三菱製紙-続伸 セルロース繊維強化樹脂複合材料を開発と報じられる
三菱製紙<3864.T>が続伸。10月17日付け化学工業日報で、同社がセルロース繊維強化樹脂複合材料を開発したと伝えられた。
この熱可塑性樹脂に非可食性天然繊維を混練した成形用コンパウンドは、ミクロサイズのセルロース繊維を採用したのが特徴。無機フィラーに対して軽量化が図れるほか、金型やスクリュー鋼材への負荷を軽減できる。曲げ弾性率はPP樹脂担体に比べて木材パルプ品(フィラー混率30%)で75%アップ、高純度品(同)で2倍超を実現。寸法安定性にも優れており、同社では射出成形や押出成形向けに提案していく考えと報じられた。
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