前場コメント No.13 ＩＩＪ、ネットワン、大東建託、スターゼン、アジャイルなど
★10:33 ＩＩＪ－5日続落 セキュリティ監視・運用サービス「IIJ C-SOCサービス ベーシック」提供開始
インターネットイニシアティブ<3774.T>が5日続落。同社は11日に、提供する各種セキュリティサービスから収集したログを監視・分析し、検知したセキュリティインシデントの対応や対応策の提示を行う「IIJ C-SOCサービス ベーシック」の提供を開始すると発表した。
今回新たに提供するIIJ C-SOCサービス ベーシックでは、セキュリティポリシーやシステムの重要度を鑑み24時間365日のリアルタイムの対応は不要とする顧客のニーズに応え、ログ分析を一定時に行う定時・定期分析を実施する。月額料金をIIJ C-SOCサービスの約50～60％と安価に設定しているため、セキュリティリスクを長期間放置せず定期的に把握・監視しながら、コスト抑制も実現でき、中堅・中小企業でも導入しやすいサービスとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が5日続落。同社は11日に、提供する各種セキュリティサービスから収集したログを監視・分析し、検知したセキュリティインシデントの対応や対応策の提示を行う「IIJ C-SOCサービス ベーシック」の提供を開始すると発表した。
今回新たに提供するIIJ C-SOCサービス ベーシックでは、セキュリティポリシーやシステムの重要度を鑑み24時間365日のリアルタイムの対応は不要とする顧客のニーズに応え、ログ分析を一定時に行う定時・定期分析を実施する。月額料金をIIJ C-SOCサービスの約50～60％と安価に設定しているため、セキュリティリスクを長期間放置せず定期的に把握・監視しながら、コスト抑制も実現でき、中堅・中小企業でも導入しやすいサービスとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★10:40 ネットワン－いちよしがフェアバリュー引き上げ 19.3期2Q以降も堅調な業績を予想
ネットワンシステムズ<7518.T>が続伸。いちよし経済研究所では、豊富な受注残を背景に、今19.3期2Q以降も堅調な業績を予想。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1900円→2500円と引き上げた。
クラウド基盤やセキュリティ対策の案件が今後も堅調に推移することに加え、収益性改善の取り組みも続くとの見方を強め、いちよしの業績予想を上方修正。今19.3期通期を売上高1730億円（前期比7％増）、営業利益112億円（同36％増）と予想。良好な受注状況と収益性改善の取り組みは、今後も継続すると判断し、会社計画を上回るとみているとした。
ネットワンシステムズ<7518.T>が続伸。いちよし経済研究所では、豊富な受注残を背景に、今19.3期2Q以降も堅調な業績を予想。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1900円→2500円と引き上げた。
クラウド基盤やセキュリティ対策の案件が今後も堅調に推移することに加え、収益性改善の取り組みも続くとの見方を強め、いちよしの業績予想を上方修正。今19.3期通期を売上高1730億円（前期比7％増）、営業利益112億円（同36％増）と予想。良好な受注状況と収益性改善の取り組みは、今後も継続すると判断し、会社計画を上回るとみているとした。
★10:45 大東建託－ＣＳが目標株価引き下げ 「逆風に耐えるとき」
大東建託<1878.T>が続落。クレディ・スイス証券では、「逆風に耐えるとき」と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は19000円→15000円と引き下げた。
低調な受注を考慮して業績予想を下方修正も、短期的には配当利回り約4％、総還元利回り約6％が株価の下支え要因となる見込み。過去5四半期において、マクロ全体で見たアパートローンの新規貸出は前年比15～20％減となっている。事業環境は良くない。悲観的な見方をすれば、受注高が回復し始めるのは、生産緑地の指定解除が始まる2022年あたりになる見通し。
基本的なビジネスモデルに今後も変化はないとしたが、継続的な利益成長を見込みにくい。同社は新規事業を拡充する必要が出てきている。M&A（合併・買収）や事業投資が増加した場合は、現状の総還元性向80％は引き下げられる可能性があるとみているとした。
