャンセルには107円台へ上昇して引ける必要がある~みずほ  みずほ証券では、本日のドル円は米政治リスクが内外の株価に及ぼす影響をにらみつつ、106円台でドルが弱含みもみ合いとなる展開を想定。テクニカル的には長い上髭を描き上値の重さを示したとコメント。本日は転換線106.25円がサポートされるかに注目している。形としては上値トライに失敗し、次は下値トライとなりやすいという。上髭のキャンセルには107円台へ上昇して引ける必要があるとする一方、転換線106.25円を下抜けると105円台トライとなると予想している。 【8:45】寄り前気配は住友林、群馬銀、ADEKA、三井物が高い気配値  主力株の寄り前気配では、住友林(1911) +2.73%、群馬銀(8334) +2.17%、ADEKA(4401) +2.02%、三井物(8031) +1.85%、マルハニチロ(1333) +1.53%、レンゴー(3941) +1.36%、ヤフー(4689) +1.32%、ヒロセ電(6806) +1.19%、日立化成(4217) +1.11%、サントリーBF(2587) +1.02%などが高い気配値。  一方、アルフレッサ (2784)-20.45%、HOYA(7741) -7.98%、コクヨ(7984) -7.17%、大気社(1979) -6.18%、参天薬(4536) -6.01%、リンナイ(5947) -4.75%、堀場製(6856) -4.04%、東宝(9602) -3.87%、北国銀(8363) -3.45%、ダイセキ(9793) -3.10%などが安い気配値となっている。
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