前場コメント No.11 第一三共、東海理化、日産自動車、ＳＢＩＨＤ、イーレックスなど
★10:11 第一三共－みずほが目標株価引き下げ 国内医療医薬品の減額で業績予想を下方修正
第一三共<4568.T>が5日続伸。みずほ証券では、国内医療医薬品の減額で業績予想を下方修正。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は3200円→3050円と引き下げた。
みずほ予想を下方修正。主な要因は、（1）リクシアナ（抗凝固剤）、エフィエント（抗血小板剤）などの国内医療用医薬品の売上高を減額、（2）DS-8201などの抗体薬物複合体（ADC）の開発によるR&D費の増額。5月にウェルコールのジェネリック医薬品が承認されたことも、今19.3期にはマイナス要因になる。2Qにも発表予定の収益改善策が待たれるとした。
第一三共<4568.T>が5日続伸。みずほ証券では、国内医療医薬品の減額で業績予想を下方修正。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は3200円→3050円と引き下げた。
みずほ予想を下方修正。主な要因は、（1）リクシアナ（抗凝固剤）、エフィエント（抗血小板剤）などの国内医療用医薬品の売上高を減額、（2）DS-8201などの抗体薬物複合体（ADC）の開発によるR&D費の増額。5月にウェルコールのジェネリック医薬品が承認されたことも、今19.3期にはマイナス要因になる。2Qにも発表予定の収益改善策が待たれるとした。
★10:14 東海理化－みずほが目標株価引き上げ 北米収益低迷や固定費増加・円高が響く
東海理化電機製作所<6995.T>が5日続伸。みずほ証券では、堅調な国内生産やトヨタ外への拡販はあるが、北米収益低迷や固定費増加、円高が響くとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
今19.3期は前期比で5％営業減益を予想。トヨタの国内生産台数が堅調に推移する見通しであることや、スバル、スズキといったトヨタ以外への拡販進展は好材料。一方、北米の収益は、受注環境の変化やシートベルトの低価格化により低迷が続く見通し。将来成長に向けた研究開発費などの固定費増加や円高も足かせとなる。株価バリュエーションは低位だが、業績反転のタイミングを待つ局面と考えられ、「中立」判断は継続。
東海理化電機製作所<6995.T>が5日続伸。みずほ証券では、堅調な国内生産やトヨタ外への拡販はあるが、北米収益低迷や固定費増加、円高が響くとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
今19.3期は前期比で5％営業減益を予想。トヨタの国内生産台数が堅調に推移する見通しであることや、スバル、スズキといったトヨタ以外への拡販進展は好材料。一方、北米の収益は、受注環境の変化やシートベルトの低価格化により低迷が続く見通し。将来成長に向けた研究開発費などの固定費増加や円高も足かせとなる。株価バリュエーションは低位だが、業績反転のタイミングを待つ局面と考えられ、「中立」判断は継続。
★10:18 日産自－続伸 22年までに自動運転技術搭載車を20車種に拡大へ
日産自動車<7201.T>が続伸。7日付の日経産業新聞で、同社が2022年までに、自動運転技術の搭載車を現在の5車種から20車種に増やすと報じられた。
18年秋に米国の主力セダン「アルティマ」に新たに搭載することが決まったという。18年後半には、自動運転機能があるSUV「キャシュカイ」を欧州に加えて米国とカナダでも発売するとされる。ドライバーの負担軽減をアピールして22年までに20車種を20市場で売り出し、年100万台の販売を目指すもよう。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
日産自動車<7201.T>が続伸。7日付の日経産業新聞で、同社が2022年までに、自動運転技術の搭載車を現在の5車種から20車種に増やすと報じられた。
18年秋に米国の主力セダン「アルティマ」に新たに搭載することが決まったという。18年後半には、自動運転機能があるSUV「キャシュカイ」を欧州に加えて米国とカナダでも発売するとされる。ドライバーの負担軽減をアピールして22年までに20車種を20市場で売り出し、年100万台の販売を目指すもよう。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
★10:19 ＳＢＩＨＤ－3日ぶり反発 AI活用トレーディングシステム提供するＰｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓへ出資
