前場コメント No.10 MTG、中北製作所、モノタロウ、プレナス、APカンパニーなど

2018/07/11(水) 11:30
★10:05  MTG-上昇 松下社長「売上高1兆円目指したい」
 MTG<7806.T>が上昇。10日付の日経新聞で記者会見での松下剛社長のコメントが掲載され、材料視されている。
 そこでは、「中国では累積損失も解消し、10%以上の利益率が出る体質ができた」といったものが紹介されている。また、一部メディアでは「(社長が)次世代にバトンを渡すまでに、最低でも売り上げ1兆円(今期計画600億円)を目指したい」とも報じられており、今後の業績拡大を期待した買いが入っている。

★10:06  夢の街創造委員会-SMBC日興が目標株価引き上げ シェアリング・デリバリー拡大戦略
 夢の街創造委員会<2484.T>が続落。SMBC日興証券では、シフトアップしつつあるシェアリング・デリバリー拡大戦略に注目。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は1680円→2260円と引き上げた。
 シェアリング・デリバリー浸透のカギは、加盟店の魅力を高めることができるかどうかと、デリバリーを分担する企業がマネタイズできるかどうかにかかっている。個別での収益性については開示されていないが、シェアリング・デリバリー拠点が2017年10月末11拠点から39拠点に拡大し、今18.8期末60拠点に向けて計画通りに進ちょくしていることから、浸透は順調であると判断。今後も拠点数および加盟店数の増加が持続するか注視していきたいとした。

★10:08  中北製作所-急落 今期54%営業減益見込む 前期は4%増益着地
 中北製作所<6496.T>が急落。同社は10日に、19.5期通期の営業利益予想を7.8億円(前期比53.7%減)と発表した。
 主要な受注先である造船業界において、新造船市況の冷え込みにより、受注環境は厳しい状況にあるが、受注獲得に向けた提案型の営業活動に注力し、生産性向上に関する改革・改善にも継続して取り組むとしている。
 併せて発表した、18.5期通期の営業利益は16.8億円(前の期比4.4%増)だった。新造船市況の冷え込みによる厳しい価格競争のなか受注獲得に努め、陸上関連においてもガスタービン発電プラントを始めとした新規発電プラントなどへのバルブや、既存プラントで利用されている製品の修理やメンテナンス関連の受注獲得に注力したことが奏功した。

★10:15  モノタロウ-反発 6月度売上高23%増 新規アカ5万2100個増加
 MonotaRO<3064.T>が反発。同社は10日、6月度月次業績を発表し、売上高は前年同月比22.8%増の89.7億円となった。新規アカウントは5万2100個増加した。

★10:18  モノタロウ-SMBC日興が目標株価引き上げ 戦略の精度の高さが株価をサポート
 MonotaRO<3064.T>が反発。SMBC日興証券では、戦略の精度の高さが株価をサポートすると想定。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4300円→5300円と引き上げた。
 6月までの好調な売上高を踏まえ、売上想定を増額し、営業利益予想を増額。モバイルでの利便性を訴えるTVCM第2弾が好調で、新規獲得が順調に推移。TVCM第1弾は商品検索時に企業名の想起を促す内容。同社のSEO対応力の高さに加え、企業/サイトの知名度に合わせたマスマーケティングも丁寧になされている結果と評価。今18.12期1Qの粗利率を踏まえ、粗利率は従来比やや引き下げるとした。

★10:19  プレナス-急落 1Q営業益90%減 仕入れコスト上昇や人材確保・育成への投資で
 プレナス<9945.T>が急落。同社は10日に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は2.1億円(前年同期比89.9%減)だったと発表した。仕入れコストの上昇や人材確保・育成への投資が響いた。上期の会社計画8.0億円に対する進ちょくは25.9%となっている。

★10:30  APカンパニー-続落 6月度既存店売上高10%減 客数は10%減
 エー・ピーカンパニー<3175.T>が続落。同社は10日、6月度月次営業レポートを発表した。売上高は既存店ベースで前年同月比10.0%減だった。全店ベースでは10.7%減となった。客数は既存店で同10.3%減、客単価は前年同月並みだった。


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