前場コメント No.4 住友理工、ＮＥＣ、スルガ銀行、メガチップス、ＧＮＩなど
★9:04 住友理工－東海東京が目標株価引き下げ 業績変動は収束が見込まれる
住友理工<5191.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、業績変動は収束が見込まれるとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1640円→1500円と引き下げた。
今19.3期以降の回復見通しシナリオを維持。今19.3期予想では、売上高にて4800億円（前年比3.7％増）、営業利益（その他収支含む）140億円（同14.8％増）への回復を想定。その他収支計上前の事業利益予想では150億円（同16.6％増）とさらに回復が鮮明になる見込み。
東海東京では為替前提105円/ドル（前回110円/ドル）に改定、同社の場合、1円/ドルの変動で利益には1億円強の影響と想定。自動車向けだけでなく、引き続き一般産業用製品の売り上げも続伸する。2013年に買収した海外4子会社の業績では、防振ゴムが収支均衡から黒字拡大、ホース/チューブが来20.3期に向けての赤字解消が見込まれる。来20.3期でも受注数量増加や部品搭載車種の立ち上げによって、売上高5000億円（同4.2％増）、営業利益180億円（同28.6％増）を予想。
住友理工<5191.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、業績変動は収束が見込まれるとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1640円→1500円と引き下げた。
今19.3期以降の回復見通しシナリオを維持。今19.3期予想では、売上高にて4800億円（前年比3.7％増）、営業利益（その他収支含む）140億円（同14.8％増）への回復を想定。その他収支計上前の事業利益予想では150億円（同16.6％増）とさらに回復が鮮明になる見込み。
東海東京では為替前提105円/ドル（前回110円/ドル）に改定、同社の場合、1円/ドルの変動で利益には1億円強の影響と想定。自動車向けだけでなく、引き続き一般産業用製品の売り上げも続伸する。2013年に買収した海外4子会社の業績では、防振ゴムが収支均衡から黒字拡大、ホース/チューブが来20.3期に向けての赤字解消が見込まれる。来20.3期でも受注数量増加や部品搭載車種の立ち上げによって、売上高5000億円（同4.2％増）、営業利益180億円（同28.6％増）を予想。
★9:05 ＮＥＣ－続伸 ＭＤＹが発行体格付けを「Baa2」→「Baa3」に変更
ＮＥＣ<6701.T>が続伸。格付け会社のムーディーズ（ＭＤＹ）は6月6日、同社の発行体格付けを「Baa2」→「Baa3」に、格付け見通しを「ネガティブ」→「安定的」に変更すると発表した。
全社ベースの営業利益率は、特にテレコムキャリア部門およびエネルギー事業によって圧迫されていると指摘。過去3年間、テレコムキャリア部門の利益は減少基調にあり、エネルギー事業では損失計上が続いた。テレコムキャリア部門およびエネルギー事業は、急速な技術変化および厳しい競争環境を背景とする構造変化に直面していることから、回復には困難が伴うであろうとＭＤＹではみているとした。
ＮＥＣ<6701.T>が続伸。格付け会社のムーディーズ（ＭＤＹ）は6月6日、同社の発行体格付けを「Baa2」→「Baa3」に、格付け見通しを「ネガティブ」→「安定的」に変更すると発表した。
全社ベースの営業利益率は、特にテレコムキャリア部門およびエネルギー事業によって圧迫されていると指摘。過去3年間、テレコムキャリア部門の利益は減少基調にあり、エネルギー事業では損失計上が続いた。テレコムキャリア部門およびエネルギー事業は、急速な技術変化および厳しい競争環境を背景とする構造変化に直面していることから、回復には困難が伴うであろうとＭＤＹではみているとした。
★9:06 スルガ銀行－大幅に3日続落 前期最終益を下方修正 貸倒引当金の追加計上で
スルガ銀行<8358.T>が大幅に3日続落。同社は6日に、5月15日に公表していた18.3期通期の連結純利益について211億円から70億円（前の期比83.6％減）に訂正すると発表した。
シェアハウス関連融資の一部について、回収可能性を保守的に見積もった結果、約48億2500万円の貸倒引当金を追加計上することとした。
