前場コメント No.14 三菱重工業、ラサールロジポート、サインポスト、ＳＯＵ、ファストリなど
★10:36 三菱重－続伸 造船向けに排ガス浄化装置販売へ
三菱重工業<7011.T>が続伸。16日付の日経産業新聞で、同社傘下の三菱造船（横浜市）が2020年に船舶排ガスの国際規制基準が大幅に強化されるのを前に、国内外の造船会社に排ガス浄化装置を販売すると報じられた。
規制に対応するには従来の船舶にない装備や技術が必要となり、専業メーカーは内製できない製品も多いという。付加価値の高い装備を切り出して外販し、造船事業全体の収益性を高めるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
三菱重工業<7011.T>が続伸。16日付の日経産業新聞で、同社傘下の三菱造船（横浜市）が2020年に船舶排ガスの国際規制基準が大幅に強化されるのを前に、国内外の造船会社に排ガス浄化装置を販売すると報じられた。
規制に対応するには従来の船舶にない装備や技術が必要となり、専業メーカーは内製できない製品も多いという。付加価値の高い装備を切り出して外販し、造船事業全体の収益性を高めるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★10:45 ラサールロジポート－野村が目標株価引き上げ 堅実な物件運営 パイプラインも充実
ラサールロジポート投資法人<3466.T>が反発。野村証券では、堅実な物件運営で、パイプラインも充実していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は12.11万円→12.80万円と引き上げた。
ポートフォリオの18.2期中平均稼働率は98.4％と、会社計画の96.9％を上回った。18.8期、19.2期はいずれも97.7％が計画されている。18.2期は賃貸可能面積全体の約20％部分でテナントの契約期限が到来したが、ほとんどが再契約もしくは契約の自動更新で、テナントの入れ替えは1割未満にとどまった。契約期限到来テナントの賃料変動は、面積ベースで約3割が賃料増額、7割弱が賃料据え置き。他方、同投資法人は3月に外部から「ロジポート平塚新町」と「ロジポート堺南島町」を計151億円、加重平均NOI利回り4.8％、同償却後利回り3.8％で取得。現在も、取得に関する優先交渉権を得ている外部の物件が4物件、約350億円あると注目。
ラサールロジポート投資法人<3466.T>が反発。野村証券では、堅実な物件運営で、パイプラインも充実していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は12.11万円→12.80万円と引き上げた。
ポートフォリオの18.2期中平均稼働率は98.4％と、会社計画の96.9％を上回った。18.8期、19.2期はいずれも97.7％が計画されている。18.2期は賃貸可能面積全体の約20％部分でテナントの契約期限が到来したが、ほとんどが再契約もしくは契約の自動更新で、テナントの入れ替えは1割未満にとどまった。契約期限到来テナントの賃料変動は、面積ベースで約3割が賃料増額、7割弱が賃料据え置き。他方、同投資法人は3月に外部から「ロジポート平塚新町」と「ロジポート堺南島町」を計151億円、加重平均NOI利回り4.8％、同償却後利回り3.8％で取得。現在も、取得に関する優先交渉権を得ている外部の物件が4物件、約350億円あると注目。
★10:47 サインポスト－急落 今期8％営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
サインポスト<3996.T>が急落。同社は13日に、19.2期通期の営業利益予想を4.0億円（前期比8.3％増）と発表した。市場コンセンサスは5.0億円となっている。
コンサルティング事業は、金融機関を中心とした既存案件の継続的な受注および新規案件の獲得による増加を見込む。また、ソリューション事業は、バッチ処理高速化サービスおよび事業性評価サービスを中心とした事業展開を行い、イノベーション事業については、同社独自のAI（SPAI)を活用した無人レジの本格展開を行うとしている。
併せて発表した、18.2期通期の営業利益は3.7億円（前の期比2.2倍）だった。
