前場コメント No.6 カヤック、不二製油G、リニカル、スタンレー電気、ホンダなど

2018/08/15(水) 11:30
★9:06  カヤック-売り気配 上期営業益81%減 新規タイトルの立ち上がりの遅れで
 カヤック<3904.T>が売り気配。同社は14日に、18.12期上期(1-6月)の連結営業利益は9500万円(前年同期比80.5%減)だったと発表した。通期の会社計画8.5億円に対する進ちょくは11.2%となっている。
 ソーシャルゲームが、新規タイトルの立ち上がりが遅れていることなどにより、減収となった。また、スマホゲームに特化したコミュニティ事業であるLobi関連が減収となったことも響いた。

★9:06  不二製油G-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 中長期的な成長期待に変化なし
 不二製油グループ本社<2607.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、短期業績予想を減額するが、中長期的な成長期待に変化なしとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4600円→4500円と引き下げた。
 チョコレートと大豆をコアプロダクトとした、国内外での中長期的な利益成長力を評価。今1Q(4~6月)営業利益は58億円(前年比8%増)で、三菱UFJMSの従前予想並みのスタートとなったが、事業やエリアごとに好不調の波があった。国内の油脂事業やブラジルチョコレート事業は好スタートとなった半面、国内大豆事業やアジアの油脂や製菓・製パン素材事業が苦戦。三菱UFJMSでは、今19.3期営業利益予想を会社計画並みに下方修正。下方修正する地域はアジアとした。

★9:07  リニカル-売り気配 1Q営業益66%減 人件費やのれんの償却負担の増加で
 リニカル<2183.T>が売り気配。同社は14日に、19.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は8600万円(前年同期比65.8%減)だったと発表した。上期の会社計画8億8400万円に対する進ちょくは9.7%となっている。
 売上高は増加したものの、先行的な人材投資による人件費の増加のほか、Accelovance(現Linical Accelovance America)買収に関連して発生した取得関連費用やのれんの償却負担の増加などを吸収できず、減益となったとしている。

★9:07  スタンレー電気-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 営業利益予想は上方修正
 スタンレー電気<6923.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、堅調な需要と生産革新活動を踏まえ、営業利益予想を上方修正。投資判断「Hold」を継続も、妥当PBRの変更などで、目標株価は4600円→4500円と引き下げた。
 潜在リターンは20%ほどあるが、今回の業績上方修正が小幅で目標株価を引き下げていることなどを考慮し、レーティングは「Hold」を継続。中長期のエクイティストーリーに変更はなし。ポイントは以下の通り。(1)LEDヘッドライトがけん引する自動車関連分野の高付加価値化。(2)継続的な生産革新活動などによる利益創出。(3)深紫外や赤外LEDなどによる非自動車領域の拡大による成長。

★9:08  ホンダ-JPモルガンが目標株価引き下げ メキシコ洪水影響こなして四輪収益改善へ
 ホンダ<7267.T>が続伸。JPモルガン証券では、メキシコ洪水の影響をこなして、四輪の収益改善を期待するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4500円→4400円と引き下げた。
 今19.3期はメキシコ洪水による逸失利益影響が500億程度発生するも、米国でのインセンティブ抑制と「CR-V」などライトトラックシフトに伴うミックス改善が進み、四輪収益の改善が続く見込み。品質費用も売上対比1%未満の安定基調が続き、保守的に据える会社計画に対して収益の上振れ要因。洪水影響が正常化する来20.3期の四輪収益は26%増の大幅増益を見込むとした。

★9:09  トレンダーズ-売り気配 1株を2株に分割
 トレンダーズ<6069.T>が売り気配。同社は14日に、株式分割を行うと発表した。株式の流動性向上を目的としている。9月30日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。


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