前場コメント No.8 ＪＲ東海、シーアールイー、沢井製薬、三菱商事、スバル興業など
★9:08 ミライトＨＤ－反発 5月累計受注額11％増 ICTソリューション事業26％増
ミライト・ホールディングス<1417.T>が反発。同社は7日、5月累計受注額が事業子会社5社の単純合計で前年同期比11％増の440億円になったと発表した。NTT事業は同2％減の146億円、マルチキャリア事業は同9％増の151億円、ICTソリューション事業は同26％増の96億円だった。
ミライト・ホールディングス<1417.T>が反発。同社は7日、5月累計受注額が事業子会社5社の単純合計で前年同期比11％増の440億円になったと発表した。NTT事業は同2％減の146億円、マルチキャリア事業は同9％増の151億円、ICTソリューション事業は同26％増の96億円だった。
★9:09 ＪＲ東海－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 業績好ビジビリティが評価され始めた
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、ここもと業績好ビジビリティが評価され始めたと注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を24400円→25300円と引き上げた。
（1）堅調な東海道新幹線需要、（2）短期的には費用増加リスク限定的で利益ビジビリティは高い、（3）談合問題などがありながらも、リニア中央新幹線プロジェクトはこれまでのところ計画に沿っての進ちょくなどを評価。
新幹線需要は堅調に推移。前期四半期推移はQ1：+4.5％増、Q2：+2.8％増、Q3：+3.5％増、Q4：+2.1％増。景気動向以外では、2019年度末にN700Aタイプへ全車両が統一された後の、「のぞみ10本ダイヤ」拡大などで需要を取り込んでいける余地があると想定。
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が5日続伸。ＪＰモルガン証券では、ここもと業績好ビジビリティが評価され始めたと注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を24400円→25300円と引き上げた。
（1）堅調な東海道新幹線需要、（2）短期的には費用増加リスク限定的で利益ビジビリティは高い、（3）談合問題などがありながらも、リニア中央新幹線プロジェクトはこれまでのところ計画に沿っての進ちょくなどを評価。
新幹線需要は堅調に推移。前期四半期推移はQ1：+4.5％増、Q2：+2.8％増、Q3：+3.5％増、Q4：+2.1％増。景気動向以外では、2019年度末にN700Aタイプへ全車両が統一された後の、「のぞみ10本ダイヤ」拡大などで需要を取り込んでいける余地があると想定。
★9:12 シーアールイー－3日ぶり反落 物流施設過剰で収益悪化の懸念強まる
シーアールイー<3458.T>が3日ぶり反落。8日付の日経新聞朝刊で、物流施設が2年後に供給過剰となる2020年問題が浮上していると報じられ、物流施設の賃貸管理、開発、アセットマネジメントを手掛ける同社の事業環境の悪化を警戒した売りが出ている。
インターネット通販による荷動きの増加を見据えて、不動産大手や商社が賃貸用の大型施設を相次ぎ建設しているためだという。20年に合計の延べ床面積が首都圏で現在より7割増えるとしている。また、同社はきょう大引け後に3Q累計（2-4月）決算発表を控えており、リスク回避の売りも出ているようだ。
シーアールイー<3458.T>が3日ぶり反落。8日付の日経新聞朝刊で、物流施設が2年後に供給過剰となる2020年問題が浮上していると報じられ、物流施設の賃貸管理、開発、アセットマネジメントを手掛ける同社の事業環境の悪化を警戒した売りが出ている。
インターネット通販による荷動きの増加を見据えて、不動産大手や商社が賃貸用の大型施設を相次ぎ建設しているためだという。20年に合計の延べ床面積が首都圏で現在より7割増えるとしている。また、同社はきょう大引け後に3Q累計（2-4月）決算発表を控えており、リスク回避の売りも出ているようだ。
★9:13 沢井製薬－みずほが「買い」へ引き上げ 米国GE事業は保守的に見ても2ケタ成長が可能
沢井製薬<4555.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、米国GE（ジェネリック）事業は保守的に見ても2ケタ成長が可能。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5200円→5900円と引き上げた。
株価は2017年11月以降、米国後発品（GE）事業の先行き懸念とエクイティファイナンスがきっかけで低下し続けたが、5月発表の新3カ年中計がトレンド転換の契機になるとみられる。中計での米国事業の計数目標をもとに3つのシナリオを検討し、売上貢献が不確実な品目を除いた中立シナリオで目標株価5900円と算出。
なお、米国の営業利益が中計の1/3にとどまる悲観シナリオでは5300円、中計通りでは7900円と試算。株式市場による現在の米国事業に対する懸念は行き過ぎと思われるとした。
沢井製薬<4555.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、米国GE（ジェネリック）事業は保守的に見ても2ケタ成長が可能。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5200円→5900円と引き上げた。
株価は2017年11月以降、米国後発品（GE）事業の先行き懸念とエクイティファイナンスがきっかけで低下し続けたが、5月発表の新3カ年中計がトレンド転換の契機になるとみられる。中計での米国事業の計数目標をもとに3つのシナリオを検討し、売上貢献が不確実な品目を除いた中立シナリオで目標株価5900円と算出。
なお、米国の営業利益が中計の1/3にとどまる悲観シナリオでは5300円、中計通りでは7900円と試算。株式市場による現在の米国事業に対する懸念は行き過ぎと思われるとした。
★9:14 三菱商事－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 株主還元の今後の改善に期待
三菱商事<8058.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株主還元の今後の改善に期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→3500円と引き上げた。
強気の理由は、（1）総合商社の株価決定要因として配当利回りの重要性が高いが三菱商事の予想配当利回り（現状株価ベース）を他社と比較すると割安感が大きい、（2）累進配当制度を採用しており、減配はしない方針であるため、株価下振れリスクが限定される、（3）好調なCFから増配・自社株買いなどの株主還元のさらなる改善が期待できる。
「中期経営計画2018」（17.3期～19.3期）で掲げた定量目標（19.3期純利益3000億円）はすでに達成。また、17.3期、前18.3期の2年間で営業収益FCFは1.06兆円と大きくプラスと指摘。
三菱商事<8058.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株主還元の今後の改善に期待。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→3500円と引き上げた。
強気の理由は、（1）総合商社の株価決定要因として配当利回りの重要性が高いが三菱商事の予想配当利回り（現状株価ベース）を他社と比較すると割安感が大きい、（2）累進配当制度を採用しており、減配はしない方針であるため、株価下振れリスクが限定される、（3）好調なCFから増配・自社株買いなどの株主還元のさらなる改善が期待できる。
「中期経営計画2018」（17.3期～19.3期）で掲げた定量目標（19.3期純利益3000億円）はすでに達成。また、17.3期、前18.3期の2年間で営業収益FCFは1.06兆円と大きくプラスと指摘。
★9:15 スバル興業－8日ぶり急反落 1Qは8％営業減益 道路関連で採算悪化
スバル興業<9632.T>が8日ぶり急反落。同社は7日、19.1期1Q（2-4月）の連結営業利益が13.5億円（前年同期比7.5％減）だったと発表した。
道路関連事業での採算の悪化が響いた。不動産事業でのテナント入れ替えに伴う空室期間なども影響した。
スバル興業<9632.T>が8日ぶり急反落。同社は7日、19.1期1Q（2-4月）の連結営業利益が13.5億円（前年同期比7.5％減）だったと発表した。
道路関連事業での採算の悪化が響いた。不動産事業でのテナント入れ替えに伴う空室期間なども影響した。
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