前場コメント No.8 インテリックス、吉野家、市進HD、Eガーディアン、マルカキカイなど

2018/04/12(木) 11:31
★9:17  トレジャーファクトリー-5日続落 上限15万株・1億2000万円の自己株取得枠を設定 消却も発表
 トレジャー・ファクトリー<3093.T>が5日続落。同社は11日に、上限15万株・1億2000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は4月12日~4月19日。上限15万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は1.33%となる。なお、取得方法は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)および市場買い付けとしている。
 併せて、上記により取得した自己株式の全株を4月19日に消却することも発表した。なお、発行済株式総数に対する割合は2.97%となる。

★9:19  インテリックス-TIWが「2+」継続 3Qは増収減益だがビジネス減速の心配はない
 インテリックス<8940.T>が4日ぶり反発。投資情報会社のTIWでは、3Qは増収減益だがビジネス減速の心配はないと判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 3Q累計(6~2月)は前年同期比で増収減益の着地。減益が目につくが、主力である中古マンション再生流通事業はリノヴェックスマンション販売が好調で、増収増益と好調。また、その他不動産事業は減益だが、前期の「アセットシェアリング横濱元町」ほどの利益寄与がないためで、大幅増収(前年同期比40.3%増)を確保していると指摘。

★9:19  吉野家HD-大幅に3日続落 今期2%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 吉野家ホールディングス<9861.T>が大幅に3日続落。同社は11日に、19.2期通期の連結営業利益予想を41.0億円(前期比2.0%増)と発表した。市場コンセンサスは41.9億円となっている。
 国内においては、吉野家の次世代店舗をセカンドステージで拡大すべく店舗モデルの完成度を高める。また、はなまると京樽は出店による成長・規模拡大を継続して進めていく。海外においてはさらなる経営の現地化を進め、中国・アメリカにおいては、新規エリアの開拓を行うとしている。
 併せて発表した、18.2期通期の連結営業利益は40.2億円(前の期比2.2倍)だった。
 吉野家が、販売施策による増収および食材原価の低減により増益となった。また、はなまるやアークミール、京樽などその他の全てのセグメントが増益となったことも寄与した。

★9:24  市進HD-大幅続伸 前期営業益を上方修正 業務効率化で経費削減
 市進ホールディングス<4645.T>が変わらずを挟み大幅続伸。同社は11日、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の1.3億円から3.5億円(前期比32.1%減)へと引き上げると発表した。業務効率の改善や印刷物の冊子化、人材の適正配置を図るなど経費削減を進めた。

★9:25  Eガーディアン-大幅反発 Web担当者向け「セキュリティ診断サービス」に新プラン追加
 イー・ガーディアン<6050.T>が3日ぶり大幅反発。同社は4月11日大引け後に、子会社であるEGセキュアソリューションズ(東京都港区)が、トライベック・ストラテジー(東京都港区)と共同開発した「トライベック・セキュリティソリューション」に、新たに5つのプランを加えた全8プランでの提供を開始したと発表した。Webサイトのセキュリティに関する幅広いニーズに応えるラインナップに進化したとしている。

★9:29  マルカキカイ-TIWが「2+」継続 業績堅調から株価反発を見込む
 マルカキカイ<7594.T>がもみ合い。投資情報会社のTIWでは、業績堅調から株価反発を見込むとコメント。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今18.11期2Q(12~2月)決算は、柱の産業機械の好調によって大幅な増収増益となった。建設機械低迷から前年同期が悪かったとはいえ、上期(12~5月)営業利益計画の55%を遂行し、今18.11期は順調と言える。今18.11期、来19.11期と増益、増配基調との見方に変化はなし。実績PBR1.0倍など株価指標面にも割安感は強く、市場全体の影響もあって、大きく下げた株価の反発を見込むとした。


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