後場コメント No.5 日産自動車、ＴＩＳ、セリア、豊田合成、阪急阪神など
★13:26 日産自動車－ドイツ証が目標株価引き上げ 配当利回りがよりどころ
日産自動車<7201.T>が小安い。ドイツ証券では、配当利回りがよりどころとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1130円→1225円と引き上げた。
前18.3期4Q決算はおおむね予想通りであったが、ガイダンスでは欧州事業のほころびが露呈し、米国戦略に関する疑念も浮上している。中国合弁事業が成功していることもあり、同社はキャッシュを生成する能力に自信を持っており、ガイダンスを配当57円、配当利回りを5％としている。中国事業の利益が引き続き堅調である限り、これが株価のさらなる下支えになるとの見方を示した。
日産自動車<7201.T>が小安い。ドイツ証券では、配当利回りがよりどころとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1130円→1225円と引き上げた。
前18.3期4Q決算はおおむね予想通りであったが、ガイダンスでは欧州事業のほころびが露呈し、米国戦略に関する疑念も浮上している。中国合弁事業が成功していることもあり、同社はキャッシュを生成する能力に自信を持っており、ガイダンスを配当57円、配当利回りを5％としている。中国事業の利益が引き続き堅調である限り、これが株価のさらなる下支えになるとの見方を示した。
★13:28 ＴＩＳ－続伸 AI関連ベンチャーへ出資する「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」新設
ＴＩＳ<3626.T>が変わらず挟み続伸。同社は23日に、AI（人工知能）関連のベンチャー企業への出資を行う「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」（以下、AI-CVC）を新設したと発表した。
「AI-CVC」の特長は、AI関連サービスの展開やAIビジネスに興味を持つ顧客基盤や多様なパートナーとのパイプを持つ同社の中で、AI専門の技術集団であるAIサービス事業部が多面的な支援を行い、ベンチャー企業と連携しながらマーケットにアプローチが出来る点という。
同社では、「AI-CVC」を活用しAI関連ベンチャー企業への出資を積極的かつスピーディに行い、新たな事業シナジー効果を実現する戦略的な出資活動を実施していくとしている。
ＴＩＳ<3626.T>が変わらず挟み続伸。同社は23日に、AI（人工知能）関連のベンチャー企業への出資を行う「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」（以下、AI-CVC）を新設したと発表した。
「AI-CVC」の特長は、AI関連サービスの展開やAIビジネスに興味を持つ顧客基盤や多様なパートナーとのパイプを持つ同社の中で、AI専門の技術集団であるAIサービス事業部が多面的な支援を行い、ベンチャー企業と連携しながらマーケットにアプローチが出来る点という。
同社では、「AI-CVC」を活用しAI関連ベンチャー企業への出資を積極的かつスピーディに行い、新たな事業シナジー効果を実現する戦略的な出資活動を実施していくとしている。
★13:36 セリア－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 下期からの回復期待を維持
セリア<2782.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、下期からの回復期待を維持するとし、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6200円→6100円と引き下げた。
100円ショップ業界1位のダイソーが非上場ゆえに、競争状況の把握が難しいとコメント。100円ショップ大手各社のサプライヤーであるレック（7874）の決算説明会コメントを聞く限り、ダイソー向けビジネスは好調に推移しているもよう。
同社は効率経営に優れると判断。一方、ダイソーは必ずしも効率経営ではないゆえに消費者にとって、おもしろみ（お得感、賑わいなど）が発生している可能性もある。ダイソーの国内店舗数は2017年10月末で3150店と同社の2倍、海外店舗も同1900店と、規模の差は大きいと指摘。
セリア<2782.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、下期からの回復期待を維持するとし、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6200円→6100円と引き下げた。
100円ショップ業界1位のダイソーが非上場ゆえに、競争状況の把握が難しいとコメント。100円ショップ大手各社のサプライヤーであるレック（7874）の決算説明会コメントを聞く限り、ダイソー向けビジネスは好調に推移しているもよう。
同社は効率経営に優れると判断。一方、ダイソーは必ずしも効率経営ではないゆえに消費者にとって、おもしろみ（お得感、賑わいなど）が発生している可能性もある。ダイソーの国内店舗数は2017年10月末で3150店と同社の2倍、海外店舗も同1900店と、規模の差は大きいと指摘。
★13:40 豊田合成－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 19.3期は実質2ケタ営業増益を予想
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、今19.3期は実質2ケタ営業増益を予想。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
今19.3期営業利益予想は450億円から460億円へ増額。実質2ケタ営業増益はトヨタグループおよび自動車部品セクターでも相対的に高い成長率となる。ガイダンス（440億円）に対し、ＳＭＢＣ日興でではアジアの需要増、国内のミックス改善、合理化/経費削減などの期待値を大きく見積もっているとした。
コスト面では米州の新車部品立ち上げ費用（約30億円）は一巡するものの、将来成長に向けた費用は25億円負担増を見込んでいるとした。なお、従来のオプトエレクトロニクス事業セグメントはなくなり、残存する自動車用灯火類や家庭用照明などは内外装製品に集約された。売上高で100億円強が同部門に含まれていると予想。
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、今19.3期は実質2ケタ営業増益を予想。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
今19.3期営業利益予想は450億円から460億円へ増額。実質2ケタ営業増益はトヨタグループおよび自動車部品セクターでも相対的に高い成長率となる。ガイダンス（440億円）に対し、ＳＭＢＣ日興でではアジアの需要増、国内のミックス改善、合理化/経費削減などの期待値を大きく見積もっているとした。
コスト面では米州の新車部品立ち上げ費用（約30億円）は一巡するものの、将来成長に向けた費用は25億円負担増を見込んでいるとした。なお、従来のオプトエレクトロニクス事業セグメントはなくなり、残存する自動車用灯火類や家庭用照明などは内外装製品に集約された。売上高で100億円強が同部門に含まれていると予想。
★13:42 阪急阪神－もみ合い 中期経営計画を策定 2025年度の営業利益目標は1200億円
阪急阪神ホールディングス<9042.T>がもみ合い。同社は23日13時30分に、2018年度から2021年度を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
4つの戦略として、関西で圧倒的No.1の沿線の実現、首都圏・海外での安定的な収益基盤の構築、ブランド価値の最大化と差別化戦略の徹底追求による競争力強化、グループ総合力のさらなる発揮と新事業領域の開拓を挙げている。
この計画において、2025年度の営業利益目標1200億円の達成に向け、まずは中間目標年度となる2021年度に営業利益1100億円を安定的に計上できる企業グループとなることを目指すとしている。
阪急阪神ホールディングス<9042.T>がもみ合い。同社は23日13時30分に、2018年度から2021年度を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。
4つの戦略として、関西で圧倒的No.1の沿線の実現、首都圏・海外での安定的な収益基盤の構築、ブランド価値の最大化と差別化戦略の徹底追求による競争力強化、グループ総合力のさらなる発揮と新事業領域の開拓を挙げている。
この計画において、2025年度の営業利益目標1200億円の達成に向け、まずは中間目標年度となる2021年度に営業利益1100億円を安定的に計上できる企業グループとなることを目指すとしている。
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