〔Market Flash〕劣等生だったTIS、今はちがうぞ!~三菱UFJMS

2018/06/19(火) 12:50
【12:50】劣等生だったTIS、今はちがうぞ!~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではITサービスセクターに関して、今後も安定成長が見込まれるセクターとして注目度が下がらないと予想している。そのため、相対的に割安感がある、もしくは株主還元による株価サポート材料を有する銘柄を選好したいとしている。18.3期決算後のトップピックにはTIS(3626)、トレンドマイクロ(4704)、富士ソフト(9749)を挙げている。TISはサービス型ビジネス推進や本社機能効率化による収益性向上に期待している。不採算案件が多かった過去のイメージがまだ株式市場に残るものの、最近はプロジェクトマネジメント力も向上しており、過度な懸念は不要と考えている。トレンドは企業のセキュリティ対策需要の取り込むが続くとみており、富士ソフトは組み込みソフトウェア需要の恩恵を享受すると予想している。 【10:50】鉄鋼セクター 米国の増産と保護主義の連鎖に注意~SMBC日興  SMBC日興証券では、グローバル鉄鋼市況の動向についてリポートしている。USスチールは、今秋までに高炉2基の再稼働を予定している。ただ規模が小さいため、国際需給に与える影響は限定的とSMBC日興では想定している。他のメーカーの休止設備は老朽化が進んでおり、生産再開には多額な資金が必要。金融機関は融資に慎重だが、スプレッドは拡大基調にあることから、SMBC日興では一段と供給能力が増加する可能性はあるとみている。また、米国の増産が進んだ場合には、国際需給に悪影響が出ると予想している。EUもセーフガードによる鋼材輸入制限を検討している。ただ、現段階では国際需給に与える影響は軽微と予想している。ただし、保護主義が世界中に広がると問題が大きくなると考えている。 【10:20】中国は今後緩和的姿勢を強める可能性が高い~野村  野村証券では、米国トランプ政権が中国製品の輸入に25%の追加関税を発動したことによる直接的な影響は限定的とみているが、両国間の報復合戦に発展するリスクは無視できないと指摘している。次の重要日程は6月30日で、米国はこの日までに、中国人や中国企業に対する投資制限と輸出規制をまとめることしているとのこと。中国経済はすでに、政府の民間債務圧縮努力に伴う固定資本形成伸び率の低下や、問題含みの不動産セクター、債務の増大、債務不履行の増加など様々な問題を抱えており、貿易摩擦の拡大が、それに拍車をかける可能性があると野村では考えている。これらが中国経済へのダブルパンチとなりかねない状況を踏まえて野村では、中国政府が今後、緩和的姿勢を強める可能性が高いと予想している。 【9:50】機械の2018年後半は減益リスクを警戒~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では機械セクターに関して、工作機械、FA、建設機械などの主要製品の需要は好調だが、金利上昇などによるマクロ景気減速懸念が台頭している点を警戒している。2017年10-12月をピークにFAセクターの増益率や工作機械受注の前年比は鈍化しており、設備投資サイクルのピークアウトを意識する局面に向かうつつあると指摘している。業績面では固定費増加が懸念材料とみており、2018年後半は減益リスクを警戒すべきと考えている。銘柄選別では、個別成長性が高い銘柄やディフェンシブグロース銘柄を選別すべきとコメントしており、SMC(6273)、ホシザキ(6465)、竹内製作所(6432)の3銘柄をトップピックに挙げている。 【9:20】米国株は米中貿易戦争への警戒感から不安定な展開か~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、米国株について考察している。先週の米国主要3指数はナスダック総合は史上最高値を更新した一方、ダウ平均は軟調で、S&P500はまちまちの動きの中、2800pで上値が抑えられた形となっていた。これまでナスダックと同じように上昇していたラッセル2000は、1690pの手前で横ばいで推移するなど上昇一服状態となっている。みずほでは、米中貿易戦争への警戒感から、ダウ平均やS&P500は、自律反発はあっても不安定な状態となり、下値模索になりやすいと想定している。ナスダックやラッセル2000なども利益確定売りで乱高下し、軟調に推移すると予想している。 【8:45】寄り前気配は野村不HD、武蔵銀、TSIHD、百五銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、野村不HD(3231) +9.56%、武蔵銀(8336) +7.25%、TSIHD(3608) +5.01%、百五銀(8368) +4.97%、島忠(8184) +4.92%、コンコルディ (7186) +4.64%、日揮(1963) +4.36%、ヒロセ電(6806) +4.31%、ダイセキ(9793) +4.09%、大特鋼(5471) +3.62%などが高い気配値。  一方、オービック(4684)-15.53%、メディパル(7459)-10.02%、きんでん(1944)-10.01%、ツルハHD(3391) -9.61%、岩谷産(8088) -6.37%、日触媒(4114) -4.82%、日立キャピ(8586) -3.99%、博報堂DY(2433) -3.95%、キッセイ薬(4547) -3.85%、ブラザー(6448) -3.70%などが安い気配値となっている。
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