〔Market Flash〕ドル円の日足は雲から上放れ、7月高値を試す展開へ~三菱UFJMS

2018/09/18(火) 13:20
【13:20】ドル円の日足は雲から上放れ、7月高値を試す展開へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカルリポートでは、ドル円について考察している。9月13日にドル円は急伸し、8月下旬から何度も跳ね返されてきた一目均衡表の雲上限を突破した。14日のNY市場終値は週足ベースの転換線を上回ったが、週末値が転換線を上回るのは7週ぶりであるとのこと。三菱UFJMSでは、当面は7月高値の113.17円を試す展開を想定している。また、年内に関しては、1ドル115~118円を目指すとの見方を継続している。 【12:50】7-9月期の成長率は4-6月期から顕著に減速すると予想~ドイツ  ドイツ証券では、先週発表された4-6月期のGDP統計二次速報を受けてリポートしている。実質GDP成長率は前期比0.7%(年率3.0%)となり、一次速報の0.5%(1.9%)から上方修正された。民間設備投資が大きく上方修正されたことが主因となっている。ただしドイツでは、機械設備投資の先行指数である機械受注統計にピークアウトの兆しがあると指摘。日米の貿易協議の不透明性が高まっていることもあり、このような高い設備投資の伸びの維持は難しいと考えている。そのため、7-9月の成長率は4-6月期から顕著に減速すると予想している。 【11:00】通信株は下落からの回復傾向が続くと予想~SMBC日興  SMBC日興証券では通信セクターの業種格付けを「強気」としている。通信サービス収入は伸びにくいが、端末補助の削減や端末収支の改善によって増益基調。NTT(9432)グループやKDDI(9433)の新中期計画発表や新社長就任に伴う新しい戦略は、成長期待を生む可能性があるとみており、ソフトバンクGの投資戦略も評価され始めていると判断している。大手通信キャリアの株価は、昨年12月の楽天(4755)の携帯キャリア参入発表後の下落からの回復が進んでいたが、今年8月の菅義偉官房長官による通信料金に関する発言をきっかけに再び下落した。SMBC日興では、各通信キャリアは端末代金補助がなく、通信料金が低いプランを充実させてユーザーの選択肢を増やし、業績への影響を抑えたまま、議論の収拾を目指すと予想している。また、その議論と懸念が沈静化するにつれて、株価も回復傾向で推移すると考えている。 【10:30】自民党総裁選は株価上昇のサポートとなるか~大和  大和証券では9月20日に実施される自民党総裁選についてリポートしている。今回は6年ぶりの投票実施で、安倍現総裁と石破氏による活発な政策論争が期待される。大和では、今回の総裁選を取り巻く環境が、安倍氏が初めて総裁に就任した2006年総裁選の前後に似ていると感じるとコメント。当時の株価は総裁選前に一時波乱となるも、選挙後には期待感などから高値を更新する動きが見られたとのこと。大和では、今回も総裁選が株価のサポート材料となる展開に期待している。 【10:00】SUBARU「レガシィ」リコールの直接影響は大きくないと予想~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、SUBARU(7270)が13日に日本で販売した12.6万台の「レガシィ」のリコールを発表したことを受けてリポートしている。三菱UFJMSでは、(1)海外販売分のリコール該当割合を20~50%、(2)不具合が生じた電動パーキングブレーキ、あるいはこれを構成する基盤、基板上素子、センサ部品のサプライヤー側の最終的な費用負担割合を50~80%―と仮定し、これに基づきSUBARUがリコールに絡んで最終的に負担する費用を10~30億円と試算している。19.3期業績への影響は無視はできないものの、あまり大きくはないと想定している。 【9:30】2019年は前半が弱く後半に反発を予想~みずほ  みずほ証券のストラテジーリポートでは、2019年は前半が弱い一方、後半は反発すると予想している。2019年前半は、(1)世界の中銀の合計バランスシートが縮小に転じる、(2)米国債券が逆イールド化、(3)2019年7月の参議院選挙前のばらまき的政策への懸念―などが上値抑制要因になると想定している。一方で後半は、(1)2020年7月の東京オリンピック、(2)2020年11月の米国大統領選挙への政策期待、(3)2020年の米国経済のソフトランディング予想―などが相場の反発要因になるとみている。貿易摩擦とその実体経済への影響が不透明である上に、11月6日の米国中間選挙で共和党が多数を失えばトランプ大統領が弾劾される可能性があるため、2019年の相場は年末にかけたイベント次第と考えている。 【8:45】寄り前気配は紀陽銀、ネクソン、山合銀、丸井Gが高い気配値  主力株の寄り前気配では、紀陽銀(8370) +8.61%、ネクソン(3659) +7.04%、山合銀(8381) +6.62%、丸井G(8252) +5.84%、ユー・エス (4732) +5.65%、ゼオン(4205) +5.49%、大気社(1979) +5.27%、日電硝(5214) +5.06%、大和工(5444) +4.77%、大東建(1878) +4.13%などが高い気配値。  一方、キッセイ薬(4547)-21.88%、ITHD(3626)-17.48%、前田道(1883) -5.83%、オークマ(6103) -5.19%、きんでん(1944) -4.40%、NTTドコモ(9437) -3.97%、TSテック(7313) -3.60%、東海理化(6995) -3.60%、スタンレ電(6923) -3.42%、三住トラスト(8309) -3.32%などが安い気配値となっている。
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