〔Market Flash〕目先の日本株は戻りを試す展開を想定~大和

2018/04/16(月) 10:38
【10:35】目先の日本株は戻りを試す展開を想定~大和  大和証券では、米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した4月3日の時点の建玉報告で、CMEの通貨先物市場で投機筋による円の持ち高が2016年11月以来、約1年4カ月ぶりに買い越しに転じた点に注目している。為替市場では投機筋の円買い戻しによる円高圧力は後退した可能性が高いとみている。また、東証と大証が発表した4月第1週(4/2~4/6)の投資部門別株式売買動向では、海外投資家は現物・先物合計で1月第1週(1/4~1/5)以来、13週ぶりに日本株を買い越したとのこと。大和では、目先の日本株は、円高圧力の後退を背景に、海外投資家の買い戻し主導で戻りを試す展開を想定している。 【10:05】邦銀セクターでは三菱UFJや主要地銀に割安感~JPモルガン  JPモルガン証券では、邦銀の株価は年初来で10%程度、1月ピークとの対比で14%程度下落していると指摘。この間、円高とドルLIBOR上昇といった邦銀の収益を押し上げるマクロ環境の変化が起きているが、その影響を試算した結果、収益影響よりも株価下落の方が大きいと分析している。JPモルガンでは、株価動向には金利上昇期待のはく落やマクロのリスク要因も含まれるとしながらも、収益影響と比較した際には、特に三菱UFJ(8306)や主要地銀において割安感が出ていると考えている。 【9:45】ネット証券はマネックスGが上昇基調へ転換、他社追随の可能性も~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは、証券株についてリポートしている。証券株の多くは1980年代後半のバブルが崩壊して以来、長らく下落トレンドが続いたが、2011年までで下げ止まり、2016年の安値で二番底を形成して、ようやくダウントレンドに歯止めがかかったことを指摘している。依然として大手証券を中心に停滞が続く銘柄が多いが、マネックスグループ(8698)に関しては、最近の急騰で2013年4月の高値509円を更新し、上昇基調へ転換したことが確認されたとのこと。SMBC日興では、同様の波動構成で2016年の小勢二番底以来の下値固めが進展しているカブドットコム証券(8703)や松井証券(8628)も、今後はマネックスグループの株価に追随して、2013~15年の高値更新に向かう可能性があると判断している。 【8:45】寄り前気配は大気社、住阪セメ、キッセイ薬、エア・ウォーが高い気配値  主力株の寄り前気配では、大気社(1979) +6.26%、住阪セメ(5232) +5.50%、キッセイ薬(4547) +4.22%、エア・ウォー (4088) +4.03%、福山運(9075) +3.79%、エムスリー(2413) +3.64%、イズミ(8273) +3.64%、武蔵銀(8336) +3.41%、DIC(4631) +3.40%などが高い気配値。  一方、ADEKA(4401)-20.73%、スルガ銀(8358)-12.17%、ヤマダ電(9831) -8.38%、松竹(9601) -3.78%、野村不HD(3231) -3.48%、イビデン(4062) -3.24%、前田道(1883) -3.08%、戸田建(1860) -3.02%、グリー(3632) -2.89%、ミスミG(9962) -2.74%などが安い気配値となっている。
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