後場コメント No.3 オリンパス、ほくほく、トーヨーアサノ、スギＨＤ、ドリコムなど
★13:01 オリンパス－ＵＢＳが目標株価引き下げ 営業利益率は苦境が続くとの見方
オリンパス<7733.T>が5日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、しばらくはスコープの値下げにより、売り上げは復調しようが営業利益率は苦境が続くと想定。レーティング「Sell」を継続、目標株価は3900円→3750円と引き下げた。
ＵＢＳの営業利益予想は17年度850億円（会社計画860億円、コンセンサス858億円）、18年度は845億円（コンセンサス940億円）。
18年度は消化器内視鏡の施策が通年続くほか、外科でVisera Elite 2の米国承認および4K内視鏡の米国IDN契約の売上計上が見込まれるが、いずれも消化器内視鏡に比べて営業利益率は10pt以上低めと推察されることから、医療事業の製品ミックスに鑑みると営業利益率の回復は期待しづらいとした。
オリンパス<7733.T>が5日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、しばらくはスコープの値下げにより、売り上げは復調しようが営業利益率は苦境が続くと想定。レーティング「Sell」を継続、目標株価は3900円→3750円と引き下げた。
ＵＢＳの営業利益予想は17年度850億円（会社計画860億円、コンセンサス858億円）、18年度は845億円（コンセンサス940億円）。
18年度は消化器内視鏡の施策が通年続くほか、外科でVisera Elite 2の米国承認および4K内視鏡の米国IDN契約の売上計上が見込まれるが、いずれも消化器内視鏡に比べて営業利益率は10pt以上低めと推察されることから、医療事業の製品ミックスに鑑みると営業利益率の回復は期待しづらいとした。
★13:05 ほくほく－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 19.3期業績は1割程度の減益を見込む
ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>が8日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今19.3期業績は1割程度の減益を想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1800円→1700円と引き下げた。
株価は日銀の金融政策変更期待の後退もあって、他の銀行株同様に年初から下落している。時価総額も2000億円割れまで下落したが、カタリストを見出しにくい状況には変わりなし。前18.3期業績はおおむね会社計画線、今19.3期連結純利益は前期比1割程度の減益を予想。おおむね地銀各行の平均的な動きに沿った業績との見方を示した。
ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>が8日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今19.3期業績は1割程度の減益を想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1800円→1700円と引き下げた。
株価は日銀の金融政策変更期待の後退もあって、他の銀行株同様に年初から下落している。時価総額も2000億円割れまで下落したが、カタリストを見出しにくい状況には変わりなし。前18.3期業績はおおむね会社計画線、今19.3期連結純利益は前期比1割程度の減益を予想。おおむね地銀各行の平均的な動きに沿った業績との見方を示した。
★13:11 トーヨーアサノ－後場上げ幅縮小 今期営業益31％減見込む 前期営業益は10.5倍で着地
トーヨーアサノ<5271.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日13時に、19.2期通期の連結営業利益予想を5.2億円（前期比31.2％減）と発表した。
コンクリートパイル事業・工事事業においては、原材料費の上昇、人手不足緩和のための増員といったコスト増が予想される。コンクリートセグメント事業においては、これまでの大型プロジェクト向けの製造が終わり、次の大型物件までの端境期に入るとしている。
併せて発表した、18.2期通期の連結営業利益は7.6億円（前の期比10.5倍）だった。同社グループの主力地区である関東および静岡・山梨地区について、前の期に対して需要が増加し、最優先課題であったコンクリートパイル・工事事業の収益性改善への取り組みと事業環境の好転と相まって収益性が大きく改善した。
