前場コメント No.2 小野薬品、コシダカHD、カイオムバイオ、白鳩、ディップなど

2018/10/12(金) 11:30
★9:01  デルタフライ-売り気配スタート/マザーズ上場 寄り前4385円
 がん治療薬開発のDelta-Fly Pharma<4598.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格4770円の売り気配で始まり、差し引き約9万5000株の売り越し。直前の寄り前気配は4385円程度だった。引受価額は4388.40円で、4000円台の呼び値は5円。オーバーアロットメントは10万5000株ある。
 主幹事は野村証券で、公開株数は1849万2000株。医薬品などを研究開発、製造、販売していいる。

★9:01  小野薬品-大和が「3」へ引き下げ 株価は成長可能性を反映した水準に達した
 小野薬品工業<4528.T>が6日続落。大和証券では、株価は成長可能性を反映した水準に達したとみて、投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」と引き下げた。目標株価は3000円→3300円と引き上げた。
 21.3期までは下方修正、22.3期以降は上方修正。短期予想を下方修正した主因は、抗PD-1抗体オプジーボの日本での売上予想引き下げ。体重に応じた用量から固定用量への変更(8月21日承認)に伴い、11月下旬頃に発売見込みの240mg瓶の公定薬価(投与1回分の薬剤費に相当)を41.7万円程度と予想。変更前の平均薬剤費と比べて実質的に約10%の減収要因と想定。さらなる積極的な評価には、フェーズ3試験中の胃がん1次治療、肝細胞がん、食道がんなどでのオプジーボの開発を競合品への差別化点を明確にしつつ成功させることなどが必要と指摘した。

★9:02  コシダカHD-買い気配 今期営業益19%増見込む 前期は28%増益着地
 コシダカホールディングス<2157.T>が買い気配。同社は11日に、19.8期の連結営業益予想を93.5億円(前期比18.9%増)と発表した。なお、市場コンセンサスは91.4億円となっている。カラオケでは、首都圏を中心とした店舗数とルーム数の拡大に取り組む。カーブスでは、店舗数と会員数ともども一段高い拡充を目指すとしている。
 併せて発表した、18.8期の連結営業利益は78.6億円(前の期比27.8%増)だった。カラオケが、首都圏を中心とした新店の開設と既存店の増室を積極的に推し進めたことなどにより、大幅な増益となった。また、カーブスが、会員数の継続的拡大を図ったことなどにより、増益となったことも寄与した。

★9:02  カイオムバイオ-買い気配 ヒト化TROP-2抗体に関する米国特許付与決定
 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が買い気配。同社は11日、TROP-2抗体に関する特許について、米国での特許付与が決定したと発表した。
 同特許はヒトTROP-2を標的としたヒト化モノクローナル抗体LIV-2008に関するものという。これにより米国において同社が出願していたヒト化TROP-2抗体に関するすべての特許が成立したとしている。

★9:02  白鳩-反発 下着通販サイト「京都発インナーショップ白鳩」を「LOHACO」に出店
 白鳩<3192.T>が4日ぶり反発。同社は10月11日大引け後に、運営する下着通販サイト「京都発インナーショップ白鳩」について、日用品ショッピングサイト「LOHACO(ロハコ)」内のマーケットプレイスに新規出店すると発表した。「LOHACO」はアスクル(2678)が運営している。

★9:03  ディップ-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は計画上振れ着地
 ディップ<2379.T>が買い気配。同社は11日に、19.2期通期の連結営業利益予想を従来の116億円から126億円(前期比17.1%増)に引き上げると発表した。上期の実績を踏まえた。なお、市場コンセンサスは125億円となっている。
 併せて発表した、19.2期上期(3-8月)の連結営業利益は62億円だった。同社は18.2期3Qより四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。なお、上期の会社計画は52億円だったので、着地は上振れた。
 人件費のほか、昨年8月のサイトリニューアルや今年3月の「しごと体験」「職場見学」の新機能追加などにより応募効率が改善され、広告宣伝費も期初の想定を下回ったことが寄与した。


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