前場コメント No.15 フジメディア、ライト工業、塩野義製薬、ぷらっとホーム、エーザイなど
★10:36 フジメディア－野村が目標株価引き上げ 環境変化に対応できる経営体質へ
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が反発。野村証券では、環境変化に対応できる経営体質へとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1500円→1730円と引き上げた。
今19.3期営業利益予想を206億円→255億円へ上方修正。主な理由は、フジテレビ単体の営業利益予想の見直し。放送収入を前回予想比51億円下方修正したが、一般管理費などの固定費の削減や番組制作費の効率的運営によって、営業費用全体を前回予想比138億円下方修正（うち、番組制作費を同58億円下方修正）。今後の注目点として、10月改編以降の視聴率動向を挙げた。
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が反発。野村証券では、環境変化に対応できる経営体質へとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1500円→1730円と引き上げた。
今19.3期営業利益予想を206億円→255億円へ上方修正。主な理由は、フジテレビ単体の営業利益予想の見直し。放送収入を前回予想比51億円下方修正したが、一般管理費などの固定費の削減や番組制作費の効率的運営によって、営業費用全体を前回予想比138億円下方修正（うち、番組制作費を同58億円下方修正）。今後の注目点として、10月改編以降の視聴率動向を挙げた。
★10:39 ライト工業－野村が「Neutral」へ引き下げ 注力分野拡大や一層のキャッシュ活用に期待
ライト工業<1926.T>が続落。野村証券では、注力分野拡大や一層のキャッシュ活用に期待。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を1400円→1150円と引き下げた。
前18.3期決算を踏まえ、中期的な利益水準の見方を従来比で見直し。これは、（1）単体で公共工事の発注量減や施工キャパシティが上限に近いこと、（2）子会社で復興工事の減少などを織り込んだため。今19.3期会社計画の営業利益は達成可能と考えるとしたが、来20.3期以降の中期的な成長には海外など注力分野の拡大、一層の成長投資などが必要であり、株主還元の拡大も含めて今後の実現に期待するとした。
ライト工業<1926.T>が続落。野村証券では、注力分野拡大や一層のキャッシュ活用に期待。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を1400円→1150円と引き下げた。
前18.3期決算を踏まえ、中期的な利益水準の見方を従来比で見直し。これは、（1）単体で公共工事の発注量減や施工キャパシティが上限に近いこと、（2）子会社で復興工事の減少などを織り込んだため。今19.3期会社計画の営業利益は達成可能と考えるとしたが、来20.3期以降の中期的な成長には海外など注力分野の拡大、一層の成長投資などが必要であり、株主還元の拡大も含めて今後の実現に期待するとした。
★10:42 塩野義製薬－ＣＳが目標株価引き下げ 業績予想は下方修正も割安感が強い
塩野義製薬<4507.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、業績予想は下方修正も割安感が強いとみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は7300円→7100円と引き下げた。
業績予想を下方修正。国内の高脂血症治療薬クレストールなどの旧主力製品のジェネリックへの切り替えが急加速したことが主因。ただし、下方修正とはいえ、増収増益を確保する想定のため、株価バリュエーションはセクター内でも割安な水準と指摘。
テビケイ/トリーメクの新規処方せん発行枚数（NRx）の推移に加えて、提携先で両製品の発売元であるGSK/ViiV の四半期決算も先行指標。NRxの動きしだいで株価のボラティリティが高まるリスクがある。国内で発売した抗インフルエンザ薬ゾフルーザはインフルエンザシーズン前に米国で承認されれば、業績の上振れ要因として期待できるとした。
塩野義製薬<4507.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、業績予想は下方修正も割安感が強いとみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は7300円→7100円と引き下げた。
業績予想を下方修正。国内の高脂血症治療薬クレストールなどの旧主力製品のジェネリックへの切り替えが急加速したことが主因。ただし、下方修正とはいえ、増収増益を確保する想定のため、株価バリュエーションはセクター内でも割安な水準と指摘。
テビケイ/トリーメクの新規処方せん発行枚数（NRx）の推移に加えて、提携先で両製品の発売元であるGSK/ViiV の四半期決算も先行指標。NRxの動きしだいで株価のボラティリティが高まるリスクがある。国内で発売した抗インフルエンザ薬ゾフルーザはインフルエンザシーズン前に米国で承認されれば、業績の上振れ要因として期待できるとした。
★10:45 ぷらっとホーム－ストップ高買い気配 日立システムズと工場向けIoTソリューションで協力
ぷらっとホーム<6836.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、日立製作所<6501.T>傘下の日立システムズ（東京都品川区）の協力のもと、工場向けIoTソシューションの拡販を行うと発表した。
具体的には同社が提供するIoT Data Management製品「OpenBlocks IDM アプライアンス」と、日立システムズが持つシステムインテグレーションや、機器の設定や設置、顧客サポートサービスを組み合わせ、工場をはじめとする製造業IoT市場に対しさまざまなソリューションの販売・提案を行っていくという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ぷらっとホーム<6836.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、日立製作所<6501.T>傘下の日立システムズ（東京都品川区）の協力のもと、工場向けIoTソシューションの拡販を行うと発表した。
具体的には同社が提供するIoT Data Management製品「OpenBlocks IDM アプライアンス」と、日立システムズが持つシステムインテグレーションや、機器の設定や設置、顧客サポートサービスを組み合わせ、工場をはじめとする製造業IoT市場に対しさまざまなソリューションの販売・提案を行っていくという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★10:46 エーザイ－ＣＳが目標株価引き上げ 目先の視線は低くする必要あり
エーザイ<4523.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、目先の視線は低くする必要ありとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は6300円→7000円と引き上げた。
メルクの抗PD-1抗体キイトルーダと自社開発の抗がん剤レンビマの提携がセンセーショナルであっただけに、株価は上昇した。今後5年程度の間に総額で最大57.6億ドル（約6110億円）の現金収入を得る契約であり、今19.3期にはマイルストーン・一時金を推定500億円から800億円強見込んでいるもよう。
一方で、株価の不安定要因は開発中のAD治療薬で抗Aβ抗体のBAN2401とaducanumab、BACE阻害薬E2609の成功確率が定まらないこと。目先の株価に対する視線は低くしておくべきと思われるとした。
エーザイ<4523.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、目先の視線は低くする必要ありとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は6300円→7000円と引き上げた。
メルクの抗PD-1抗体キイトルーダと自社開発の抗がん剤レンビマの提携がセンセーショナルであっただけに、株価は上昇した。今後5年程度の間に総額で最大57.6億ドル（約6110億円）の現金収入を得る契約であり、今19.3期にはマイルストーン・一時金を推定500億円から800億円強見込んでいるもよう。
一方で、株価の不安定要因は開発中のAD治療薬で抗Aβ抗体のBAN2401とaducanumab、BACE阻害薬E2609の成功確率が定まらないこと。目先の株価に対する視線は低くしておくべきと思われるとした。
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