コンサルティング事業が、前の期から継続している地方銀行における勘定系システムの移行プロジェクトマネジメント業務のほか、クレジットカード会社、投資運用会社のシステム部門支援業務、公共機関向けコンサルティング業務の継続的な受注などにより、増益となった。また、ソリューション事業が黒字転換したことも寄与した。
サインポスト<3996.T>が急落。同社は13日に、19.2期通期の営業利益予想を4.0億円（前期比8.3％増）と発表した。市場コンセンサスは5.0億円となっている。
コンサルティング事業は、金融機関を中心とした既存案件の継続的な受注および新規案件の獲得による増加を見込む。また、ソリューション事業は、バッチ処理高速化サービスおよび事業性評価サービスを中心とした事業展開を行い、イノベーション事業については、同社独自のAI（SPAI)を活用した無人レジの本格展開を行うとしている。
併せて発表した、18.2期通期の営業利益は3.7億円（前の期比2.2倍）だった。
コンサルティング事業が、前の期から継続している地方銀行における勘定系システムの移行プロジェクトマネジメント業務のほか、クレジットカード会社、投資運用会社のシステム部門支援業務、公共機関向けコンサルティング業務の継続的な受注などにより、増益となった。また、ソリューション事業が黒字転換したことも寄与した。
★10:49 ＳＯＵ－大幅続伸 上期営業益12億円 通期進ちょく堅調
ＳＯＵ<9270.T>が大幅続伸。同社は13日、18.8期上期（9-2月）の連結営業利益が11.9億円だったと発表した。通期計画16.9億円に対する進ちょくは70.3％。
買い取り店舗数の増加による仕入れ増やSTAR BUYERS AUCTION香港大会の開催、古美術八光堂の買収などが寄与して増収となったほか、販管費も抑制されたとした。
ＳＯＵ<9270.T>が大幅続伸。同社は13日、18.8期上期（9-2月）の連結営業利益が11.9億円だったと発表した。通期計画16.9億円に対する進ちょくは70.3％。
買い取り店舗数の増加による仕入れ増やSTAR BUYERS AUCTION香港大会の開催、古美術八光堂の買収などが寄与して増収となったほか、販管費も抑制されたとした。
★10:52 ファストリ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 海外ユニクロの収益性の改善上昇に期待
ファーストリテイリング<9983.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外ユニクロの収益性の改善上昇に期待。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は48000円→50000円と引き上げた。
今18.8期2Q決算の好調、3月SSSの好調を踏まえ、業績予想を増額。今後のカタリストは、（1）好調な月次売上継続によるコンセンサスの上昇、（2）決算で引き続き、海外ユニクロ事業の収益性改善がみられること。
事業利益の増額背景は（1）2Qの好業績の反映、（2）海外ユニクロ事業の収益性を引き上げたこと、（3）国内ユニクロ事業のSSSを引き上げたこと。説明会で示されたグローバルワン・全員経営の体制を踏まえ、各国のベストプラクティスの移植や全体最適を狙った在庫・生産施策がより深耕されれば、海外ユニクロ事業の売上効率やコスト効率の改善が引き続きみられると考えたとしている。
ファーストリテイリング<9983.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外ユニクロの収益性の改善上昇に期待。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は48000円→50000円と引き上げた。
今18.8期2Q決算の好調、3月SSSの好調を踏まえ、業績予想を増額。今後のカタリストは、（1）好調な月次売上継続によるコンセンサスの上昇、（2）決算で引き続き、海外ユニクロ事業の収益性改善がみられること。
事業利益の増額背景は（1）2Qの好業績の反映、（2）海外ユニクロ事業の収益性を引き上げたこと、（3）国内ユニクロ事業のSSSを引き上げたこと。説明会で示されたグローバルワン・全員経営の体制を踏まえ、各国のベストプラクティスの移植や全体最適を狙った在庫・生産施策がより深耕されれば、海外ユニクロ事業の売上効率やコスト効率の改善が引き続きみられると考えたとしている。
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