大東建託<1878.T>が続落。クレディ・スイス証券では、「逆風に耐えるとき」と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は19000円→15000円と引き下げた。
低調な受注を考慮して業績予想を下方修正も、短期的には配当利回り約4％、総還元利回り約6％が株価の下支え要因となる見込み。過去5四半期において、マクロ全体で見たアパートローンの新規貸出は前年比15～20％減となっている。事業環境は良くない。悲観的な見方をすれば、受注高が回復し始めるのは、生産緑地の指定解除が始まる2022年あたりになる見通し。
基本的なビジネスモデルに今後も変化はないとしたが、継続的な利益成長を見込みにくい。同社は新規事業を拡充する必要が出てきている。M&A（合併・買収）や事業投資が増加した場合は、現状の総還元性向80％は引き下げられる可能性があるとみているとした。
★10:49 スターゼン－底堅い 加世田工場に「氷感保管冷蔵庫」導入 氷感熟成の需要増に対応
スターゼン<8043.T>が底堅い。同社は12日10時30分に、マイナスの温度帯で細菌の繁殖を抑えながら凍らせずに熟成できる「氷感保管冷蔵庫」を、子会社のスターゼンミートプロセッサー加世田工場に導入したと発表した。
氷感製法による熟成では細菌の繁殖を抑えられため、従来の熟成方法の課題であった歩留まりの低下や賞味期限の短さを改善しながら、豚肉うまみ成分を増やすことが可能という。
すで三戸ビーフセンターに氷感保管冷蔵庫を導入しているが、受注増加に伴い氷感熟成が追いつかなくなっていた。今後の需要増を見込み、増産に対応すべく、今回加世田工場への導入を決定したとしている。
スターゼン<8043.T>が底堅い。同社は12日10時30分に、マイナスの温度帯で細菌の繁殖を抑えながら凍らせずに熟成できる「氷感保管冷蔵庫」を、子会社のスターゼンミートプロセッサー加世田工場に導入したと発表した。
氷感製法による熟成では細菌の繁殖を抑えられため、従来の熟成方法の課題であった歩留まりの低下や賞味期限の短さを改善しながら、豚肉うまみ成分を増やすことが可能という。
すで三戸ビーフセンターに氷感保管冷蔵庫を導入しているが、受注増加に伴い氷感熟成が追いつかなくなっていた。今後の需要増を見込み、増産に対応すべく、今回加世田工場への導入を決定したとしている。
★10:51 アジャイルメディア－大幅反発 エースでは「アンバサダー事業の成長が続くと予想」
アジャイルメディア・ネットワーク<6573.T>が大幅反発。エース経済研究所では、投資判断や目標株価は未付与ながら「アンバサダー事業の成長が続くと予想する」としたレポートを公表している。
今18.12期2Qは売上高4億2600万円（前年同期比+37％）、営業利益2600万円（同+24％）、経常利益1500万円（同▲33％）、当期利益1200万円（同▲38％）。通期計画に対する進ちょく率は売上高43％、営業利益21％だが、下期偏重の収益構造から、ほぼ計画通りの決算であったと見られる。上期はわずかながら計画を上回った。
収益構造はアンバサダー契約が増えるにつれて積み上がる安定したストック型の性格が強いが、想定外の経費などが発生すれば、業績に大きな影響が生じる可能性が高い。そのため、新規投資に当たっては長期スタンスを推奨するとした。
アジャイルメディア・ネットワーク<6573.T>が大幅反発。エース経済研究所では、投資判断や目標株価は未付与ながら「アンバサダー事業の成長が続くと予想する」としたレポートを公表している。
今18.12期2Qは売上高4億2600万円（前年同期比+37％）、営業利益2600万円（同+24％）、経常利益1500万円（同▲33％）、当期利益1200万円（同▲38％）。通期計画に対する進ちょく率は売上高43％、営業利益21％だが、下期偏重の収益構造から、ほぼ計画通りの決算であったと見られる。上期はわずかながら計画を上回った。
収益構造はアンバサダー契約が増えるにつれて積み上がる安定したストック型の性格が強いが、想定外の経費などが発生すれば、業績に大きな影響が生じる可能性が高い。そのため、新規投資に当たっては長期スタンスを推奨するとした。
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