後場コメント No.8 ポーラオルビス、トヨタ、マンダム、ユニチャーム、ライオンなど
★14:27 ポーラオルビス-ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 国内リンクルショットは一巡感
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が大幅反落。ジェフリーズ証券では、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は5490円を継続。
ポーラブランドは、今後は海外での拡大が期待される。海外は(1)リンクルショットが2018年は6月に台湾と香港で、2019年は中国向け越境ECや各国免税店で販売開始、(2)ポーラの店舗数の拡大(2017年30店舗から2020年は90店舗)が予定されている。ハイエンドのポーラはアジア人が好む日本ブランドと思われる。さらに下期はオルビスブランドの刷新、ACRO からの3つの新ブランドのリリースと、中長期の成長につながる施策も続く。
ただし、国内リンクルショットは一巡感があると判断。新製品のリンクルショットにより大きくポーラブランドの売上が拡大した前期比でみると、今18.12期以降は成長が続くと思われものの、業績成長率は緩やかになると予想。3年間の営業利益の平均成長率は9.2%と予想。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が大幅反落。ジェフリーズ証券では、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は5490円を継続。
ポーラブランドは、今後は海外での拡大が期待される。海外は(1)リンクルショットが2018年は6月に台湾と香港で、2019年は中国向け越境ECや各国免税店で販売開始、(2)ポーラの店舗数の拡大(2017年30店舗から2020年は90店舗)が予定されている。ハイエンドのポーラはアジア人が好む日本ブランドと思われる。さらに下期はオルビスブランドの刷新、ACRO からの3つの新ブランドのリリースと、中長期の成長につながる施策も続く。
ただし、国内リンクルショットは一巡感があると判断。新製品のリンクルショットにより大きくポーラブランドの売上が拡大した前期比でみると、今18.12期以降は成長が続くと思われものの、業績成長率は緩やかになると予想。3年間の営業利益の平均成長率は9.2%と予想。
★14:27 トヨタとデンソー-高い エコカーの電力制御基幹部品事業統合と報道
トヨタ自動車<7203.T>とデンソー<6902.T>が高い。日経電子版は1日14時03分に、両社がハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)といったエコカーの電力制御の基幹部品の事業を統合する方針を固めたと報じた
記事によれば、トヨタが国内で持つ生産設備をデンソーが取得し既存工場を一体運営するという。トヨタは昨年末、グループで電動化を加速し、2030年に電動車販売を現状の4倍近くに増やす戦略を出した。今回の再編は第1弾になるとしている。
トヨタ自動車<7203.T>とデンソー<6902.T>が高い。日経電子版は1日14時03分に、両社がハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)といったエコカーの電力制御の基幹部品の事業を統合する方針を固めたと報じた
記事によれば、トヨタが国内で持つ生産設備をデンソーが取得し既存工場を一体運営するという。トヨタは昨年末、グループで電動化を加速し、2030年に電動車販売を現状の4倍近くに増やす戦略を出した。今回の再編は第1弾になるとしている。
★14:31 マンダム-ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ カバレッジ内での業績成長率は低い水準
マンダム<4917.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断を「BUY」→「HOLD」、目標株価は4350円→4000円と引き下げた。
国内では35歳以上の男性市場が、匂いケアを中心に拡大を続けている。ミドル男性に向けた「ルシード」は前18.3期にはスキンケアも追加しており、今後も増加が予想される。一方、国内「ビフェスタ」はインバウンド効果が一巡すると思われ、売上伸張率の鈍化を予想。
また、インドネシアも納税強化により今期の売上は低調となると思われる。今中計は2027年度に向けた「基盤整備」期間として位置づけられており、オペレーション体制の構築のための投資も行われる。以上のことから、カバレッジ内での業績成長率は低い水準にとどまると想定。
