前場コメント No.7 大塚家具、シンバイオ製薬、セプテーニ、コムチュア、帝人など
★9:11 大塚家具－4日ぶり反落 ＴＫＰ社長「追加出資は検討していない」
大塚家具<8186.T>が4日ぶり反落。17日付の日経新聞朝刊で、ティーケーピー<3479.T>の河野貴輝社長が16日、都内で同新聞の取材に応じ、資本業務提携を結んでいる大塚家具について「追加出資は検討していない」と話したと報じられた。現状の提携関係に基づき、家具店の空きスペースを貸会議室に転用するといった方法で大塚家具の経営を支援するという。これを受け、ＴＫＰの追加出資による財務改善への期待感がはく落し、株価は下落している。
大塚家具<8186.T>が4日ぶり反落。17日付の日経新聞朝刊で、ティーケーピー<3479.T>の河野貴輝社長が16日、都内で同新聞の取材に応じ、資本業務提携を結んでいる大塚家具について「追加出資は検討していない」と話したと報じられた。現状の提携関係に基づき、家具店の空きスペースを貸会議室に転用するといった方法で大塚家具の経営を支援するという。これを受け、ＴＫＰの追加出資による財務改善への期待感がはく落し、株価は下落している。
★9:11 シンバイオ製薬－ＳＢＩが目標株価引き上げ トレアキシンの自社販売体制構築にメド
シンバイオ製薬<4582.T>が大幅続伸。ＳＢＩ証券では、トレアキシンの自社販売体制構築のメドが立ったことに関する開示は極めてポジティブと判断。投資評価「強気」を継続、目標株価を290円→340円と引き上げた。
同社は10月16日、トレアキシンの自社販売体制構築のメドが立ったことを開示（以前から同社は、2021年以降のトレアキシン販売体制について、自社販売体制か他社販売提携を比較検討していた）。自社販売体制を敷くことにより、最大限に企業価値を向上させることが可能となる。ＳＢＩでは、自社販売体制を前提にした業績予想をもとにして、これまで一部ディスカウントして目標株価を算定していたが、今般の正式な開示をもって自社販売体制による価値をフルバリューで算定し直したとしている。
シンバイオ製薬<4582.T>が大幅続伸。ＳＢＩ証券では、トレアキシンの自社販売体制構築のメドが立ったことに関する開示は極めてポジティブと判断。投資評価「強気」を継続、目標株価を290円→340円と引き上げた。
同社は10月16日、トレアキシンの自社販売体制構築のメドが立ったことを開示（以前から同社は、2021年以降のトレアキシン販売体制について、自社販売体制か他社販売提携を比較検討していた）。自社販売体制を敷くことにより、最大限に企業価値を向上させることが可能となる。ＳＢＩでは、自社販売体制を前提にした業績予想をもとにして、これまで一部ディスカウントして目標株価を算定していたが、今般の正式な開示をもって自社販売体制による価値をフルバリューで算定し直したとしている。
★9:13 セプテーニ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ ネットマーケティングの苦戦は続こう
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、ネットマーケティング事業の苦戦は続こうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は300円→180円と引き下げた。
主力のネットマーケティング事業における国内事業の苦戦と海外事業成長の鈍化などを反映し、今18.9期～22.9期の業績予想を下方修正。（1）同社の成長性がインターネット広告市場成長率を下回ると見込むこと、（2）目標株価とのかい離率11.1％はメディアセクター中央値から10ppts以内であることから、投資評価は「2」を継続。
今19.9期は営業増益に転じると予想するも、国内ネットマーケティング事業の苦戦は継続する見通し。9/25に同社は変化する事業環境への対応のため代表取締役を2名設置することを発表。これにより経営陣がネットマーケティング事業を再び成長軌道に乗せることができるのかに注目するとした。
セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、ネットマーケティング事業の苦戦は続こうとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は300円→180円と引き下げた。
主力のネットマーケティング事業における国内事業の苦戦と海外事業成長の鈍化などを反映し、今18.9期～22.9期の業績予想を下方修正。（1）同社の成長性がインターネット広告市場成長率を下回ると見込むこと、（2）目標株価とのかい離率11.1％はメディアセクター中央値から10ppts以内であることから、投資評価は「2」を継続。
