前場コメント No.3  理研グリン、インスペック、寿スピリッツ、ブリヂストン、ドーム、セ硝子など

2018/06/04(月) 11:31
★9:03  理研グリーン-買い気配 通期純利益を上方修正 親会社の株式売却益計上
 理研グリーン<9992.T>が買い気配。同社は1日、18.10期通期の連結純利益予想を従来の1.9億円から2.8億円(前期比36.1%減)へと引き上げると発表した。親会社の株式売却益が寄与する。

★9:04  インスペック-大幅に3日続落 5月度受注額87%減 インライン検査装置など受注
 インスペック<6656.T>が大幅に3日続落。同社は1日、5月度の月次受注額(速報)が2900万円(前年同月比86.7%減)だったと発表した。5月度の受注実績として、インライン検査装置および既存装置の改造などの受注を獲得したとしている。

★9:04  寿スピリッツ-岩井コスモが新規「A」 今期も営業最高益の更新が続く見通し
 寿スピリッツ<2222.T>が大幅反発。岩井コスモ証券では、今期も営業最高益の更新が続くと想定。投資判断「A」、目標株価6700円として、新規カバレッジを開始した。

 前18.3期は売上高が前の期比15%増の373億円、営業利益は同30%の大幅増益で50億円と過去最高益の更新が続いた。今19.3期もインバウンド対策、海外展開、首都圏強化という3つの分野で重点施策を継続して推進している。2ケタの増収増益で営業最高益の更新が続く見通しとした。

★9:04  ブリヂストン-TIWが「2」へ引き下げ 原油価格の高値推移が懸念される
 ブリヂストン<5108.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、原油価格の高値推移が懸念されるとコメント。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。

 今18.12期1Q(1~3月)業績はおおむね会社計画線で推移したとはいえ、営業微減益となり、四半期ごとの業績は依然減益基調が続いている。原油価格高騰が減益方向に影響したもの。足もとで、高値圏で推移する原油価格、円高・ユーロ安の進行、海外で乗用車市販用タイヤ販売に勢いがないことなどを踏まえると、上期、通期計画の達成が懸念されるとした。

★9:05  東京ドーム-小安い 1Qは1割営業減益と報道 低採算売り上げ拡大で
 東京ドーム<9681.T>が小安い。2日付の日経新聞朝刊で、同社の19.1期1Q(2-4月)の連結営業利益が20億円前後と前年同期に比べ1割程度減ったもようだと報じられた。
 全体の売上高は伸びたが、採算性の低い商品の売上比率が上がったという。前期までに設備投資した温浴施設などの減価償却費が増えたとされる。

★9:09  セントラル硝子-みずほが「アンダーパフォーム」へ引き下げ 株価関連指標面での割高感拭えず
 セントラル硝子<4044.T>が3日ぶり大幅続落。みずほ証券では、大幅減益からの利益改善見込むが株価関連指標面での割高感拭えずとし、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」に引き下げるとともに、目標株価を2200円→2050円に引き下げた。

 みずほでは、19/3期営業利益は会社計画比5億円下振れの75億円(前年比24%増)を予想する。計画比下振れの主因は、国内ガラス事業(建築用および自動車用)の苦戦。また、20/3期営業利益は前年比5億円増の80億円にとどまると予想。さらに、新たに策定した新中計(19/3期-21/3期)の経営目標値(21/3期営業利益180億円)のハードルは極めて高いとの印象が拭えないと指摘している。


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