マンダム<4917.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、投資判断を「BUY」→「HOLD」、目標株価は4350円→4000円と引き下げた。
国内では35歳以上の男性市場が、匂いケアを中心に拡大を続けている。ミドル男性に向けた「ルシード」は前18.3期にはスキンケアも追加しており、今後も増加が予想される。一方、国内「ビフェスタ」はインバウンド効果が一巡すると思われ、売上伸張率の鈍化を予想。
また、インドネシアも納税強化により今期の売上は低調となると思われる。今中計は2027年度に向けた「基盤整備」期間として位置づけられており、オペレーション体制の構築のための投資も行われる。以上のことから、カバレッジ内での業績成長率は低い水準にとどまると想定。
★14:36 ユニチャーム-ジェフリーズが「BUY」へ引き上げ 低単価への対応が取りやすい
ユニ・チャーム<8113.T>が反落。ジェフリーズ証券では、投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価は2700円→4000円と引き上げた。
アジアのベビーは回復から、売上拡大のフェーズに再び入りだしたと思われる。中国ではローカル企業がシェアを伸ばしており、今後、出生数に関するすべての制限を撤廃された場合、使用枚数が多い紙おむつは低単価が好まれ、今までの高級な日本製市場は減少するリスクがある。
ただし、同社はハイエンドの「ムーニー」とミドルエンドの「マミーポコ」の両ブランドで展開しており、他のインターナショナルブランドに比べると低単価への対応が取りやすい。また、会社では中国でのフェミニンでの高いプレゼンスを生かして、「ユニ・チャーム」ブランドでのマーケティングも強化している。中長期の成長期待としてはヘルスケア(大人用紙おむつ)があると指摘。
ユニ・チャーム<8113.T>が反落。ジェフリーズ証券では、投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価は2700円→4000円と引き上げた。
アジアのベビーは回復から、売上拡大のフェーズに再び入りだしたと思われる。中国ではローカル企業がシェアを伸ばしており、今後、出生数に関するすべての制限を撤廃された場合、使用枚数が多い紙おむつは低単価が好まれ、今までの高級な日本製市場は減少するリスクがある。
ただし、同社はハイエンドの「ムーニー」とミドルエンドの「マミーポコ」の両ブランドで展開しており、他のインターナショナルブランドに比べると低単価への対応が取りやすい。また、会社では中国でのフェミニンでの高いプレゼンスを生かして、「ユニ・チャーム」ブランドでのマーケティングも強化している。中長期の成長期待としてはヘルスケア(大人用紙おむつ)があると指摘。
★14:41 ライオン-ジェフリーズが「BUY」へ引き上げ 新製品や新分野の製品の発売に期待
ライオン<4912.T>が8日ぶり反発。ジェフリーズ証券では、投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価は2250円→2900円と引き上げた。
1Q決算発表後に株価は大きく下落。一般用消費財の売上がマイナスとなったため、ファブリックケアでの競争激化の懸念、成長していた中国での減速が嫌気されたと推測される。ジェフリーズでは、2Q以降の一般消費財での売上改善を予想。2Qはオーラルケアでは「システマ」の全面改良、ファブリックでは「ナノックス」の詰め替え品への注力が予定されている。
また、今期から新しい中計をスタート。新しい価値創造(新分野への参入)、経営基盤強化といった目標を掲げている。今期の下期から来期以降、新製品や新分野の製品の発売が期待される。今18.12期予想でPERは23.5倍と、カバレッジ平均30倍と比較すると割安な水準と指摘。
ライオン<4912.T>が8日ぶり反発。ジェフリーズ証券では、投資判断を「HOLD」→「BUY」、目標株価は2250円→2900円と引き上げた。
1Q決算発表後に株価は大きく下落。一般用消費財の売上がマイナスとなったため、ファブリックケアでの競争激化の懸念、成長していた中国での減速が嫌気されたと推測される。ジェフリーズでは、2Q以降の一般消費財での売上改善を予想。2Qはオーラルケアでは「システマ」の全面改良、ファブリックでは「ナノックス」の詰め替え品への注力が予定されている。
また、今期から新しい中計をスタート。新しい価値創造(新分野への参入)、経営基盤強化といった目標を掲げている。今期の下期から来期以降、新製品や新分野の製品の発売が期待される。今18.12期予想でPERは23.5倍と、カバレッジ平均30倍と比較すると割安な水準と指摘。
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