前場コメント No.6 LTS、中外製薬、ジェクシード、サマンサタバサ、清水建設など

2018/10/25(木) 11:30
★9:10  LTS-大幅反落 「アサインナビ」の個人会員登録数が3500名を突破
 エル・ティー・エス<6560.T>が大幅反落。同社は10月24日大引け後に、アサインナビ(東京都新宿区)が運営するITビジネスコミュニティ「アサインナビ」の個人会員登録数が3500名を突破したと発表した。同社では、フリーランスの活用でIT業界の「働き方改革」を推進するプラットフォームに成長しているとした。

★9:10  中外製薬-3日続落 3Q累計営業益28%増 骨・関節領域における主力品が堅調
 中外製薬<4519.T>が3日続落。同社は24日に、18.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS基準)は979億円(前年同期比28.4%増)だったと発表した。
 タミフルを除く製商品売上高では、骨・関節領域における主力品が堅調な推移となった。また、海外製商品売上高では、アクテムラ、アレセンサのロシュ向け輸出が増加した。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★9:10  中外製薬-MSMUFGが目標株価引き上げ 3Qは期待通りの好決算
 中外製薬<4519.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、3Qは期待通りの好決算と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7000円→7700円と引き上げた。
 9カ月累計コア営業利益(OP)1032億円(前年比+31%)はIFISコンセンサス1012億円を上回り好調。通期会社ガイダンス(コアOP1080億円、据え置き)に対する進ちょく率は95.6%と高水準。海外のActemra、Alecensa、Hemlibraが業績をけん引。株価は直近3カ月で大きく上昇したが、Hemlibraの業績貢献の本格化、次の新薬が浮上開始(Satralizumab、SKY59、GLP1など)を踏まえると、アップサイド余地はまだあると考えるとした。

★9:11  ジェクシード-反落 ブリッジインターナショナルと業務提携 サービスを連携
 ジェクシード<3719.T>が反落。同社は10月24日大引け後に、教育、翻訳・通訳サービスを含めた日本と海外の橋渡しを支援するサービスを提供する、ブリッジインターナショナル(東京都渋谷区)と、外国企業向け日本市場への参入支援サービスに関して業務提携を締結すると発表した。
 海外企業向けコンサルティング・サービスである「GX_Incubation」を拡張し、新サービスの提供を開始する。提携によって両社の知的財産やサービスを組み合わせて「海外企業の日本市場参入」を支援するソリューションを共同で開発し、提供するとともに、両社の教育とタレントマネジメント領域におけるスキルと経験を結集して、人材育成や教育分野における新規事業の開拓を共同で進めるとした。

★9:12  サマンサタバサ-7日続落 店舗向け「Amazon Pay」のスマホ決済サービスを導入
 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が変わらずを挟んで7日続落。同社は10月24日大引け後に、NIPPON Tablet(東京都品川区)と協業し、サマンサタバサ4店舗にタブレット端末を設置したと発表した。ニッポンタブレットの端末は国内で唯一、「Amazon Pay」のスマホ決済に対応できるため、国内のファッションブランドとしては初めて、「Amazon Pay」のスマホ決済が可能になるとした。

★9:13  清水建設-みずほが目標株価引き下げ 公共事業比率が相対的に低いことがネック
 清水建設<1803.T>が反落。みずほ証券では、公共事業比率が相対的に低いことがネックと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1240円→990円と引き下げた。
 今19.3期営業利益は会社計画(1230億円)を上回る1280億円と予想。今19.3期1Qの営業利益の進ちょく率は16%にとどまったが、今19.3期後半以降に計上される大型案件が多く、おおむね順調に推移しているといえる。みずほでは、来20.3期および21.3期は労務費が増加すると見込まれることから、来20.3期営業利益は1220億円、21.3期は1135億円と減益を予想。


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