また、シェアハウス以外の投資用不動産関連融資についても、関係する不動産業者などの属性や長期サブリースなど、シェアハウスと類似のリスクの有無について慎重に検討を行い保守的に見積もった結果、貸倒引当金を約155億2100万円追加計上することとした。
スルガ銀行<8358.T>が大幅に3日続落。同社は6日に、5月15日に公表していた18.3期通期の連結純利益について211億円から70億円（前の期比83.6％減）に訂正すると発表した。
シェアハウス関連融資の一部について、回収可能性を保守的に見積もった結果、約48億2500万円の貸倒引当金を追加計上することとした。
また、シェアハウス以外の投資用不動産関連融資についても、関係する不動産業者などの属性や長期サブリースなど、シェアハウスと類似のリスクの有無について慎重に検討を行い保守的に見積もった結果、貸倒引当金を約155億2100万円追加計上することとした。
★9:06 メガチップス－みずほが目標株価引き下げ SiTimeは踊り場へ
メガチップス<6875.T>が続落。みずほ証券では、Switchソフトは好調継続の見込みも、SiTimeは踊り場へとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は3800円→3600円と引き下げた。
SiTimeにおいて、主要顧客向けで今19.3期下期以降しばらく踊り場が続くと見込まれることから、業績予想を引き下げ。ASICでの海外開拓やSiTimeの産業/車載向けなどは今後成長期待が持てるものの、業績貢献にはもう少し時間がかかるとみられ、当面任天堂頼みの状況が続きそう。
5月30日には任天堂が有力タイトルであるポケットモンスターシリーズのSwitch投入時期（2018年11月と2019年下期）を発表、同社カスタムメモリーは当面モメンタムを維持できる確度が高まったと言える。ただし、好材料が出尽くしてしまった感もあり、本格的な株価反転上昇にはカタリスト不足の状況が続く見込みとした。
メガチップス<6875.T>が続落。みずほ証券では、Switchソフトは好調継続の見込みも、SiTimeは踊り場へとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は3800円→3600円と引き下げた。
SiTimeにおいて、主要顧客向けで今19.3期下期以降しばらく踊り場が続くと見込まれることから、業績予想を引き下げ。ASICでの海外開拓やSiTimeの産業/車載向けなどは今後成長期待が持てるものの、業績貢献にはもう少し時間がかかるとみられ、当面任天堂頼みの状況が続きそう。
5月30日には任天堂が有力タイトルであるポケットモンスターシリーズのSwitch投入時期（2018年11月と2019年下期）を発表、同社カスタムメモリーは当面モメンタムを維持できる確度が高まったと言える。ただし、好材料が出尽くしてしまった感もあり、本格的な株価反転上昇にはカタリスト不足の状況が続く見込みとした。
★9:06 ＧＮＩ－大幅反発 アイスーリュイの中国におけるCTD-ILD を適応症とした第3相臨床試験開始
ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅反発。同社は6日、子会社である北京コンチネント薬業が、アイスーリュイの結合組織疾患を伴う間質性肺疾患（CTD-ILD）の一種類である皮膚筋炎を適応症とした第3相臨床試験において、最初の患者への投与を開始したと発表した。
現在、CTD-ILDについて承認された治療法がないため、同社は、アイスーリュイがCTD-ILD治療薬として承認された場合には、中国におけるアイスーリュイの市場拡大に寄与するものと期待するとしている。
ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅反発。同社は6日、子会社である北京コンチネント薬業が、アイスーリュイの結合組織疾患を伴う間質性肺疾患（CTD-ILD）の一種類である皮膚筋炎を適応症とした第3相臨床試験において、最初の患者への投与を開始したと発表した。
現在、CTD-ILDについて承認された治療法がないため、同社は、アイスーリュイがCTD-ILD治療薬として承認された場合には、中国におけるアイスーリュイの市場拡大に寄与するものと期待するとしている。
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