前場コメント No.1 PRA、ファナック、塩野義製薬、信越化学、オプティムなど

2018/07/26(木) 11:30
★9:00  PRA-買い気配 日本マイクロソフトとRPA・AI分野で協業 クラウド型RPAをリリース
 RPAホールディングス<6572.T>が買い気配。同社は7月25日大引け後に、子会社でRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Laborのベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ(東京都港区)が、日本マイクロソフト(東京都港区)と、RPA・AI分野で協業し、働き方改革推進のためのクラウド型RPAをリリースすると発表した。
 RPAテクノが提供する「Bizrobo」や「Blue Prism」などのRPAツールと、手書きOCRを日本マイクロソフトの提供するクラウドプラットフォームMicrosoft Azure上に構築し、RPAの導入ハードルを下げた普及型のRPA働き方改革クラウドプラットフォーム「Robot As A Service on Azure」を共同で開発。8月中旬よりRPAのパートナーネットワークを通じて提供する予定とした。

★9:00  ファナック-売り気配 通期営業益を上方修正も市場予想下回る
 ファナック<6954.T>が売り気配。同社は25日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の1517億円から1594億円(前期比30.6%減)に引き上げると発表した。2018年7月から2019年3月までの想定為替レートは、平均1米ドル100円、1ユーロ125円としている。なお、市場コンセンサスは2016億円となっている。
 併せて発表した、19.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は545億円(前年同期比7.9%増)だった。上期の会社計画927億円に対する進ちょくは58.8%となっている。
 FA部門が608億5200万円(前年同期比24.4%増)と大きく伸びた。また、ロボット部門が585億4100万円(前年同期比7.3%増)となったことも寄与した。

★9:00  塩野義製薬-反発 「Juluca」の良好なSWORD試験100週時点の結果を学会で報告
 塩野義製薬<4507.T>が4日ぶりに反発。同社は7月25日大引け後に、抗HIV治療における2剤維持療法薬「Juluca」の良好なSWORD試験100週時点の結果を、ViiV Healthcare(英国ロンドン市)が公表したと発表した。
 同社はグラクソ・スミスクラインおよびファイザーとともに、ViiV社に資本参加している。今般、HIVインテグラーゼ阻害薬ドルテグラビル(ViiV社)と非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)リルピビリン(Janssen Therapeutics社)からなる2剤レジメンについて、安全性および有効性を評価する第3相臨床試験(SWORD試験)の100週時点での結果を、7月23日~27日にアムステルダムで開催中の第22回国際エイズ会議(IAS2018)にて報告したとしている。

★9:01  信越化学-買い気配 今期営業益7%増見込む 1Qは29%増益着地
 信越化学工業<4063.T>が買い気配。同社は25日に、従来未定としていた19.3期の連結営業利益予想を3600億円(前期比6.9%増)と発表した。市場コンセンサスは3831億円となっている。
 需要動向を的確に捉えた販売活動を積極的に展開するとともに、世界の最適地での製造拠点の建設や既存設備能力の増強による事業展開を加速させるとしている。
 また、19.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は954億円(前年同期比28.7%増)だった。塩ビ・化成品事業が、塩化ビニル、か性ソーダともに高水準の出荷を継続し、両品目の需給関係の改善が進んだ結果、大幅な増益となった。また、半導体シリコン事業がおう盛な半導体デバイス需要に支えられ高水準な出荷が継続するとともに、製品価格修正もあり、大幅な増益となったことも寄与した。
 併せて、未定としていた19.3期の中間配当予想を90円(前期は65円)、期末配当予想を90円(前期は75円)にすることも発表した。年間配当は180円(前期は140円)となる。

★9:01  オプティム-3日続伸 医療用画像診断支援AIオープンプラットフォームの構築を開始
 オプティム<3694.T>が3日続伸。同社は7月25日大引け後に、エムスリー<2413.T>と共同で、世界中のどの医療向け画像診断支援AIアルゴリズムやPACS(医療用画像管理システム)などの院内システムでも利用でき、医療向け画像診断を支援するAIを搭載したオープンプラットフォーム「Doc+AI(ドクエイ)」の構築を開始すると発表した。
 AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」を用いることで世界中のどの医療用画像診断支援AIアルゴリズムでも、PACSなどの院内システムやモダリティ(CTやMRIなど)を問わずに利用でき、全身・全疾患の画像診断支援を可能とすることを目指し、構築を開始しているプラットフォーム。2018年秋頃のリリースを予定しているとした。


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