〔Market Flash〕商社の1Q決算では業績上振れ度合いを再確認~SMBC日興

2018/07/11(水) 09:52
【9:50】商社の1Q決算では業績上振れ度合いを再確認~SMBC日興  SMBC日興証券では商社セクターに関して、1Q決算の通期会社計画に対する進ちょく率を左右する要素として、(1)一過性損益の出方、(2)丸紅(8002)の米農業資材会社ヘレナケミカルや、豊田通商(8015)の受取配当金計上などの季節性、(3)実態業績の動向―の3点を挙げている。これらを踏まえての純利益ベースの進ちょく率では、豊田通商が29%、丸紅、双日(2768)、三菱商事(8058)の3社が28%と相対的に高くなると予想している。三井物産(8031)は25%と予想しており、伊藤忠商事(8001)、住友商事(8053)の2社は23%と見た目こそやや低い進ちょくとみるが、季節性が主因で実態は堅調な出足と想定している。 【9:30】日本株マーケットは底値圏~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、足元の日本株マーケットは底値圏と判断している。7月5日に日経平均の予想PERは12.91倍に低下したが、アベノミクス相場以降の日経平均の下限は、ほぼPER13倍であったとのこと。これまで13倍割れとなったのは2年前のBREXITの時と、今年の3月~4月など。今年3月~4月の円レートは大まかに1ドル=107~105円で推移しており、円高によるガイダンスリスクが懸念されていた。現在は1ドル=111円付近と、東証1部上場企業の想定レートである106円台後半を上回っており、三菱UFJMSでは、PER13倍割れは一時的なものにとどまると予想している。また、日経平均のRSI(14日)が同日に2月14日以来の水準へ低下したこと、騰落レシオ(25日)と空売り比率の差が31.85に縮小したことなども、日本株の底入れの可能性を示唆していると考えている。 【8:45】寄り前気配は京都銀、南海電、OSG、オービックが高い気配値  主力株の寄り前気配では、京都銀(8369) +6.11%、南海電(9044) +5.99%、OSG(6136) +5.84%、オービック(4684) +5.10%、博報堂DY(2433) +4.95%、住友倉(9303) +4.42%、大塚商(4768) +4.06%、ソニーFH(8729) +4.02%、日本ペ(4612) +3.99%、島忠(8184) +3.67%などが高い気配値。  一方、日梱包(9072)-17.76%、日触媒(4114)-10.90%、ネクソン(3659)-10.03%、GSユアサ(6674) -9.34%、キョーリンH (4569) -8.93%、ロート(4527) -8.02%、ミスミG(9962) -6.90%、ニッパツ(5991) -6.75%、住友鉱(5713) -6.65%、大和工(5444) -5.55%などが安い気配値となっている。
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