〔Market Flash〕9月のスーパー販売動向は台風影響は限定的、防災需要が好調~大和

2018/10/11(木) 10:30
【10:30】9月のスーパー販売動向は台風影響は限定的、防災需要が好調~大和  大和証券では、9月のスーパーマーケットチャネルにおける主要食品企業の主な品目の販売動向をまとめている。9月は台風などの影響が懸念されたものの、これまでのトレンドから大きな変化はなかったとのこと。個別では販売制限が発生した牛乳は落ち込んだが、収益性が低い製品であるため、乳業各社への業績影響は大きくないと大和では考えている。また、防災需要などでレトルトカレーや即席めんの販売が好調であったとのこと。販売の弱さが目立つ企業には、明治HD(2269)、日本ハム(2282)、カルビー(2269)などを挙げている。一方、販売が好調な企業では、ニチレイ(2871)、キッコーマン(2801)、ハウス食品G本社(2810)などを挙げている。 【10:00】2018年のクリスマス商戦はタカラトミーが優位とみる~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではレジャー・メディアセクターに関して、「おもちゃ屋が選んだクリスマスおもちゃ 2018」の投票結果から、クリスマス商戦に向けてはタカラトミー(7867)が多数の有力商品を持っていることが分かったとコメント。一方、バンダイは総じて有力商品が少ない印象としている。また、小売店はクリスマス商戦の柱を「仮面ライダージオウ」と「ポケモン」とみているもよう。三菱UFJMSでは、仮面ライダージオウ関連の売り上げを注視しつつも、人気ランキング上位を占めている商品が多いことや、ポケモン関連商品が充実していることなどから、タカラトミーがバンダイナムコHD(7832)より優位な立場にあるとみている。 【9:30】商社は「景気敏感なれど相対優位」、長続きする可能性も~SMBC日興  SMBC日興証券では商社セクターに関して、特に今1Q決算以降、短期的にやや強気のスタンスを推奨してきた。上期決算発表後はいったん利食いの可能性もあるとみているが、例年、1月のバリュー相場と2月の配当権利取り相場の際に好パフォーマンスとなりやすい傾向に加え、先般発表された伊藤忠(8001)の株主還元拡充の動きが他商社に広がる可能性を指摘している。FEDの緩やかな利上げによってドル建てコモディティの上値が抑えられ、中国景気のスローダウンにも注視しなければいけない現状は、景気敏感の代表格である商社株にとっては向かい風となる。しかしSMBC日興では、特に伊藤忠の株主還元は、商社セクター全般のガバナンス改善の一端と捉えている。この還元拡充の緩やかな動きが、「景気敏感なれど相対優位」との株価特性を長続きさせる可能性にもつながることから、来期にかけた商社株の注目点としてウォッチしていきたいとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はユニプレス、淀川鋼、ユー・エス、ADEKAが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ユニプレス(5949) +8.93%、淀川鋼(5451) +5.90%、ユー・エス (4732) +5.69%、ADEKA(4401) +5.55%、三和HD(5929) +4.97%、積水化(4204) +4.96%、キッセイ薬(4547) +4.81%、セイノーHD(9076) +4.76%、テレビ朝日(9409) +4.69%などが高い気配値。  一方、三菱ケミHD(4188)-19.49%、東邦HD(8129)-16.97%、アンリツ(6754)-15.60%、SUMCO(3436)-14.97%、ネットワン(7518)-14.15%、ソフトバンク(9984)-12.10%、ファナック(6954)-11.76%、久光薬(4530)-11.05%、東海カ(5301)-10.52%、山九(9065)-10.00%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