前場コメント No.21 SGHD、セイノー、デサント、エイチーム、長谷工など

2018/05/14(月) 11:31
★10:58  SGHD-野村が目標株価引き下げ 営業利益630億円の会社計画に違和感なし
 SGホールディングス<9413.T>が反落。野村証券では、営業利益630億円の会社計画に違和感なしとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2600円→2400円と引き下げた。
 業績予想を微修正。詳細な確認は5月15日予定の説明会を待つ必要があるが、今19.3期は前18.3期に決算日を3月20日から31日に変更したことで、営業日数が前期比3%減となり、宅配便は費用の増加に合わせて値上げを進めるインフレニュートラルの方針から、値上げによる利益の大幅改善がないため、今19.3期営業利益が630億円と示された点に違和感はないとした。
 ただし、5月11日付のQUICKコンセンサスの676億円を下回る水準で、同業他社と同様に値上げにより利益が急拡大すると期待している投資家が一定程度いる場合には、株価が下落するリスクがあるとした。前18.3期は野村予想を若干上回る営業利益であったが、見方を変更するほどではないとし、今19.3期はほぼ従来予想と同様の営業利益654億円を予想。

★11:01  セイノー-野村が目標株価引き上げ 費用増は残念だが値上げは続いている
 セイノーホールディングス<9076.T>が大幅続落。野村証券では、費用増は残念だが値上げは続いているとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2050円→2300円と引き上げた。
 前18.3期営業利益は、費用増加で野村予想を下回るやや印象の悪い決算。ただし、値上げが想定以上に進んでおり、収益をけん引する点は変わらないとした。今19.3期の野村予想営業利益は、今19.3期のトラックの平均単価の上昇率を4%(従来は2.5%増)に見直し、前18.3期の営業利益が未達であったが変更はなし。なお、5月18日に説明会が開催の予定で、詳細を確認するとした。

★11:01  デサント-大幅続伸 今期営業益横ばいも市場予想より強い
 デサント<8114.T>が大幅続伸。同社は14日10時40分、19.3期通期の連結営業利益予想を96.0億円と、前期並みにすると発表した。市場予想は93.5億円。
 併せて発表した18.3期通期の営業利益は96.0億円(前の期比14.0%増)と、市場予想86.5億円を上回った。アスレチックカテゴリーで「デサント」「ルコックスポルティフ」が好調に推移したほか、アウトドアカテゴリーでも事業構造改革が進んだ。

★11:04  エイチーム-続伸 RPG『三国BASSA!!』事前登録キャンペーン参加数が60万件を突破
 エイチーム<3662.T>が続伸。同社は5月11日大引け後に、配信を予定する、一騎当千!爽快バトルRPG『三国BASSA!!』の事前登録キャンペーン参加数が60万件を突破したと発表した。三国志の壮大な世界で武将達による迫力の戦いが楽しめる、一騎当千!爽快バトルRPG。

★11:08  長谷工-野村が目標株価引き上げ 減益基調が続く
 長谷工コーポレーション<1808.T>がもみ合い。野村証券では、減益基調が続くとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1670円→1700円と引き上げた。
 今19.3期の決算ガイダンスは、マンション工事の粗利益率が悪化し、営業利益が前年同期比4%減益となるもの。野村で見ていたシナリオ通りであり、必ずしもネガティブサプライズではないとした。むしろ、マンション工事量が従来見ていたよりも多い上に、子会社で行っている不動産事業、なかでも分譲マンションの販売が好調であることから減益幅は野村の従来予想よりは小幅な見通し。前18.3期末の繰越工事高が前年同期比5%増だったことなどから会社の計画は妥当と判断。今19.3期の野村予想を会社計画と同水準に見直したとしている。
 しかし、来20.3期以降のマンション工事量の確保には不透明要素が強い上、不動産事業も好調が続くとは限らないため、来20.3期以降も減益基調が続くという従来の野村の見方は維持。今19.3期予想は従来予想よりも上方修正となるが、同社株に対する見方がポジティブなわけではないとした。


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