前場コメント No.13 コスモエネルギー、富士石油、石油資源開発、セラク、ホシデンなど
★10:20 コスモエネルギー－ＳＭＢＣ日興が新規「1」 実質経常利益の拡大局面は続く
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、来20.3期は在庫影響はく落で減益も、実質経常利益の拡大局面は続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価5400円として、新規カバレッジを開始した。
株価は石油精製マージンの改善、原油価格上昇による同社業績改善を織り込み、2017年初から2018年9月末まで184％上昇、TOPIXを165pptアウトパフォームした。しかし、（1）現行株価は20.3期PERで5.9倍程度に相当し、ヒストリカルに見ても割安な水準にあること、（2）マージン改善、ヘイル油田のフル生産、キグナス石油向けの燃料油供給で、実質経常利益拡大局面が当面続くと予想していることも、投資評価を「1」とする理由とした。財務体質の改善が必要なことから配当性向は10％程度と株主還元には改善の余地が大きいが、追加の還元はさらなる株価アップサイドとして期待するとした。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、来20.3期は在庫影響はく落で減益も、実質経常利益の拡大局面は続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価5400円として、新規カバレッジを開始した。
株価は石油精製マージンの改善、原油価格上昇による同社業績改善を織り込み、2017年初から2018年9月末まで184％上昇、TOPIXを165pptアウトパフォームした。しかし、（1）現行株価は20.3期PERで5.9倍程度に相当し、ヒストリカルに見ても割安な水準にあること、（2）マージン改善、ヘイル油田のフル生産、キグナス石油向けの燃料油供給で、実質経常利益拡大局面が当面続くと予想していることも、投資評価を「1」とする理由とした。財務体質の改善が必要なことから配当性向は10％程度と株主還元には改善の余地が大きいが、追加の還元はさらなる株価アップサイドとして期待するとした。
★10:24 富士石油－ＳＭＢＣ日興が新規「2」 原油価格上昇による自家燃料費増が重荷
富士石油<5017.T>が変わらずを挟んで続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、原油価格上昇による自家燃料費増が重荷と判断。投資評価「2（中立）」、目標株価490円として、新規カバレッジを開始した。
今19.3期は大幅増益を予想（営業利益で前期比+39％、在庫影響を除いた実質営業利益で+25％）しているとしたが、（1）現行株価は20.3期予想PERで6.6倍に相当し、過去5年の平均的な水準に位置しており、特段の割安感/割高感がないこと、（2）上流事業を持たないことから原油価格上昇が自家燃料費増加を通じて実質営業利益の押し下げ要因となることなどが、投資評価「2」とする背景とした。株主還元には改善の余地が大きく、増配や自社株買いなどの還元強化はポジティブカタリストになると指摘。
富士石油<5017.T>が変わらずを挟んで続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、原油価格上昇による自家燃料費増が重荷と判断。投資評価「2（中立）」、目標株価490円として、新規カバレッジを開始した。
今19.3期は大幅増益を予想（営業利益で前期比+39％、在庫影響を除いた実質営業利益で+25％）しているとしたが、（1）現行株価は20.3期予想PERで6.6倍に相当し、過去5年の平均的な水準に位置しており、特段の割安感/割高感がないこと、（2）上流事業を持たないことから原油価格上昇が自家燃料費増加を通じて実質営業利益の押し下げ要因となることなどが、投資評価「2」とする背景とした。株主還元には改善の余地が大きく、増配や自社株買いなどの還元強化はポジティブカタリストになると指摘。
★10:29 石油資源開発－ＳＭＢＣ日興が新規「2」 北米の赤字が懸念材料
石油資源開発<1662.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、21.3期に利益水準上昇を予想も、北米の赤字が懸念材料と判断。投資評価「2（中立）」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
前18.3期はカナダのLNGプロジェクト取りやめとオイルサンドプロジェクトの試験生産操業終了による特別損失計上により、今19.3期は相馬LNG基地運用開始による償却負担の増加と北米ガス価格・希釈ビチューメン価格の低迷により、業績、株価ともに低迷が続いている。21.3期には福島天然ガス発電所運転開始やイラク・ガラフ油田のランプアップ、国際石油開発帝石からの受取配当金増加などで利益拡大を予想するとしたものの、足元の懸念から現時点では強気スタンスはとりづらいとした。
石油資源開発<1662.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、21.3期に利益水準上昇を予想も、北米の赤字が懸念材料と判断。投資評価「2（中立）」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
前18.3期はカナダのLNGプロジェクト取りやめとオイルサンドプロジェクトの試験生産操業終了による特別損失計上により、今19.3期は相馬LNG基地運用開始による償却負担の増加と北米ガス価格・希釈ビチューメン価格の低迷により、業績、株価ともに低迷が続いている。21.3期には福島天然ガス発電所運転開始やイラク・ガラフ油田のランプアップ、国際石油開発帝石からの受取配当金増加などで利益拡大を予想するとしたものの、足元の懸念から現時点では強気スタンスはとりづらいとした。
★10:34 セラク－急騰 今期営業益7.2億円見込む 前期は5.4億円で着地
セラク<6199.T>が急騰。同社は15日に、19.8期の連結営業益予想を7.2億円と発表した。同社は18.8期3Qより連結財務諸表を作成しているため、前期比較はできない。積極的にエンジニアの採用・育成を行うとともに、さらなるサービスの拡充に注力するとしている。
併せて発表した、18.8期の連結営業利益は5.4億円だった。ITインフラ事業においては、ダイレクトリクルーティング/リファラル採用などの施策を取り入れ、人材採用に積極的に取り組んだ。ウェブマーケティングコミュニケーション事業においては、順調な案件獲得が見込めることから、引き続き人材の積極採用および育成に注力したとしている。
セラク<6199.T>が急騰。同社は15日に、19.8期の連結営業益予想を7.2億円と発表した。同社は18.8期3Qより連結財務諸表を作成しているため、前期比較はできない。積極的にエンジニアの採用・育成を行うとともに、さらなるサービスの拡充に注力するとしている。
併せて発表した、18.8期の連結営業利益は5.4億円だった。ITインフラ事業においては、ダイレクトリクルーティング/リファラル採用などの施策を取り入れ、人材採用に積極的に取り組んだ。ウェブマーケティングコミュニケーション事業においては、順調な案件獲得が見込めることから、引き続き人材の積極採用および育成に注力したとしている。
★10:37 ホシデン－野村が目標株価引き上げ 収益構造の変化に時間を要する
ホシデン<6804.T>が反発。野村証券では、収益構造の変化に時間を要するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は850円→1120円と引き上げた。
業績は主要顧客のゲームサイクルに左右されやすく、ボラティリティが高い収益構造であった。しかし、（1）据置型ゲーム機の販売台数が安定的に推移、（2）輸送機器関連売上が成長していくと予想することから、業績のボラティリティは以前より低下し、営業黒字が定着すると想定。ただし、収益構造の変化には時間を要すると判断するとした。
ホシデン<6804.T>が反発。野村証券では、収益構造の変化に時間を要するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は850円→1120円と引き上げた。
業績は主要顧客のゲームサイクルに左右されやすく、ボラティリティが高い収益構造であった。しかし、（1）据置型ゲーム機の販売台数が安定的に推移、（2）輸送機器関連売上が成長していくと予想することから、業績のボラティリティは以前より低下し、営業黒字が定着すると想定。ただし、収益構造の変化には時間を要すると判断するとした。
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