前場コメント No.2 サイバーエージェント、DACHD、カイオム、ツルハ、三井E&Sなど

2018/06/12(火) 11:30
★9:01  サイバーエージェント-買い気配 CSが目標株価引き上げ ゲーム事業好調で業績予想を見直し
 サイバーエージェント<4751.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、ゲーム事業が好調で業績予想を見直し。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を5300円→7200円と引き上げた。
 今18.9期2Q業績は好調な広告事業に加え、ゲーム事業もヒットタイトルの創出、既存ゲームの回復で業績は好調。また、任天堂(7974)との協業タイトルを今夏に配信予定で、ゲーム事業の収益水準が押し上げられる見込み。カバレッジ企業の多くが先行投資に伴い営業減益となる中、AbemaTVの赤字幅をコントロールしながら、増益基調の達成確度が高い同社は高評価されると考えられる。適用バリュエーションを見直し、目標株価を引き上げるとした。

★9:01  DACHD-買い気配 通期営業益を上方修正 子会社がメルカリ株式売却
 D.A.コンソーシアムホールディングス<6534.T>が買い気配。同社は11日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来100億円から205億円(前期比2.3倍)に引き上げると発表した。
 子会社であるユナイテッド<2497.T>が、保有するメルカリ株式の一部を売却し、19.3期1Qにおいて、インベスト事業における営業投資有価証券の売却による営業利益128億0200万円を計上する見込みであることが寄与する。

★9:01  GMOインターネット-買い気配 CSが目標株価引き上げ 仮想通貨交換が利益を押し上げ
 GMOインターネット<9449.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、仮想通貨交換が利益を押し上げると想定。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を2500円→3530円と引き上げた。
 仮想通貨交換事業は四半期で10億円程度の利益を創出できる可能性がある。また、仮想通貨マイニングに加え、クラウドマイニング、マイニングマシンの販売により、仮想通貨の変動リスクを低減することができそう。仮想通貨交換事業、マイニング関連事業の利益予想を業績予想に織り込み、予想を修正。業績モメンタムが急速に向上することから、適用バリュエーションも見直し、目標株価を上方に変更。

★9:01  カイオム-買い気配 ヒト化抗セマフォリン3A抗体に関する日本特許付与決定
 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が買い気配。同社は11日に、開発を進めている抗セマフォリン3A抗体に関する特許について、日本における特許付与の決定通知を受領したと発表した。
 この特許は同社パイプラインのBMAAに関連する特許であり、日本での特許付与決定はBMAAの知財基盤を強化するものであるという。なお、この特許は米国で成立している。

★9:01  ツルハ-みずほが目標株価引き上げ M&Aによる成長戦略を評価
 ツルハホールディングス<3391.T>が続伸。みずほ証券では、M&A(合併・買収)による成長戦略を評価。投資判断「買い」を継続、目標株価は17500円→20000円と引き上げた。
 4月24日に愛知県でドラッグストアと調剤薬局を展開するビー・アンド・ディーなどの取得を発表(4月24日付けイントラデイコメント)。杏林堂の取得に続く今回のM&Aにより、手薄であった中京地区のドミナント化が進む点は高く評価。買収価額が非公表のため、正確なM&A効果を見積もることは困難だが、暫定的に業績予想を上方修正し、目標株価を変更。M&Aを通じた成長戦略を評価するスタンスに変更はないとした。

★9:02  三井E&S-3日ぶり反発 商船建造から撤退
 三井E&Sホールディングス<7003.T>が3日ぶり反発。12日付の日経新聞朝刊で、同社が千葉事業所での商船建造から撤退すると報じられた。
 2019年末に予定する大型タンカーの引き渡し以降、新規の受注はしないという。同事業所は首都圏に残る最大のドックだが、世界的な供給過剰から採算割れの状況が続いているとされる。攻勢をかける中韓勢に対抗するため造船業界で生産拠点の再編が加速しそうだとしている。


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