前場コメント No.3 山陽特殊製鋼、アシックス、日機装、スマートバリュー、タツモなど

2018/03/16(金) 11:30
★9:02  山陽特殊製鋼-買い気配 新日鉄住金が子会社化を検討 上場維持の予定
 山陽特殊製鋼<5481.T>が買い気配。同社と新日鉄住金<5401.T>は15日に、2019年3月を目途に新日鉄住金が同社を子会社化し、新日鉄住金が2018年度上期中に子会社化する予定のOvako AB (スウェーデンに本社を置く特殊鋼メーカー)との3社連携も視野に、両社の特殊鋼事業の強化とグローバル事業推進体制の構築についての検討を開始すると発表した。
 両社の経営資源を持ち寄り、事業基盤と技術力の強化、グローバル事業展開に向けた体制整備などを進めることを目的として、この検討を開始することについて合意した。子会社化の具体的な方法、新日鉄住金の同社に対する出資比率などについては、今後、両社で検討し、協議が整い次第公表する予定。また、同社は、新日鉄住金の子会社となった後も、上場を維持する予定としている。

★9:02  アシックス-売り気配 株価上昇によって 「中立」へ引き下げ
 アシックス<7936.T>が売り気配。ゴールドマン・サックス証券では、株価上昇により、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は1900円→2000円と引き上げた。
 2月27日に開催のスモールミーティングを受け、業績予想を微修正。同社米国事業は、チャネル戦略など具体的な取り組みが進んでおり、18年度下期以降の売上改善の確度は高まりつつあるとみられる。また、本部コストについて、17年度下期から本社でのコストコントロールに着手している点を前向きに評価。
 一方で、足元の株価上昇により上値余地が縮小したため、カバレッジ相対感から投資判断を引き下げ。

★9:02  日機装-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 収益性改善に課題が残る
 日機装<6376.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績の最悪期は脱したが、収益性改善に課題が残るとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1100円→1300円と引き上げた。
 医療部門を中心に利益予想を上方修正。業績の最悪期は脱したと推測。ただし、収益性の観点では、医療部門の競争激化(国内透析装置、CRRT)、航空宇宙事業や新事業(深紫外線LED)への先行投資継続から、課題が残ると考え、レーティングは「Neutral」を継続。エクイティストーリーは「積極的な事業拡大に見合う収益性の改善」。主力事業強化や事業の選択と集中の実施が、引き続き今後の評価ポイントであるとの見方を維持するとした。

★9:03  フェイスNW-買い気配スタート/マザーズ上場 寄り前2倍超
 投資マンション開発のフェイスネットワーク<3489.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格1400円の買い気配で始まり、差し引き約20万株の買い越し。直前の寄り前気配は公開価格の2倍超となる2800円超だった。
 主幹事は野村証券で公開株数は138万株。投資用不動産の企画・開発・建築請負・販売および管理などを展開している。

★9:03  スマートバリュー-反発 石川県で自治体向けブロックチェーンサービスの実証実験
 スマートバリュー<9417.T>が反発。16日付の日経新聞朝刊で、同社が石川県加賀市と連携し、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した自治体向けサービスの実証実験を4月から始めると報じられた。
 自治体がブロックチェーンを使い地域通貨を導入する事例はあるが、電子行政の推進などより広範囲での活用を検討するという。今後は他の自治体との連携も目指すとされる。

★9:03  タツモ-買い気配 3月22日付けで東証2部へ市場変更
 タツモ<6266.T>が買い気配。同社は15日、東京証券取引所の承認を受け、3月22日付けで、現行の東証JASDAQスタンダードから同2部へ市場変更すると発表した。


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