トーヨーアサノ<5271.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日13時に、19.2期通期の連結営業利益予想を5.2億円（前期比31.2％減）と発表した。
コンクリートパイル事業・工事事業においては、原材料費の上昇、人手不足緩和のための増員といったコスト増が予想される。コンクリートセグメント事業においては、これまでの大型プロジェクト向けの製造が終わり、次の大型物件までの端境期に入るとしている。
併せて発表した、18.2期通期の連結営業利益は7.6億円（前の期比10.5倍）だった。同社グループの主力地区である関東および静岡・山梨地区について、前の期に対して需要が増加し、最優先課題であったコンクリートパイル・工事事業の収益性改善への取り組みと事業環境の好転と相まって収益性が大きく改善した。
★13:13 スギＨＤ－大和が目標株価引き上げ 新年度も経費増が重い計画
スギホールディングス<7649.T>がもみ合い。大和証券では、新年度も経費増が重い計画とみて、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は5400円→6000円と引き上げた。
今19.2期は調剤報酬改定などの影響もあり、前期比5.0％増収、同3.0％営業増益と利益伸び悩みの計画。既存店は同1.6％増（上期+1.7％、下期+1.5％）、粗利益率は改定による影響約10億円、率で0.2％pt 程度のマイナス影響に対し、調剤の仕入れ条件と物販の改善で全体で同0.6％ptの強い改善を計画。引き続き、経費増加の計画で利益伸び悩みだが、詳細は4月18日の説明会を待たねばならないとした。なお、3月の既存店は花粉症関連の寄与で+6.1％増と好調。
スギホールディングス<7649.T>がもみ合い。大和証券では、新年度も経費増が重い計画とみて、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は5400円→6000円と引き上げた。
今19.2期は調剤報酬改定などの影響もあり、前期比5.0％増収、同3.0％営業増益と利益伸び悩みの計画。既存店は同1.6％増（上期+1.7％、下期+1.5％）、粗利益率は改定による影響約10億円、率で0.2％pt 程度のマイナス影響に対し、調剤の仕入れ条件と物販の改善で全体で同0.6％ptの強い改善を計画。引き続き、経費増加の計画で利益伸び悩みだが、詳細は4月18日の説明会を待たねばならないとした。なお、3月の既存店は花粉症関連の寄与で+6.1％増と好調。
★13:20 ドリコム－大和が目標株価引き下げ 成長軌道に乗るか 重要な局面を迎える
ドリコム<3793.T>が続伸。大和証券では、成長軌道に乗るか、重要な局面を迎えるとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は1500円→1410円と引き下げた。
モバイルゲーム市場がIPを活用したモバイルゲームの普及に伴い成熟期を迎え、各社によるユーザーを囲い込む競争が本格化すると想定された中にあって、モバイルゲーム各社に想定されたストーリーは他社IPを活用したモバイルゲームによる収益基盤の構築を行い、次への選択権を担保することだった。同社はその経営方針の転換が早く、バンダイナムコＨＤ（7832）との関係強化へ結びついたと見られる点がポジティブ視される。
ただし、今後のトピックとして、ユーザーを囲い込む競争の中にあってWebベースのモバイルゲームがシェアを増す可能性があると大和では見ているとし、バンダイナムコとの関係は同社に収益をもたらすと予想。
ドリコム<3793.T>が続伸。大和証券では、成長軌道に乗るか、重要な局面を迎えるとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は1500円→1410円と引き下げた。
モバイルゲーム市場がIPを活用したモバイルゲームの普及に伴い成熟期を迎え、各社によるユーザーを囲い込む競争が本格化すると想定された中にあって、モバイルゲーム各社に想定されたストーリーは他社IPを活用したモバイルゲームによる収益基盤の構築を行い、次への選択権を担保することだった。同社はその経営方針の転換が早く、バンダイナムコＨＤ（7832）との関係強化へ結びついたと見られる点がポジティブ視される。
ただし、今後のトピックとして、ユーザーを囲い込む競争の中にあってWebベースのモバイルゲームがシェアを増す可能性があると大和では見ているとし、バンダイナムコとの関係は同社に収益をもたらすと予想。
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