今19.9期は営業増益に転じると予想するも、国内ネットマーケティング事業の苦戦は継続する見通し。9/25に同社は変化する事業環境への対応のため代表取締役を2名設置することを発表。これにより経営陣がネットマーケティング事業を再び成長軌道に乗せることができるのかに注目するとした。
★9:13 コムチュア－急騰 上期営業益を上方修正 高付加価値化や生産性向上で
コムチュア<3844.T>が急騰。同社は16日に、19.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の8.7億円のから12.1億円（前年同期比55.0％増）に引き上げると発表した。
高付加価値化、コンサルティング事業の拡大、積極的な資格取得による社員の戦力化、生産性向上、プロジェクト管理の精緻化などにより、売上総利益が前年同期比で17.3％増となる見込みとなった。また、2017年10月1日付けで連結対象から除外となったジェイモードエンタープライズの販管費およびのれん償却額の消失なども寄与する。
コムチュア<3844.T>が急騰。同社は16日に、19.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の8.7億円のから12.1億円（前年同期比55.0％増）に引き上げると発表した。
高付加価値化、コンサルティング事業の拡大、積極的な資格取得による社員の戦力化、生産性向上、プロジェクト管理の精緻化などにより、売上総利益が前年同期比で17.3％増となる見込みとなった。また、2017年10月1日付けで連結対象から除外となったジェイモードエンタープライズの販管費およびのれん償却額の消失なども寄与する。
★9:17 セブン＆アイ－ＳＢＩが「強気」継続 デジタル戦略の進化が待たれる
セブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>が8日ぶり反発。ＳＢＩ証券では、デジタル戦略の進化が待たれるとコメント。投資評価「強気」、目標株価6000円を継続した。
新アプリ戦略（離脱防止やグループ買い回りなどを推進。ダウンロード数は順調に伸びており、店頭での会計時の声掛けなどによる提示率向上が課題か）や新レイアウト拡大（カウンター商品・デイリー商品・冷凍食品強化）、サラダ・惣菜など長鮮度化への取り組み、セブン-イレブン・ジャパンにおける客数改善に向けた施策が徐々に効果を発揮、既存店の客数回復がカタリストと注目。今19.2期通期業績については、会社計画をやや上回る前期比増収増益での着地を予想しているとした。
セブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>が8日ぶり反発。ＳＢＩ証券では、デジタル戦略の進化が待たれるとコメント。投資評価「強気」、目標株価6000円を継続した。
新アプリ戦略（離脱防止やグループ買い回りなどを推進。ダウンロード数は順調に伸びており、店頭での会計時の声掛けなどによる提示率向上が課題か）や新レイアウト拡大（カウンター商品・デイリー商品・冷凍食品強化）、サラダ・惣菜など長鮮度化への取り組み、セブン-イレブン・ジャパンにおける客数改善に向けた施策が徐々に効果を発揮、既存店の客数回復がカタリストと注目。今19.2期通期業績については、会社計画をやや上回る前期比増収増益での着地を予想しているとした。
★9:19 帝人－続伸 生分解性樹脂「ポリ乳酸」製造から撤退
帝人<3401.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が生分解性プラスチック「ポリ乳酸」の製造から撤退したと報じられた。
仏エネルギー大手トタルと蘭化学メーカーのコービオンの合弁会社に製造技術を供与し、国内の製造設備を廃棄したという。今後は製造技術のライセンス収入を受け取りながら、外部から調達したポリ乳酸を自動車や電子部品の部材に加工する事業に集中するとしている。資本効率改善への期待から、株価は上昇している。
帝人<3401.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が生分解性プラスチック「ポリ乳酸」の製造から撤退したと報じられた。
仏エネルギー大手トタルと蘭化学メーカーのコービオンの合弁会社に製造技術を供与し、国内の製造設備を廃棄したという。今後は製造技術のライセンス収入を受け取りながら、外部から調達したポリ乳酸を自動車や電子部品の部材に加工する事業に集中するとしている。資本効率改善への期待から、株価は上昇している。
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