後場コメント No.2 はてな、エヌピーシ、名鉄、NEC、ドコモ、ソニー、セコム、三井物など

2018/06/15(金) 15:01
★13:11  はてな-エースが「強気」継続 19.7期は増益に転じる可能性が高い
 はてな<3930.T>が5日ぶり反落。エース経済研究所では、ITインフラ基盤強化に対する評価に加え、来19.7期は増益に転じる可能性が高いとみて、投資判断「強気」、目標株価2350円を継続した。
 会社は今18.7期について、売上高22億0700万円→20億7700万円、営業利益2億2200万円→2億6500万円に修正すると発表。売上高の未達はアフィリエイト広告が計画を下回り、受託開発案件の一部の検収が期越えする見通しであることが要因。現在「はてなブックマーク」など10年間以上利用したコンテンツプラットフォームサービス基盤を、今18.7期~来19.7期に刷新するため、積極的なITインフラ基盤強化の投資を行っているが、予定より効率的に進行しており、データセンター利用料が計画以下となる見通し。加えて、人件費も当初見込みを下回りそうなことから営業利益は上振れとなる見通し。

★13:12  ウエスコHD-続伸 3Q累計営業益10%増 一部の分野で公共投資予算が増加
 ウエスコホールディングス<6091.T>が続伸。同社は14日に、18.7期の3Q累計(8-4月)の連結営業利益は8.1億円(前年同期比9.6%増)だったと発表した。主力事業である総合建設コンサルタント事業における公共投資予算が、一部の分野で増加の状態が継続していることが寄与した。

★13:21  ファーマF-エースが「中立」継続 通期も前期同様に黒字決算となる見通し
 ファーマフーズ<2929.T>が小安い。エース経済研究所では、投資判断「中立」、目標株価680円を継続した。
 今18.7期3Q(8~4月)決算は大幅増収ながら営業赤字。前期に買収した通販会社の連結寄与と膝(しつ)関節サプリメントなどが伸びる一方、先行投資的な広告費がかさんだため。しかし、今期の広告投資は上期に一巡、下期入り後は黒字転換している。通期も前期同様、黒字決算となる見通しとした。

★13:31  ディスコ-大和が目標株価引き下げ SPE業界におけるコアストックとの位置付けは不変
 ディスコ<6146.T>が3日ぶり反落。大和証券では、SPE業界におけるコアストックとの位置付けは不変とし、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は30000円→26000円と引き下げた。足元の受注調整は短期で収束する見通し。18年度下期より業績回復局面に入ると予想。

★13:32  エヌピーシー-ストップ高買い気配 「会社四季報 夏号」で東洋経済予想が会社計画上回る
 エヌ・ピー・シー<6255.T>がストップ高買い気配。東洋経済新報社が6月15日に発売した「会社四季報 夏号」には、「太陽電池装置は上期想定以上の仕上がり。好採算の改造案件プラス。19.8期は太陽電池装置の米国向け着実」と記載されている。また、四季報の18.8期連結営業益予想は4.0億円となっており、会社計画の3.4億円を大きく上回った。これが材料視されているもよう。

★13:42  名鉄-5日続伸 ドローン使った事業開始 「名鉄ドローンアカデミー」開校へ 日経報道
 名古屋鉄道<9048.T>が変わらず挟み5日続伸。日経電子版は15日13時08分に、同社が小型無人飛行機ドローンを使った事業に乗り出すと報じた。
 記事によれば、15日は操縦士を育成する「名鉄ドローンアカデミー」の報道向け内覧会を開催。名古屋・神宮前で30日に開校する。将来は機体整備やインフラ点検、測量など周辺サービスに領域を広げ、新たな収益源に育てる考えとしている。

★14:03  NEC-4日続伸 「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」にMECを活用したデモシステム提供
 NEC<6701.T>が4日続伸。同社は15日に、NTTドコモ<9437.T>が運営する常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」に、次世代通信インフラのアーキテクチャ「MEC(Multi-access Edge Computing)」を活用した侵入検知ソリューションのデモシステムを提供したと発表した。
 このデモシステムでは、MECの活用により状態に応じた最適なネットワーク帯域の割り当てを実現するという。平常時は監視カメラの映像を監視者に低画質で送信し、ネットワーク帯域の消費を最小限に抑える。「高度映像解析 行動検知ソリューション」が不審者を検知すると、「Context-aware Service Controller」が「vEPC」に帯域の拡大を指示し、高精細な映像を送信するとしている。

★14:05  オープンドア-反発 国内日帰り旅行・体験・ホテルプランでOZmallとの連携開始
 オープンドア<3926.T>が反発。同社は15日13時50分に、国内日帰り旅行・体験・ホテルプラン比較サービスにおいて、スターツ出版(東京都中央区)が運営する女性サイト「OZmall(オズモール)」との連携を開始したと発表した。
 「OZmall(オズモール)」は、1996年に女性ライフスタイル誌「OZmagazine」のWEB版としてスタートした女性向けサイト。日常でも旅先でも楽しめるOZmall のプランがトラベルコ上で検索・比較できるようになったことで、ユーザーの利便性はこれまでよりさらに向上したとしている。

★14:13  ドリコム-7日ぶり反落 「みんゴル」アジア版 韓国、台湾、香港、マカオで配信開始
 ドリコム<3793.T>が7日ぶり反落。同社は15日に、日本においてソニー<6758.T>子会社のフォワードワークス(東京都港区)が配信・提供するスマホ向けゴルフゲーム「みんゴル」のアジア版を、同社との協業を通じ、韓国、台湾、香港、マカオに向けて同社より配信開始したと発表した。
 「みんゴル」は、「プレイステーション」を代表する作品の1つであり、世界シリーズ累計実売本数が1400万本を超える国民的ゴルフゲーム「みんGOL」シリーズのスマホ向けゴルフゲーム。日本では、現在500万ダウンロードを突破し、スマホ向けにおいても国民的ゴルフゲームとなっているとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ

★14:17  セコム-反発 家主居住型の民泊サービス事業者に「セコム・ホームシェアサポートサービス」提供
 セコム<9735.T>が反発。同社は15日に、「家主居住型」の事業者のニーズに特化した新サービス「セコム・ホームシェアサポートサービス」の提供を開始すると発表した。
 「セコム・ホームシェアサポートサービス」は、「家主居住型」の民泊サービスを提供する事業者の不安に対応するため、特にニーズの高い火災監視と非常通報に特化したサービスという。民泊サービスを提供する住宅に火災センサーや非常通報ボタンを設置し、同社が24時間365日、火災の発生や非常信号を監視。異常発生時には全国約2800カ所の発進拠点から緊急対処員が駆けつけるとしている。

★14:31  三井物産-もみ合い BHPなどとの共同運営会社が豪州サウス・フランク鉄鉱山の新規開発決定
 三井物産<8031.T>がもみ合い。同社は15日に、大手資源会社のBHPおよび伊藤忠商事<8001.T>と西豪州で共同運営する鉄鉱石事業のマウント・ゴールズワージィJV(権益比率:同社7%、BHP 85%、伊藤忠8%)を通じて、サウス・フランク鉄鉱山の開発を行うことを決定したと発表した。
 サウス・フランク鉄鉱山は西豪州ピルバラ地域に位置し、終掘が近づいている近隣のヤンディ鉄鉱山の年間生産能力8000万トンを代替していくという。総開発費は先行投資分を除き34億米ドルを予定し、持ち分権益比率に応じて同社は約2.4億米ドルを投資する。2021年に生産を開始し、25年以上にわたり生産を継続する予定としている。


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