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が3日ぶり反発。同社子会社でデジタルアセット関連ベンチャー企業などへの投資を行うＳＢＩクリプトインベストメントは7日に、AIを活用したバイサイドのトレーディングシステムを提供するＰｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ（米国マサチューセッツ州）へ出資したと発表した。なお、ＳＢＩグループによるＰｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓへの出資比率は約15％となっている。
Ｐｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ社の子会社であるＰｏｔａｍｕｓ Ｔｒａｄｉｎｇは、ニューヨーク証券取引所、ナスダック取引所、バッツ・グローバルマーケッツの3取引所内に拠点を構えており、米国証券取引委員会からブローカー・ディーラーとして認可を受けて、ローレイテンシーなトレーディングアルゴリズムをバイサイドへ提供している。ＳＢＩグループでは引き続き高い技術力を有するデジタルアセット関連ベンチャー企業への出資・提携に注力するとしている。
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が3日ぶり反発。同社子会社でデジタルアセット関連ベンチャー企業などへの投資を行うＳＢＩクリプトインベストメントは7日に、AIを活用したバイサイドのトレーディングシステムを提供するＰｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ（米国マサチューセッツ州）へ出資したと発表した。なお、ＳＢＩグループによるＰｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓへの出資比率は約15％となっている。
Ｐｏｔａｍｕｓ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ社の子会社であるＰｏｔａｍｕｓ Ｔｒａｄｉｎｇは、ニューヨーク証券取引所、ナスダック取引所、バッツ・グローバルマーケッツの3取引所内に拠点を構えており、米国証券取引委員会からブローカー・ディーラーとして認可を受けて、ローレイテンシーなトレーディングアルゴリズムをバイサイドへ提供している。ＳＢＩグループでは引き続き高い技術力を有するデジタルアセット関連ベンチャー企業への出資・提携に注力するとしている。
★10:22 イーレックス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ FIT発電と小売のモデルは健在
イーレックス<9517.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、IT発電と小売のビジネスモデルは健在であり、利益予想を上方修正。投資判断「Buy」を継続、目標株価を1200円→1400円と引き上げた。
株価は前18.3期実績の計画超過達成と今19.3期増収増益計画発表を契機に上昇し、その後は横ばいが続いている。前18.3期3Q（10～12月）の営業減益決算で醸成された同社ビジネスモデルへの信頼回復は改善途上にあり、今後は良好な決算進ちょくなどでさらに評価が改善し、株価上昇を予想。
エクイティストーリーは発電および燃料部門の着実な収益底上げと小売事業拡大による持続的成長の実現で変更なし。ポイントは以下の通り。（1）FIT適用発電および燃料取引で21.3期営業利益貢献は約60億円を予想。（2）低圧部門の小売事業はLPGなどとの提携戦略で販売量増加が継続。
イーレックス<9517.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、IT発電と小売のビジネスモデルは健在であり、利益予想を上方修正。投資判断「Buy」を継続、目標株価を1200円→1400円と引き上げた。
株価は前18.3期実績の計画超過達成と今19.3期増収増益計画発表を契機に上昇し、その後は横ばいが続いている。前18.3期3Q（10～12月）の営業減益決算で醸成された同社ビジネスモデルへの信頼回復は改善途上にあり、今後は良好な決算進ちょくなどでさらに評価が改善し、株価上昇を予想。
エクイティストーリーは発電および燃料部門の着実な収益底上げと小売事業拡大による持続的成長の実現で変更なし。ポイントは以下の通り。（1）FIT適用発電および燃料取引で21.3期営業利益貢献は約60億円を予想。（2）低圧部門の小売事業はLPGなどとの提携戦略で販売量増加が継続。
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