前場コメント No.6 キユーソー流通、システム情報、旭ダイヤモンド、IDOM、RIZAPなど

2018/10/19(金) 11:30
★9:09  キユーソー流通システム-東海東京が目標株価引き下げ 次期中計は大型新拠点に注目
 キユーソー流通システム<9369.T>が続落。東海東京調査センターでは、次期中計は大型新拠点の効果に注目。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は3460円→3220円と引き下げた。
 現行の中期経営計画は16.11期~18.11期を期間としており、2019年1月の本決算発表時に新たな中期経営計画が発表されると見られる。2019年3月に埼玉県所沢市に竣工予定の「首都圏低温ロジスティクスセンター(仮称)」は、延床面積29802平方メートル、保管能力50851トン(冷凍・冷蔵)と、同社拠点でも最大級となる大型物流施設。竣工後は、冷却期間やマテハンの設置・貨物の搬入の準備期間を経るため、当初は費用先行となると見られるが、稼動後の収益貢献による業績の伸長(中計上の業績目標値)に注目。

★9:09  システム情報-3日続伸 FRONTEOと「KIBIT」活用した製品・サービス提供でパートナー契約
 システム情報<3677.T>が3日続伸。同社とFRONTEO<2158.T>は18日に、パートナー契約を締結し、FRONTEOが独自開発した日本発の人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を活用した製品の販売およびサービスの提供を開始すると発表した。
 同社のコグニティブ・サービスと優れたデータ解析技術と多くの実績をもつ「KIBIT」を合わせて活用することにより、多様なAIによる新たなサービスやアプリケーション開発が可能になると考え、パートナー契約を締結した。今回の提携を機に、両社では、AI導入に向けたコンサルティング、実証実験など、顧客の業務の効率化・自動化に向けたソリューションの提供をさらに強化するとしている。

★9:09  GMOペイメントゲートウェイ-反落 デジタルサイネージに決済サービスを提供
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が3日ぶり反落。同社は10月18日大引け後に、飛島建設グループ、ゼンリングループのWill Smart(ウィルスマート)が10月22日より提供を開始する、建設現場向けの働き方改革に貢献する各種コンテンツサービスとEC機能を併せ持つプラットフォーム「e-Stand」に、決済サービスを提供すると発表した。「e-Stand」から注文した工具や弁当などは直接建設現場に届けられるため、利便性向上や業務効率化が見込まれるとした。

★9:10  旭ダイヤモンド-4日ぶり反落 研削砥石やその関連製品の製造・販売を行なうチロリットと業務提携
 旭ダイヤモンド工業<6140.T>が4日ぶり反落。同社は18日に、研削砥石、ドレッシングツールおよびその関連製品の製造・販売を行うチロリット(オーストリア)と業務提携すると発表した。
 両社は製品を相互に供給することで互いの強みを活かし、顧客サービスの向上を目指していく。また、取り扱い製品の幅が広がることで、将来の市場変化への対応力も強化するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:10  IDOM-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 小売台数と台粗利の改善度合いを注視
 IDOM<7599.T>が売り買い交錯。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、1店あたり小売台数と台粗利の改善度合いを注視するとコメント。投資判断「Hold」を継続、目標株価は450円→300円と引き下げた。
 来期の利益V字回復を予想。ただし、今期下期(9~2月)での小売台粗利改善に関して不透明感があること、また、同社では過去数年戦略変更による収益性低下が続いていることから来期業績を織り込むリスクはとりづらいと考え「Hold」を継続。
 今19.2期営業利益予想は前回予想比16億円減額であるとしたが、これは1Q(3~5月)で実施した商品設計変更に伴い、低下した台粗利の回復が従来想定よりも鈍いことを反映するものとした。

★9:11  RIZAP-小安い 法人向け健康プログラムの導入企業が500社・受講者5万人を突破
 RIZAPグループ<2928.T>が小安い。同社は10月18日大引け後に、法人向け健康プログラムの導入企業が500社、累計受講者数が5万人を突破したと発表した。今19.3期中に10万人達成に向けて注力するとした。


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