〔Market Flash〕半導体製造装置セクター、ロジックメーカー中心に年末から受注回復が期待~野村

2018/09/14(金) 14:20
【14:20】半導体製造装置セクター、ロジックメーカー中心に年末から受注回復が期待~野村  野村では、半導体製造装置セクターのレポートで、8月末の8GbDRAMスポット価格が下落したことを受け、ユーザーが価格の先安観から調達量を抑制しているため、10~12月期の大口価格は前四半期比1ケタ前半~半ばの下落を予想している。NANDフラッシュは64層3D型NANDの供給増により供給過剰となっているため、10~12月期~19年1~3月期にかけて15%程度の価格下落ペースが続くとみて、半導体製造装置は一部のメモリメーカーから納入延期要請が出ているものの、ロジックメーカー中心に年末から受注回復が期待できると解説している。個別では、スクリーンとアドバンテストを推奨している。 【13:50】業績好調で年初来高値を更新している主力大型株の押し目買いを提案~東海東京  東海東京では、東証マザーズ指数が1000ポイント割れ、TOPIXスモール指数が年初来安値を再びうかがう展開になっていることを受け、信用評価損益率は悪化し、個人投資家の投資余力は徐々に低下してきていると指摘。  今後、リスク許容度が低下した個人投資家がこの数年、良好なパフォーマンスで残高を拡大させた中小型株(ファンド含む)の利益確定売りを強める可能性もあるとみて、NISA非課税期間の5年目を迎えることから、年末にかけて含み益のある中小型株が利益確定売りの対象になる懸念もあると予想している。投資アイデアとして、ソニーなど業績好調で年初来高値を更新している主力大型株の押し目買いを提案している。 【13:30】アベノミクス相場のパターンからは11月末に25000円程度を期待~大和  大和証券では、上半期を間もなく終えることから、決算対策は一巡する時期であると指摘。アベノミクス相場下での9月SQ頃からの日経平均の推移を比較すると、今年の水準に当てはめれば11月末で25000円程度まで上昇するのが常だったという。  もちろん、アベノミクス相場の継続が前提であり、その点では自民党総裁選に注目している。二人の立候補者による今後の予定として、本日午前に日本記者クラブでの討論会、午後に党青年局・女性局主催の討論会。15日(土)午後に京都、佐賀で演説会。16日(日)9:00~NHK「日曜討論」、午後に三重、宮城で演説会、21:00~ニコニコ動画「自民党総裁選 候補者ネット討論会」があることを紹介。ここで安倍総裁の失言がなく、景気対策を強調するならば、圧勝の可能性が高まるとみている。 【13:10】現時点でリビジョンの有効性が高い期間は来月初旬辺りまで~三菱UFJ  三菱UFJモルガンスタンレー証券では、9月以降のTOPIXは7日まで下落(8 月30 日から7日続落)した後、2週目以降上昇に転じる中で、9月に入って急に効果が出てきたのがリビジョンであるとコメント。リビジョンの9月の累和リターンは+2.5%となっており、日次の勝率も7 勝2敗と安定したリターンとなっていると指摘している。これは過去の傾向とほぼ類似で、今年もまた9月に入って急に効きだしたと解説している。リビジョンのロング側とショート側の超過リターンを別々に見ると、両側とも有効性が高いことも分かるという。ただ、今年のスウィング相場を前提とすると、現時点でリビジョンの有効性が高い期間は来月初旬辺りまでとみている。その後はその反動に注意しなければいけない場面もあるという。 【10:45】18年度は企業主導の成長で潜在成長率を上回る見通し~みずほ  みずほ証券では、10-12月期以降の経済見通しについて、猛暑による消費下押しや自然災害による生産活動停滞が正常化するにつれ、成長率は再び潜在成長率を上回ると予想している。 堅調な企業収益を背景に設備投資が成長を牽引すると予想。ウェイトの大きな機械投資が底堅く推移するほか、ソフトウェア投資、研究・開発投資、建設投資についても、人手不足を背景とした生産性底上げ投資、自動運転関連の投資、オリンピック関連の建設投資需要などもあり、少なくとも2018年度中は設備投資の高めの伸びは続くと予想している。年度後半には民間消費についても緩やかな持ち直しを期待している。成長率の牽引役という観点では、設備投資や輸出を中心に、引き続き、企業主導の成長となるとみている。 【9:50】工作機械セクターは中国以外の欧州でも受注モメンタム悪化と推測~CS  クレディスイスでは工作機械セクターのレポートで、8月の工作機械受注速報値で外需が21ヵ月ぶりに前年比マイナス転落となったことを受け、中国のみならず欧州などでの受注モメンタムの悪化が顕在化したと推測。月次工作機械受注の前年比伸び率は、9月が前年比横ばい程度、11月にマイナスに転じると予想。個別では、ファナックの「アンダーパフォーム(弱気)」を強調している。 【9:15】新築マンション市場、販売は力強さに欠ける状況が続く~SMBC日興  SMBC日興証券では、13日発表された8月の首都圏の新築マンションの発売件数について、8月としては1993年以来の低水準となった点に注目。特に、販売在庫の減少や価格の下落については以下にコメントした。1)価格の下落については、超高層物件が少なかったなど供給物件のミックスが主な要因であり、2)在庫減少も新規供給件数が少なかったことが要因、とみていることから、これまでの市場のトレンドが変化したと判断するのは時期尚早とみている。従って、価格高止まりにより低水準の契約率が続き、在庫が大きく減らないというトレンドに現時点では変化は無いとみている。 【8:45】寄り前気配はネクソン、三和HD、MS&AD、ダイキンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ネクソン(3659)+23.75%、三和HD(5929)+21.95%、MS&AD(8725)+21.10%、ダイキン(6367)+20.40%、ブリヂストン(5108)+17.14%、山合銀(8381)+15.94%、HOYA(7741)+15.63%、日油(4403)+13.43%、ミネベア(6479)+11.32%、協和キリン(4151) +9.71%などが高い気配値。  一方、オービック(4684)-21.81%、エクセディ(7278)-20.35%、淀川鋼(5451)-19.60%、日立ハイテク(8036)-18.62%、TSテック(7313)-16.60%、NKSJHD(8630)-16.20%、ソニーFH(8729)-11.16%、ユニチャーム(8113)-10.38%、高島屋(8233)-10.02%、京セラ(6971)-10.01%などが安い気配値となっている。
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