後場コメント No.4 グンゼ、沖縄電力、プラップジャパン、小野薬品、オリックスなど

2018/04/16(月) 15:01
★13:56  ハブ-急落 今期3%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 ハブ<3030.T>が急落。同社は13日に、19.2期通期の営業利益予想を8.0億円(前期比2.9%増)と発表した。顧客をワクワクドキドキさせ続けるアイデアを店舗から創出、真にイノベーションが起こる風土の醸成を目指した取り組みを推進するとしている。なお、市場コンセンサスは9.1億円となっている。
 併せて発表した、18.2期通期の営業利益は7.8億円(前の期比1.8%増)だった。本部での集合研修によるクルー(アルバイト)教育や品質・衛生管理の強化といったQ(品質)・S(接客)・C(清潔感)・A(雰囲気)の継続的な磨き上げや、上期におけるスポーツイベントが奏功した。

★14:01  グンゼ-3日続伸 収縮フィルム「ファンシーラップ」値上げへ
 グンゼ<3002.T>が3日続伸。同社は16日、プラスチックカンパニーが販売する収縮フィルム「ファンシーラップ」について、5月1日出荷分から値上げすると発表した。
 原油価格の上昇に伴い、同製品の樹脂原料価格が上昇しているほか電力などの燃料費や副資材費も上昇しており、これらに対応するもの。今後の利幅改善への期待から買いが入っている。

★14:02  沖縄電力-上げ幅拡大 アウトルックを「ポジティブ」に変更 日本のソブリン変更で
 沖縄電力<9511.T>が上げ幅拡大。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4月16日午後、同社のアウトルックを「安定的」→「ポジティブ」に変更すると発表した。長期格付けは「A+」で据え置き。日本の長期ソブリン格付けのアウトルックが「ポジティブ」に変更されたことを受けたもの。

★14:03  プラップジャパン-急騰 上期営業益14%増 既存クライアントからのスポット業務獲得増で
 プラップジャパン<2449.T>が急騰。同社は13日に、18.8期の上期(9-2月)の連結営業利益は4.5億円(前年同期比13.5%増)だったと発表した。既存クライアントからのスポット業務の獲得増に加え、新規引き合いの増加を背景とした新規リテナークライアントの獲得があったことが寄与した。通期の会社計画8.3億円に対する進ちょくは54.4%となっている。

★14:13  東天紅-3日続伸 今期大幅営業増益見込む 高利益率の宴会受注強化
 東天紅<8181.T>が3日続伸。同社は16日、19.2期通期の連結営業利益予想を1.0億円(前期比2.1倍)とすると発表した。
 新規顧客開拓により、接待や周年パーティーなどの粗利益率の高い宴会の受注強化を進める。
 併せて発表した18.2期通期の営業利益は0.5億円(前の期は1.5億円の赤字)だった。原価管理の徹底や勤務シフトの効率化、顧客・予約管理システムなどの活用、販促方法の見直しなどによる経費の削減などが寄与した。

★14:14  小野薬品-5日ぶり反発 オプジーボが肺がん患者に化学療法と比較して優れたベネフィット示す
 小野薬品工業<4528.T>が5日ぶり反発。同社は16日に、PD-1阻害薬として初めて、中国人を主体とした治療歴を有する非小細胞肺がん(NSCLC)の患者集団において、化学療法と比較して優れた生存ベネフィットを示したと発表した。
 ブリストル・マイヤーズスクイブ社(米国ニューヨーク)は、治療歴を有する進行非小細胞肺がん(NSCLC)の主に中国人からなる患者集団を対象にオプジーボとドセタキセルを比較評価した重要な無作為化第3相CheckMate-078試験の結果を発表した。この試験において、オプジーボは、主要評価項目である全生存期間で、ドセタキセルと比較して統計学的に有意なベネフィットを示したとしている。

★14:18  フィルカンパニー-エースが「中立」へ引き上げ 株価下落で
 フィル・カンパニー<3267.T>が大幅に4日続落。エース経済研究所では、株価の下落により、投資判断を「弱気」→「中立」と引き上げた。目標株価は6100円を継続。
 エースでは、空中店舗フィル・パーク事業の展開による利益伸長が続くと予想。今回、上期計画が上方修正されたが、受注の状況などを見極めたいとして下期の見通しは据え置かれた。エースでは、開発販売スキームの拡大が想定を上回っていると見ているとし、通期計画についても達成確度が高まったと判断しているとした。

★14:34  オリックス-もみ合い MDYが発行体格付けを「Baa1」→「A3」に 見通し「安定的」
 オリックス<8591.T>がもみ合い。格付け会社のムーディーズ(MDY)は4月16日、同社の発行体格付けを「Baa1」→「A3」に格上げしたと発表した。格付けの見通しは「安定的」。
 今回の格上げにつながった主な要因は、オリックスが流動性を改善した水準で維持し、レバレッジを低い水準にとどめるとのMDYの予想。強固な収益性と良好な資産の質も格付けを支える要因であるとした。

★14:53  東海カーボン-BofAMLが新規「買い」 「人造黒鉛電極のサイクルは高くかつ長く」
 東海カーボン<5301.T>が続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、「人造黒鉛電極のサイクルはより高く、かつ長く」とコメント。投資評価「買い」、目標株価1960円として、新規カバレッジを開始した。
 「買い」の論点は、鉄鋼電炉に用いられる人造黒鉛電極の採算改善に伴い、コンセンサスを大きく上回る業績を予想することと、非常に割安な株価バリュエーション (19.12期でPER6.0倍)。目標株価は来19.12期PER9倍を適用して算出。過去のレンジ(7~30倍)の下限に近い水準を用いたとしている。
 将来の能力増強に伴う需給大幅緩和懸念から、株価バリュエーションは過去最低水準。だが、中国の環境規制に伴う黒鉛電極の供給制限、電炉での鉄鋼生産増による需要増、原料ニードルコークス不足が影響し、サイクルの好調局面は長期化する見通しとした。


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