前場コメント No.16 三益半導体、綿半HD、タカラバイオ、SERIO、OSGなど

2018/04/11(水) 11:31
★10:46  ヤマハ発動機-大和が目標株価引き下げ 為替損拡大も計画超過は可能との見方
 ヤマハ発動機<7272.T>が続伸。大和証券では、為替損拡大も計画超過は可能とみて、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4200円→4000円と引き下げた。
 営業利益は今18.12期:1570億円(前期比5%増、従来比▲70億円、会社計画は1500億円)、来19.12期:1730億円(同10%増、同▲70億円)を予想。ユーロは会社前提と同水準だが、豪ドルやインドネシアルピア安も反映しており、今18.12期の為替差損は前期比で約▲150億円と会社想定(▲110億円)より拡大する公算。ただし、新興国地域では過去同様、売価反映で影響を緩和できると想定する上、従来同様、マリン事業を筆頭に、各事業で計画が保守的な感があるため、会社計画は超過可能と考えるとした。1Q(1~3月期)の営業利益は前年同期比で約1割の増益と想定。

★10:51  三益半導体-いちよしがフェアバリュー引き上げ 量的拡大と価格改定による利益寄与大
 三益半導体工業<8155.T>が続伸。いちよし経済研究所では、償却負担は増加傾向ながら、量的拡大と価格改定による利益寄与は大きいと判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2700円→2900円と引き上げた。
 今18.5期第3四半期(17年12月~18年2月)決算では、半導体用ウエハー加工における量的拡大と価格改定効果が顕著と判断。今後設備強化に伴う減価償却負担増が予想されるものの、中期ベースの利益はいちよしの従来予想を上回る水準に達するとの見方。今18.5期業績に関しては、これまでの収益推移を勘案し、会社計画を上回る水準を予想するとした。

★10:54  綿半HD-急落 3月度既存店1.4%減収 5カ月ぶりに前年実績を下回る
 綿半ホールディングス<3199.T>が急落。同社は10日、3月度月次動向を発表し、既存店売上高は前年同月比1.4%減だった。5カ月ぶりに前年実績を下回った。なお、全店売上高は同6.7%減となっている。
 3月度の既存店は、「cotton1598コミュニティスペース」のボタニカルコーナーの充実や、月後半の気温上昇で、グリーン・園芸用品が好調に推移したものの、春分の日に甲信地方で降った大雪の影響や、月後半の気温上昇による灯油の売り上げ減が大きく、売り上げは前年を下回ったとしている。

★10:55  タカラバイオ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 大塚製薬と契約を受けて
 タカラバイオ<4974.T>が8日ぶり大幅反落。いちよし経済研究所では、TCR細胞療法およびCAR-T細胞療法での大塚製薬と契約を受け、契約一時金、マイルストーンを得られる予定と注目。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2200円→2800円と引き上げた。
 TCR細胞療法およびCAR-T細胞療法での大塚製薬との契約で、これらの開発の加速が期待可能。それを考慮し、これら2つの開発品を21.3期からの売上計上を想定し、今回、中長期業績予想に織り込んだとした。
 また、腫瘍溶解性ウイルスHF10を国内で悪性黒色腫を対象に、今年7~9月に承認申請する予定であり、これも当面の重要イベントとして注目されるとした。

★10:59  SERIO-大幅反落 3Q累計営業益7600万円 計画据え置きを嫌気
 SERIOホールディングス<6567.T>が大幅反落。同社は10日、18.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益が7600万円だったと発表した。しかし、通期計画6200万円を超過するも同計画を据え置いたことから、失望売りが出ている。就労支援事業で、既存顧客を中心に堅調に推移した。

★11:06  OSG-続伸 1Q営業益25%増 主力のタップ売り上げが好調
 オーエスジー<6136.T>が続伸。同社は10日に、18.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は54.3億円(前年同期比24.8%増)だったと発表した。全世界的に主力のタップ売り上げが好調だったことが寄与した。上期の会社計画105.0億円に対する進ちょくは51.7%となっている。


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